子どもの熱で仕事を休む
子どもが熱を出して休む時、どうしても申し訳なさが付きまとう。仕方ないのは分かっているけど、なんだか色々心がいたい。
職場の人やお客さんに迷惑をかけてしまうのが申し訳ないし、申し訳なく思うこと自体子どもに対しても申し訳なく思う。
職場の上司は気兼ねなく休めるように、優しい言葉をかけてくれるけれど、余計な仕事を増やす事実は変わりない。
こんなに上司や同僚に恵まれていてもくよくよしてしまうんだから、ちょっとでも嫌な顔されたら子どもを犠牲にしかねないとも思ってしまう。
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そんなとき、この事を思い出す。
以前の職場で1年間、産育休をとらせてもらった。
妊娠がわかって当時の上司に報告した時、上司は困ったような顔をした。
私はすみませんと言った。
話が終わってから、なんで謝ってしまったんだろうと、悔しくなった。出来たばかりのお腹の中の赤ちゃんを邪魔者にしてしまった気がして、ごめんねと思った。
でも、その時からこう思うようにしている。
謝って済むなら謝ろう。そして子どものために休もうって。大げさかもしれないけれど、謝って守れるなら謝ればいいやって。
自分が休んでその分の仕事をしてくれたことに感謝して、売り上げ減ってしまったことにちょっとごめんなさいして、それでも子どもが辛いときにそばにいられたなら、まあそれでいいか。
3日位休んでも、信頼を失わないような実力をつけるように日々頑張るだけだな。
そして、ごめんなさい、ありがとうって言いながら皆んなに助けられて仕事と子育てを両立していくしかないんだな。