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人生初の宿泊込一人旅。in群馬(前編)

忘れもしない、あれは昨年(2022年)の夏休みのこと。教習所に入所したり、友人とお出掛けしたり、地元に戻ったりという感じで日々を過ごしていた。しかし、あと1週間で夏休みが終わろうとしていたところで、心残りが一つ。

ー 泊まり込みの旅行、してないぞ ー

本当は小学校からの友人と8月頭に大阪へ行く予定だった。が、コロナの影響で泣く泣くキャンセル。更に、泊りがけで行く予定だった別の用事も流れてしまった。全て日帰りしかしていない。ショック。

当時の自分:「この夏休みを逃すと、次は春休みまで待たないといけないのか?」(今では週末で全然行けるじゃんに考えが変わったが)
「よし、9月末で8月頭に比べたら割とコロナも落ち着いて来たし、感染対策を講じた上で旅行行こう」

どこに行こうか

考えた時、思い浮かんだのは推しの姿。
申し遅れたが私は藤井風を強く推している。実はこの時10月のスタジアムライブ(大阪遠征)が当たっており、折角ならその気持ちを更に高められるものとして今回の旅を位置づけたいと思った。

ということでこれまでのメモ等を見返してみた所、聖地が割と近くにあることが発覚。そう、群馬は藤井風の楽曲『まつり』のロケ地がある場所。これは行くしかないでしょ。と思い学割使って切符取ったり、夜行バスの予約したりした。(これは大阪遠征の練習台として)

聖地巡礼プランは1日目:臨江閣(前橋)、2日目:楽山園(甘楽町)
この2つが今回の旅のメインスポットとなるが、それ以外にも観光スポットはある程度調べて検討をつけておいた。

いざ当日。

電車に揺られること約3時間、前橋駅に到着。
まずは腹ごしらえということで。

群馬名物 登利平『鳥めし竹重』800円
https://www.torihei.co.jp/storemenu/

流石名物だけあって、お肉にタレが染み渡っていた。というかそれ以上に炒り卵がポロポロ過ぎて感動した。こんなにきめ細やかな炒り卵は初めてで、ほんのり甘みも感じられて最後まで美味しくいただけた。また食べたい。

「無料(格安)スポットないかな~」

基本的にお出掛けする時にはこの思考なので、タダ(低予算)で楽しめる場所を回ることが多い。そのため、前橋周辺も検索した結果2か所に行くことを決めた。

・群馬県庁

天気がとても綺麗だった
【今回のサムネ再掲】高さに圧倒…

あ!これニューイヤー駅伝でみた所だ!
ぐんまちゃんのモニュメントが立っており、写真撮影にはもってこいの場所。32Fの展望台へは無料で入ることができる。雲がほとんどない快晴で、自然を見ることができる方向もあるし、街の景観を一望できる方向もあるしで想像以上に満足できる場所だった。後、夜はライトアップもされるらしい。思ったより高さがあると思ったら、

33階建て153.8mで道府県庁舎として日本一の高さを誇っています。

群馬県庁展望ホール|観光・体験 | 前橋の観光・旅行情報サイト 「前橋まるごとガイド」 (maebashi-cvb.com)

そりゃ高いですわ。ちなみに、これまでに私が行ったことある場所との比較:東京都庁:202m フジテレビ本社はちたま:123m 千葉ポートタワー:113m

・るなぱあく

かわいらしい遊具が沢山

日本一安い遊園地ということで、10円や50円で遊具に乗ることができる(大人も!)LINE登録でクーポン貰えるし、フリーパスですら400円(HPに個人でのフリーパスは記載なしなので無くなってしまったのだろうか、泣)という破格。夢の国の何分の一の値段だ…?とはいえ、遊園地の定番であるジェットコースター(割と速度がでてスリルあった)、メリーゴーランド、豆汽車、ミニカー、飛行機などがあって童心に帰って楽しめた。本当に採算取れてるの…?って何度も思ってしまう程、格安すぎてビビりますよ。

そしてここには立体迷路があった。2コースあり、意外と難しく頭も使うもので、運動になる。フリーパスとは別で料金(200円)がそれぞれ必要だがやる価値はあった。迷路の途中でスタンプを集めつつ、頂上のゴールを目指すというものである。

片方をクリアし、もう一つのコース挑戦中、5歳くらいの子に「おにいさんおにいさん、このスタンプどこにあるかわかる?」
「いや~僕も探している途中なんだよね~」「じゃあいっしょにさがそうよ!」となり、一緒に探すことに。3歳くらいの妹とお母さんも一緒にいて「すいませんね~」と言われながらも子供の無邪気さ・パワフルさに元気を貰ったので結果オーライ。無事にゴールまで辿り着くことができた。

小さい子と関わる機会なんていつ振りだろうってくらい久しぶりだったし、園内ですれ違う時にも「おにいさん」って呼んでくれるのも新鮮でルンルン気分だったのを今でも覚えている。

ベンチで休憩している時に、その子のお母さん(正確には子供のおばさんに当たる人でした)とお話したんだけど、結構大変な思いをしているんだなと。会話で覚えているのは「青森に行った方が良い」「お嫁さん選びを間違えると大変なことになる」という2点。詳しい話は私の心の中にとどめておきます。 

色々あったけど忘れられない旅先での出会いになった。あのキッズが元気に育っているといいな~

大分長くなってきたのでこの辺りで今回は区切り。

ではまた。

とむ

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とむ
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