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防府読売マラソンの結果について本気出して考えてみた(前編)

防府読売マラソンとは

防府読売マラソン(ほうふよみうりマラソン)は、毎年12山口県防府市で開催されている日本陸上競技連盟(日本陸連)公認のマラソン大会。(Wikipediaより抜粋)
高低差が少なく、記録を狙えるレースであること、参加資格がベスト記録4時間以内であることから、都市型の”お祭り”的な雰囲気はほぼゼロに近い大会です。今大会の参加者は約3,500人。スタート地点真横に待機施設と芝生のウォーミングアップ場があることや、スタート25分前からのスタートゲート入場ができることから、都市型マラソンより余裕をもって準備することが可能でした。

コースは周回かつ行って帰ってくるので応援しやすい
高低差:前半はかなりフラット。上っても10m程度。

今大会の目標設定

シンプルに「2時間40分」を切る。2月の熊本城マラソンでもチャレンジまししたが結果は2時間40分49秒。あと1分を削り出すことだけを考えて取り組んできました。ちなみに1㎞平均ペースは3’47”。コースの起伏も少ないことからイーブンで推移すれば達成可能と思ったのでプランもなし。

装備品

ウェア:adidasキャップ、ADIZEROシングレット、adidasアームウォーマー、2XUタイツ、C-WXカーフ、itoix足袋ソックス
シューズ:ADIZERO ADIOS PRO3
腰ベルト:ファイテン
ジェル:amino saurus elite #3,#4
テープ:KTテープ(ふくらはぎ、腰部、腸腰筋)

時計設定

garminのオートラップ(1km毎)はオフしてペース計をチラチラ確認する程度。これまでは5㎞毎に手動ラップを押していましたが、試験的に3㎞毎としました。5㎞だとペース上下の解像度が若干荒い感じがあるので。あと頭の体操にもなるかなと思った次第。

レース内容

時々押し忘れております。

1~9㎞:スタートがかつてなくスムーズに行けた結果、速めの集団に入ってしまう。「2:40切り」というより「ワンチャン2:35いけるかしら」集団といった印象。落として単独走するよりも消耗は少ないだろうと判断しさほど重要に考えず流れに任せることにしました。このペースにこの人数いるのかーという高揚感あり。

9~21㎞:2:35やっぱ無理、3’45”/㎞あたりで行こうという空気に。というか16㎞くらいまで引っ張らされるハメに!ただ、とても性格のいいナイスガイが共に引いてくれたことと、「代りますよ」と交代してくれる方もいて、集団の空気は最高でした。雑談するくらい暇だった。いい傾向。

21~30㎞:ハーフ以降市街地に入り、下り(の印象無し)に入るも向かい風が強くなる&日差しが強くなってきました。2列目で走っていたので気づかなかったけど、ナイスガイなどの皆がいなくなっていました。そして25㎞で先頭の方がペースアップし、楽しい集団は崩壊。35㎞くらいまで集団で行きたかった気持ちはあれどこればかりは仕方ない。そして3’45”ペースをキープするのに力を使い始めます。気を抜けば3’50”が表示される感じ。

30~36㎞:単独走となるもすれ違う人たちの中に知り合いを探すことで気を紛らわす。
32㎞、残り10㎞を4’00”/㎞で行けば2:40切れる事はわかっていましたが、できるだけ落ち込み始める時間は短くしたい。なぜなら落ち始めたら塞き止めるのは難しい。頑張って削った2秒/㎞も簡単になくなってしまう。一旦距離も疲労も置いといてテンポキープに徹し、結果的に36㎞まで持ちこたえたことが最終結果につながったと思います。というかこの6㎞くらいのために日々練習しているようなもの。

36~42.195㎞:もはやただの地獄。三田尻大橋ではペース計が4’20”を表示して焦らせてくる。何とかゴールへ、とにかくキロ4死守。競技場ゴールは初めての経験だったので勝手にトップランナーみたいな気持ちになりました。

最終結果

2時間30分台ランナー爆誕
前半78分26秒、後半80分12秒

参考:熊本城マラソン2024の結果

前半79分59秒、後半81分12秒

サブ40達成!だが。

目標を明確に決め、無事達成できました。初マラソン3時間27分の自分が知ったらひっくり返る結果。青島太平洋マラソンでサブエガを達成した時も、「これ以上の向上は想像ができない」と思っていたので、達成したら泣くだろうなと思っていました。
しかし、ゴールした時の気持ちは意外なもの。もちろん「嬉しい!ちゃんと達成できた」という気持ちもありましたが同時に「くっそー」という気持ちも沸いていました。というか若干そっちのほうが勝る。
なんだこの気持ちは。なんだろう。
ということで後半へ続く。。。

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