とうとうバチェロレッテを見た。
修学旅行の夜の女子部屋か!入りにくいわ!」
娘とベッドで一緒にバチェロレッテを見いていたら、あまりに盛り上がっていたらしく、夫のカフェ男は寝室に入って来られなかったらしい。
おかげで、彼の睡眠時間と娘の勉強時間は1時間少なくなった。
数日前、体調が悪かったので、とうとう噂のバチェロレッテを見た。
私、もともと、恋愛リアリティーショーって興味なくて。
バチェラーも数年前にかなりの倍速か、スクロール飛ばして結末だけみた。
でも、今回思わずハマってしまったのだ。
わたし:なにが面白かった?
むすめ:うーん、ゲームっぽい。
確かに、男性が女性を狙うとゲーム感覚がある。
女性を落とすゲームを見てるようで楽しい。
バチェロレッテのするどい質問に、フワッと男子がバッサリ斬られる。
その瞬間、ゲームオーバーになったことが、ローズセレモニーを見なくてもわかる。
そして、ゲーム感覚でハマった男性ほど、最後の結末に納得がいかないのもわかる。
だって、救いに行ったのに、ピーチ姫が「クッパといる」って言ってるようなもんだもん。
違うか(笑)
そして、男性陣がいつの間にかゲームに入り込んで、萌子様にのめり込んでいく姿も、
なりふり構わずぶつかっていくメンズたちの姿もリアルで面白かった。
一方で、萌子様はどんどん苦悩していった気がする。
「真実の愛とは?」
って何回か言ってた。
私も、思わず考えてしまった、真実の愛ってなんだろうって。
でもすぐさま、考えるのをやめた。
だって、真実の愛なんて、そこら中にあるじゃん。
私が愛犬にご飯をあげるのも、娘にべったりするのも、カフェ男といることも、
両親や祖父母が私に注いでくれたのも、全部真実の愛でしかない。
コーヒー豆屋のおじさんがコーヒー豆を愛してるのも、
私に向けられた愛じゃないけど、真実の愛だし。
仮に、私が昔大好きだった人を、今、大嫌いだとしても、その時の愛は真実の愛でしかない。
もちろん、萌子様が、生涯をともにするパートナーとの真実の愛を探してるのはわかる。
真実の愛というよりも、「愛の形」を探してるんだろうな。
「自分の望む愛の形」と、それを与えてくれる人を。
参加した男性たちは、それぞれの形で萌子様への愛を伝えてた。
萌子様が、仕事を2ヶ月休んで参加してくれた人に、真摯に向き合い、
一人ひとりのパーソナリティーを尊重してる姿は愛に溢れてた
鋭すぎる質問をするのも、それはキツイのではなく、萌子様の愛の形。
だからこそ、萌子様にみんなどんどん惹かれていった。
見終わって、2日経って思う。
同じ分の愛を返さなきゃいけないと思うから、ツラくなるのではないか?
男性陣に愛を持って接すれば接するほど、愛される。
そこでまた、愛を返せないことに罪悪感を感じなくてもいいんじゃないかなと。
(感じてないかもしれないけど)
見返りを求める愛なら、それこそ真実の愛じゃない。
同じぐらいの愛を返そうと思って努力するのは、それこそ、義理の愛情になる。
最後の決断も、私的にはすごく好きだし、むしろリアル。
なんかの記事を読んだら、バチェロレッテの感想は自分の価値観をあぶりだすリトマス紙と書いてあった。
楽天的な私は、そこら中から、もらえる愛はもらっとこって感じである。
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