自己紹介(ちはる)

初めまして。ちはるです。
今年の春に大学を卒業しました。今は社会人です。日本に来る外国人のビザを発行するための書類を作る仕事をしています。

さて、今日は、
●どうしてこの活動をやろうと思ったのか
●この活動で目指したいこと
このふたつについて、私の自己紹介も含めて書こうと思います。

今の思いを整理するために書きました。
わたしたちが進むこれからの道のりを見てくれたら嬉しいです。


●どうしてこの活動をやろうと思ったのか

私の好きな映画に、
『人生は静かな絶望に生きるという。甘んじるな、前進しろ。』
という言葉が出てきます。

小さい頃、毎日はやりたいことに溢れていました。
家の周りを探検して地図を作ったり、通学路で出会う散歩中の全ての犬と仲良くなると勝手に決めて飼い主さんに話しかけ続けたり、同じマンションに住む友達の部屋と自分の部屋を直接繋ぐすべり台が作れないか本気で考えたり、、、

そして、際限なく夢を描いていました。
先に書き連ねたような、自分の『やりたいこと』の先に、何も恐れずに夢を見ていました。
冒険家、動物園の飼育員かペットショップ屋さん、建築家・・・

けれど、あんなに沢山抱えていた『やりたいこと』は、
成長の道のりを歩いていくうちに、一つずつ落とし物をこぼしていくように、気づかないくらい音もなく静かに消えていってしまいます。


私は毎日をなあなあで過ごしたくありません。
自分の心が震える、『やりたいこと』にいつまでも敏感に生きていたいのです。


●わたしがこの活動で目指したいこと

私は大学で、移民や難民について勉強していました。
移民・難民とは、簡単に言うと、様々な理由で母国を離れて別の国で生活をしている人のことを指します。(本当は両者の違いもあるけれどここでは省略しますね。)

国が違う、見た目や言葉も違えば、大切にしていることも違う。
そういう『違い』をありのままで捉えられる。そういう社会になったらいい。

これは民族の違いに限らず、人間ひとりひとりの違いにもいえることだと思います。

多方面に広がる複雑なグラデーションのように違う、全ての愛すべき人間たちが、人間らしく生きていける世界になってほしい。
他の誰かに選択肢を狭められず自分で自分のことを決められるように、自分の成長を喜べるように生きたい、生きてほしい。


わたしは静かな絶望には生きていたくない、
わたしたちの社会に向けて、何かしたい。
小さくていいから、まずひとつ、石を投じてその波紋を見てみたい。

そんなことを胸にしながら、
石、投げてみようと思います。





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