見出し画像

雀魂の三麻 金の間で勝てないっ・・のはなぜ?放銃率に潜む罠

こんにちは、トムそんです。

三麻初心者が金の間で勝つのは大変

麻雀をルール覚えるところから覚えて約4か月。雀魂で玉の間まで行きました。三人麻雀は情報が少なく、運に左右される部分が大きいので成果を確認するのも一苦労。2000半荘を超える対局を経て、雀豪⇔雀傑を何度も行き来し、雀傑に落ちることもなくなってきたことから、この間を行き来するために必要な事柄はある程度身についたかなっと思います。

とむそんも冒頭2か月目辺りまではかなり無駄な努力というか、影響の少ないことばかりしていたり、たまたま運で成果が出た(ように見えた)ことで一喜一憂していたりして疲れました・・笑 後段したときは、徹夜で鬼打ちして取り返そうとしてました。雀鬼ならぬジャンキーですな・・。

四麻はしたことがないので分かりませんが、巷の情報を集めれば四麻と三麻は別物と言われています。また三麻でよく言われるのは誰もが聞いたことのある次のような話。

・上手い人ほど放銃率が低い

・上手い人ほど副露率が低下する

じゃんたま

じゃんたま2

これは三麻のランキング上位者の半荘戦データを借用したものですが、低い放銃率と副露率が読み取れます。この記事を見ておられる方が金の間あたりであれば、17%±0.5%付近ではないでしょうか?

トムそんも初期はこのような情報を頼りに対局を進めていました。

低い放銃という落とし穴と勝率を下げる要因

しかし、ここに大きな落とし穴があります。上位者の放銃率だけを見てはいけません。金の間を脱出するためにやってはいけないことは、

上位者の放銃率に近づこうとするあまり、地蔵のようなプレイヤーになることです

極端な話、対局中、配牌オリをし続けていけば超上位プレイヤーのような放銃率(10%以下)や副露率を誇ることができるでしょう。しかし、それで勝てるでしょうか?勝てませんよね。他人に上がられ続け、運が良ければ2位、他2名にツモられ続ければ3位です。こんなものをラス回避というのであれば、ラス回避なんてゴミです。

要するに、単に低い放銃率だけを追って何が起こるかというと、三麻の構造上、地蔵プレーというミスにより生じた利益を残りの2人のプレイヤーが享受し・・・

画像3

アカギと市川のようなプレイヤーが戦い、あなたは人数合わせの地蔵として、決してトップに上ることはないのです。

三麻は先手必勝の速度ゲー

ルールすら分からんド初心者レベルのトムそんが玉の間までたどり着いて感じたのは、

三麻は何よりも最速/最短で和了を目指す

ということ。金の間までであれば、3人全員が最短で和了手順を踏めることは稀です。まずは、最短での和了技術があれば金の間で少しずつポイント上昇を重ねていけるでしょう。あとは対局数をこなせば自然に昇段できます。牌効率を誤るということは、自分の和了が一巡遅れミスとも言えます。三麻の一巡は非常に価値があります。誰かのリーチを受けた時に、リーチ者のツモ牌を山に戻すことができる魔法(笑)があればかなり有利になることから感覚的にも分かるのではないでしょうか?

この結論に至るまでに、「手出しツモ切り」や「ポン出し読み」「捨て牌読み」「リーチ者対策」「手配読み」「スライド、空切り」など様々流れている情報を読み漁りましたが、どれも最速和了技術に比べれば「圧倒的些少ッ・・!」な技術です。最速和了と、両面の筋の話(5が切られていたら2-5,5-8はまだマシ)が分かれば十分です。

要するに、「序盤の孤立牌の処理」と、「中盤の牌効率」を押さえれば上位者との対局でも33%は最強と言われる先制リーチのチャンスがあるわけです。金の間では、全員が最速を繰り出せるわけではなく、1人は27%ぐらいの人が出てしまいます。そうすると、残りの2人の和了が33%⇒36%のようになって、勝ちやすくなります。また、最速和了の技術を身に着けていけば、自然と他の対局者の和了気配も分かるようになります。これらの副次的結果としてあなたの放銃率も自然と下がります。初心者の放銃率は地蔵に繋がるような意図的な下げよりも、牌効率などを駆使して自然に下げる方が有効過ぎるのです。

最速和了技術(牌効率)は他の技術よりも圧倒的に価値がある...!

いや、俺(私)牌効率通り打っているのに勝てないんですけど・・?

分かります。トムそんも牌効率を勉強しているときは、「牌効率通り打っているのに勝てない」現象を味わいましたから分かります笑。

しかし、「牌効率通り打っている」と思っておられる方は次のどちらかです。

・(自分では)牌効率通り打っている

・(客観的に)牌効率通り打っている

トムそんは前者でした。牌効率本を読み、ブロック打法を行って・・・いると思っていましたが、牌譜を改めてみると、シャンテン戻しや受入枚数の低い打牌をしたり・・。金の間で勝てないのであれば、牌効率通りに本当に打てているのか再確認する価値は十分にあります。

逆に客観的に牌効率通りに打っているのであれば、あとは打数の問題です。超上位者であっても30%弱は負けるのです。それが三人麻雀です。金の間プレイヤーであれば、1位率33%ちょっと+、3位率33%ちょっと-といった感じでしょうか?それぐらいの差を対局数で具現化していくような作業が必要です。

まとめ

金の間で勝てない!その原因はまずもって「最速和了技術(牌効率)」の習熟度によります。ここを何とかするまで、他の話は興味本位程度でいいでしょう。

牌効率が大事なことは分かっとるわい!との声もあると思うので、そのうち、金の間の配譜を参考にした記事を書きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!