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シティリーグレポとデッキ解説【PoisonToolBox(ガケガニ・テラパゴス】

シティリーグに参加してきたので、その大会レポートとデッキ解説です。

・大会:シティリーグ2024シーズン2
・会場:三洋堂新開橋店
・日時:2024年12月7日

キャンセル待ちで当選した妻と参戦、ポケカデートです!

1.デッキ成り立ちの経緯

シティリーグの一か月前、デッキ候補は、
・テラパゴス&リザードン(シーズン1続投)
・猛毒モモワロウ(新デッキ)
の二つでした。

後者のデッキを気に入ってましたが、バトル場の圧が弱く勝ち切る力が不足していました。別の毒コンボを活かした新しいデッキを検討する中、テラパゴスとガケガニを合わせたデッキアイデアを発案。ggってみたら海外で既にありました。同じこと考える人がいるんだねw

2018年世界チャンプRobin Schulzが11月30日に開催されたRegional Stuttgart 大会にて7位の好成績を残した【ガケガニ・テラパゴス】のリストです。

Klawf Terapagos

すぐに同型の海外デッキを調べて、各カードの採用理由を分析しました。おかげで、スマホの画像が毒まみれになりました(笑)

こうした海外デッキを良いとこどりして60枚のリストが完成しました。この作成手法が初だった(いつもは自分流に大きくアレンジする)ため、反省点が有りましたね。★有料部分

このデッキ、メインアタッカーの名を関して【ガケガニ・テラパゴス】と呼ばれています。しかし、僕が受けた感覚は少し異なり、毒を絡めたコンボデッキと感じていました。
なのでデッキ名は、タイトルにある【PoisonToolBox(毒の玉手箱)】と名付けました。

元々使っていた二つのデッキを合作したため、回し方をスグ理解出来て大会投入を即決!
また、このデッキの長所として、モモワロウによる先攻ワンキルが挙げられます。前回のシティリーグ(一年半ぶり)は、頭のスタミナ切れで全6戦を戦いきれなかった反省がありました。このデッキならば、イージーWinが狙えて、頭への負担が少なく大会をこなせる可能性が高いこともデッキ選択理由の一つでした。

2.デッキリスト

早速、大会で使用したリストです。

デッキコード[EpXX2y-wPcZ6n-pMpRyM]

1枚採用が多いので、丁寧に解説していきます(文字多め)

3.構築の解説

まず、ポケモンから。計13種類と多いです。

メインポケモン4種

・テラパゴスex:メインアタッカーその1。ダブルターボとベンチ5体で130ダメージ、ゼロの大空洞&ベンチ8体で220ダメージ、道具くさりもちで260ダメージ、かがやくオオニューラ30毒を合わせて最大290ダメージ。VSTARやピジョットexを一撃。

・ガケガニ:メインアタッカーその2。ダブルターボと毒のコンボで170ダメージ、道具くさりもちを合わせて210ダメージ、かがやくオオニューラ30毒を合わせて最大240ダメージ。タケルライコウexを一撃。非ルール持ちとは思えない高い攻撃力。

・モモワロウ:メインアタッカーその3、通称ちびモモ。ワザを使わず特性で毒60ダメージを与えます。かがやくオオニューラを合わせて最大80ダメージ。2進化のたねポケモンを一撃。先攻ワンキルに怯えろ!

・アラブルタケ:毒発生エンジン。重要な役割なので3枚欲しい時期もありましたが、「テラパゴスの攻撃に必須でない」&「ヒスイのヘビーボール採用」の理由から2枚に落着きました。

ここまでのメインカードは2枚、替えの利かないポケモン達です。
以降のサブポケモンは、1枚採用です。

・かがやくヒスイオオニューラ:毒増加係。相手HPによっては不要。

・ヒスイマルマインV:サブアタッカー。草タイプなのでリザードンexなどの悪タイプの弱点をつけます。また、自分が後攻で相手ポケモンが1体の場合、エネなしで最大170ダメージ出すことが出来て後攻ワンキルに必要なカードが少なくて済みます。Vポケモンなので封印石対応もGood!

