子宮頸がん検診で高度異形成だった③
コルポスコピー検査の結果
先生の見立て通り、「中等度異形成(CIN2)」という結果でした!
(ちなみに、同時に先生の勧めで受けた性病検査は特に引っかかりませんでした。)
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中等度異形成は、ほとんどが自然治癒しますが、高度異形成や長期に感染が持続している場合は子宮頸がんに移行する可能性が高いとのことで、治療が必要になるというお話でした。
私の通っていたクリニックでは、中等度の診断がついた場合、異形成や子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスの型を調べて、ハイリスクとされている型に当てはまる場合は、蒸散法というレーザー治療(手術)をしましょう、という形でした。
ハイリスクとされていたのは下記の型で、
16 18 31 33 35 45 52 58
のいずれかに該当する場合、保険適用で蒸散法での手術になるとのことでした。
これ以外の型の場合は、2ヶ月ごとの定期検診(経過観察)になるようです。
蒸散法とは、簡単にいうとレーザーで子宮頸部の異形成を焼き払う治療とのことで、比較的ライトな手術となり、日帰りの手術になるとのことでした。
術後の妊娠にも影響はみられないとのこと。
高度異形成の場合はこの蒸散法は適用にならず、円錐切除という形で病変部分を丸ごと円錐型に切り取ってしまう手術が必要になります。円錐切除は、頸部を切り取ってしまうので、赤ちゃんが通る道が短くなり、出産時の早産リスクが高くなることが指摘されています。
仮に、高度異形成の診断がついても、今通っているクリニックでは円錐切除はできないようで、高次病院に紹介という形になるみたいです。
ヒトパピローマウイルスの型の検査
いつも通り内診台に上がったところ、すぐに先生が細胞?を取ってたと思うんですが、子宮頸がんの細胞診と同じ感じでした。
本当にすぐに終わりました。
多少出血はあるものの、前回のコルポスコピーと組織診に比べると本当に屁でもなかったです。全然気分も悪くなりませんでした!!!
採取自体は3分くらいで終わり、結果は1週間後くらいでWebから確認してねということでした。
ヒトパピローマウイルスの型の判明
不安で翌日からほぼ毎日スマホから検査結果を見に行っていましたが、1週間ほどで結果が出ていました。
結論、
58型ということで、
ハイリスク型に当てはまりました。
これまでずっと婦人科検診には引っかからず、突然高度異形成の疑い、という結果が出たので、進行が早そうだな、と思って覚悟はしていたのですが、
やはりハイリスク型でした・・・TT。
ちなみにこの58型は、ローリスクの型に比べると3倍くらい子宮頸がんになる可能性が高いということでした。
実際に結果を見ると、やはりがっくりきました。
というわけで手術は避けて通れない道となったので、早速手術を予約しましたが、仕事の状況を考えると、少し先の予約になってしまいました。
ワクチンの接種について
実は、私は小学生高学年くらいのタイミングで「子宮頸がんワクチン」を接種してるにも関わらず、ウイルスに感染してしまいました。
正確なところはわかりませんが、恐らくワクチンでカバーできていなかった型に感染したのだろうと思います。
ワクチンには3種類あるらしく
ガータシル(4価ワクチン: 6, 11, 16, 18)
サーバリックス(2価ワクチン: 16, 18)
シルガード(9価ワクチン:6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52, 58)
これのどれを打ったかが現時点ではわからないのですが、恐らく9価ワクチンのシルガードでなかったために、58型に感染してしまったのかなぁと思っています。
子宮頸がんは唯一ワクチンで防げる病気なので、打ってない方は早めにシルガード打っておくことをお勧めします。
型なんて知らなかったし、ハイリスクの型ありすぎやろ、、、と今思います。
次回、蒸散法(手術)の内容を紹介します。