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何度目かの朝。

朝です。
朝靄の中、朝日が眩しく光っています。

生まれてから何回目の朝なのでしょう。
計算すればわかりますね。
でも、計算はしません。
朝ですから。
まだ脳みそは夢の中です。

朝靄の向こうから
電車の音や、バイクのエンジン音、
幼子の泣き声や、シャッターを開ける音、
自転車のベルの音や、救急車の音、
おじさんのクシャミや、カラスの鳴き声、

色んな生活の音が聞こえてきます。

私の脳ミソはまだ夢の中でも
町は動き始めています。

何度目かの朝日に目を細めながら、
大あくびをして、
もう一回寝ようか、頑張って起きようか、
脳ミソに相談してみましょう。

こうやって、
文章を書いてはいますが、
目はもう、ほとんど閉じています。