・アカツキのガチグマex:フィニッシャー。最大コンボダメージは、技240+道具40+毒30=310ダメージの破格の性能です。

ここまでが攻撃するポケモン。ここからがサポートするポケモンです。

・ラティアスex:逃げ支援。アラブルタケをバトル場に縛られることを防止。
・モモワロウex:通称でかモモ。ヤレユータンの特性を使用した(バトル場に出る)後、ちびモモをバトル場に出すコンボが便利。
・ヤレユータンV:ブーストエナジー古代、くさりもち、といった大事な道具を手札に加える係。いわゆる死に出しはコイツ又はちびモモがメイン。
・ゲノセクト:特性エースキャンセラー持ちのオンリーワンポケモン。手札や盤面を守る大事な役割。★有料解説
・イキリンコex/キチキギスex/ネオラントV:展開ポケモン3種の神器

次にグッズ。
・ボール:計8枚。1枚採用のポケモンが多いので、ヒスイ2枚が特徴的。
・プレシャスキャリー。エースペックはコレ。ポケモンを使ったコンボデッキなので、このデッキにピッタリです。
・夜のタンカ:2枚。3枚の構築も見られますが、ドロー性能が低いデッキでなので、序盤に使えないカードの優先度が低く2枚。
・いれかえカート:2枚。いれかえ効果だけでなく、回復が地味に役立つ。3枚欲しいが枠が無く妥協。

続いて道具10枚。
・くさりもち:40ダメ追加。テラパゴスが苦手にしていたHP230~260のポケモン達を一撃出来るのが大きい。
・ばつぐんグラス:ヒスイマルマインにつけてリザードンexを一撃する
役割。
・封印石:主にエネとスタジアムを手札に加えます。
・緊急ボード:不要でした。

続いてサポート。ネオラントVが居るので1枚採用が使い易いです。
・ペパー:道具の多い&重要なデッキなので3枚採用。4枚にしたい。
・ボスの指令:3枚。ダブルターボ4枚のアタックで効率的にサイドを取るには3枚以上必要な印象。
・ゼイユ:先攻ワンキルのカードを揃えるため採用。
・博士の研究:手札消費が激しいので採用。道具の巻き込みトラッシュを嫌って1枚のみ。
・アクロマの執念:ゼロの大空洞とダブルターボを手札に加える役割。対レジドラゴVSTAR戦(キュレム)には使いたくないカード。
・ツツジ:このデッキは、ナンジャモ採用が多いのですが、速攻から逃げ切る展開と相性が悪い印象です。とはいえ、相手の手札に干渉するカードが欲しくてツツジを採用しました。HPの高いアカツキガチグマと好相性です。

このデッキに必須の「ゼロの大空洞」と「ダブルターボエネルギー」をフル4枚加えて完成です。

4.回し方やプレイング

スタートが先攻後攻で異なり、
・先攻:1ターン目、アラブルタケ&モモワロウによる毒攻撃しながら、次ターンのテラパゴスによる攻撃を目指して場の準備
・後攻:ガケガニによる攻撃でサイド取得
を目指します。

不足するカードを集めるためキーになるのが「ヤレユータンV」です。主に、「ブーストエナジー~」による毒発生、「くさりもち」による加点。「封印石」からの選択肢が多いので練習して覚えました。

気をつけたことは2点。

・打点計算
相手の番の終わりのポケチェックで「ちびモモ」の毒ダメ60で気絶するシーンがあること。また、道具「くさりもち」による打点向上とテラパゴスのベンチ数の組み合わせが多様です。上述のアタッカー紹介のダメージ計算を丸暗記しました。

・ベンチ展開
ゼロの大空洞がトラッシュされる(又はテラパゴスが気絶する)とき、その後の展開に必要なポケモンが残り、それ以外がトラッシュされる配置にすること。具体的には、イキリンコex/キチキギスexが用無しになる予測を立てることに意識を強く持ちました。

上記の準備として、「初めの山札チェックをきっちりする時間配分」&「相手デッキのHPを把握」を行いました。


5.大会結果

対戦内容は、
・1戦目:勝ち:タケルライコウ、オーガポン
・2戦目:負け:妻、60枚ミラー(家でやれw)
・3戦目:勝ち:タケルライコウ、オーガポン(たね切れ勝ち)
・4戦目:勝ち:パオジアン、セグレイブ
・5戦目:負け:ドラパルト
・6戦目:負け:大空洞ミライドン(初手事故)
の3戦3勝で予選敗退でした。
課題は構築にあるので、改善点と有料記事部分で書きます。

6.最後に

期待した好成績は残せず残念な結果になりました。次のシティリーグは優勝したいなぁ。

有料部分では、
・海外デッキの構築の真似方(改良版リスト付)
・ゲノセクトの役割
・サイドボード
を記載してますので、検討お願い致します。
では、ノシ

・引用元

https://www.pokemon-card.com/

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