子宮頸がん検診で高度異形成だった②


コルポスコピー検査(精密検査)

下着やズボンまで脱いで内診台に座るよう指示があり、さっと座る。
先生から力は抜くよう言われるが、何をするかわからないので非常に怖く、全然力は抜けませんでした。

事前に調べていた情報としては、
病変部分に酢酸をかけて病変がどこか分かりやすくする。
病変を2ミリ程カットし(怖すぎ)採取する。
痛みはあまりない。
ということでした。
内容を聞いただけでヒュンとしましたが、痛みがそんなにないならまぁ大丈夫でしょうという感じで臨みました。

そんなこんなで処置が始まり、金属が入る感覚があり、金属が設置されている少しの痛みと、最初は中をざわざわしている感覚がありました。多分酢酸で浸していたんだと思います。

この段階では激しい痛みはないのですが、見えない状態で処置が進むという不安感と、鈍い痛みや違和感で恐怖感がいっぱいになりました。

そのあとすぐ、「生理痛みたいな痛みがきますよー」と言われて、強い生理痛のような痛みと、パチン、パチンという音が聞こえたので、病変部分をカットしているんだと理解できました。合計2回ほど音が聞こえたので、2箇所取ったんだと思います。
この時点で痛いと感じたので、ほとんど痛くないは嘘でした。

そのあとはガーゼを詰めてました。
結構な分量を詰めてる感じがして、詰められる状態も、痛みというか気持ち悪さ、しんどさが続きました。

私の感覚ですが、子宮頸がん検診の辛さが1だとすると、コルポは10くらいの辛さでした。個人差はあると思いますが、私は二度とやりたくないと思うくらい辛い時間でした。

時間自体は5分くらいで本当にすぐ終わったので、先生の技術に感謝。

コルポスコピー後


先生は「見た目的には中度くらいいってそうかな」と。

中度まではこのクリニックで処置ができるそうで、それ以上の高度になってしまった場合は、別の病院を紹介する、とのことでした。

超音波検査も同時にしたのですが、こちらは健診時の結果と同様、子宮内膜も特に問題がなさそう、とのことで安心しました。

コルポスコピーの検査結果は3週間後くらいで、ネットから確認できるとのことでした。中に詰められたガーゼは翌朝必ず取るように言われました。

その後すぐに待合に戻ったところ、突然血の気がさーっと引く貧血の感じが発生しました。顔・唇が冷たくなって、吐き気がして、目の前が暗くなっていく感じです。

これはおそらく出血のせいとかではなく、恐怖感・不安感からくる迷走神経反射かなと思いました。注射とかで失神する方がいらっしゃるやつ。

迷走神経反射は、ストレスや疲れ、緊張、強い痛み、排泄、腹部内臓疾患などの刺激によって起こります。副交感神経が活発になり、血圧や心拍数が低下して脳への血流が落ち、失神に至ります。

https://www.jaam.jp/dictionary/dictionary/word/1103.html

過去何度か同じようなことがある(電車で30分ほど立ちっぱなしだった時など)ので、とりあえず体勢を低くしなきゃと思い、待合で急いで席を確保して、頭に血が行くように完全に突っ伏し、旦那とLINEすることで意識を保ちました。
おかげで目の前が真っ暗になっていくのは回避でき、お会計まで非常に変な体制で待っていましたが、特に何も言われませんでした。

10分ほどでお会計の呼び出しもあり、その場でWebから診断結果を確認する方法なども教えてもらいました。

帰り道と帰宅後

11月の寒い日で、吐き気も続いていたため外はさらに寒く感じました。

家から近いクリニックを選んだので、帰りは30分程度の帰路だったのですが気分の悪さはなかなか軽快しませんでした。

帰宅してもなお、顔の真っ青は継続していたので、すぐ横になりリンゴジュースとチョコレートで糖分を摂取。

寒さが治まらなかったので、厚着してあったかいクラムチャウダーを飲んだらかなり回復しました。

その後は生理痛のようなズーンとした痛みがあり、横になって過ごしました。ガーゼが入っているからか、血液などは一切出てきませんでした。

18時くらいに処置をして、0時くらいには痛みも治り、普段通り過ごせました。

恐怖のガーゼ抜去

ガーゼは自分で引っ張れるようになっていて、先生に言われた通りに翌朝引っ張り出しましたが、想定通りすごい量が入っていて、引っ張り出す際には不快でした。が、特に痛みはありませんでした。

ガーゼは想像するあの形状ではなく、紐状の状態で押し込まれてました。
握り拳くらいのガーゼが出てきて袋に入れて捨てました。
なんかスッキリしました。

コルポの結果は次回お伝えします。

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