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アラフィフおっさんPJCSに挑む完結編・後編
1.使用デッキ
悩みに悩んで選んだデッキは、「黒馬マホイップ・雪道入り」です。
デッキコード[MpRyME-9dMmai-y2EEMM]
黒馬バドレックスのエネ加速とドロー特性、マホイップの高打点、それに雪道の特性ロックを加えたデッキです。
こうしたデッキコンセプトに矛盾を持つデッキは好きではないですが、息子が一押しだったので選択しました。
また後述しますが、魔境と呼ばれる環境の中では、様々なデッキに勝ち筋がある方だと思ってます。
その一方、デッキ作成時間が約3日と短期間だったので、細かな調整やプレイングを仕上げるのに苦労しました。
2.採用カードの解説
・黒馬バドレックス:4-4
主役なのでフル投入、、、したいのですが直前まで4-3悩んでました。
技ダメは、100・130・160・190・220・250・280・310・340・370etc
進化前のバドレックスも優秀です。
・マホイップ:3-2
先2かざりつけの確立を少しでもあげたく、たね3です。
・マーシャドー(リセットホール)
雪道ロック解除のコンセプトなので2枚。
・クロバットV
冒険家の発見で触れるドローカード。
デデンネGXでないのは、博士の研究4枚と引き換え。
その他のポケモン、非Vミュウツーやクレセリアなど検討しましたが、サイドレースを7(~8)枚にしたくて不採用です。
・クイックボール
冒険家の発見があるので4枚でなく3枚に。
・冒険家の発見
3枚サーチの価値を重く見て3枚採用。
全体的にトラッシュするトレーナーズを少なく(巻き込み減少)することで、プレイングを速く&簡単にしてます。
・ツールジャマー
狙いは、ムゲンダイナvのおまもりとニンフィアVのリボンバッジ。
・エネルギーリサイクル
苦手な悪デッキ、特にムゲンダイナに対して、マホイップかざりつけ2週プランでワンチャン作るためのカード。
1週目:先2かざりつけ5体場にエネ7枚→先3お守りムゲンダイナにダイホッパー7枚、山と場の残りエネ最大6枚。
6枚では太刀打ち出来ないので、エネルギーリサイクルで5枚復帰して、2週目かざりつけにリセスタと雪道を合わせてワンチャン狙います。
これが最適かどうか正直分かりませんが、他のVmaxデッキにも通用するプランなので採用することに。
弱い自分を受け入れたカードです。
サイドボードは特にないのですが、1枚採用のカードを2枚にしたいとは考えました。例.クロバットV、リセスタ
3.立ち回り
まず、基本の立ち回りから。
先攻プランは、
A:先2マホイップかざりつけ3~4体→キョダイホイッパーでVMAXきぜつor黒馬で中打点ビート
B:先1黒馬並べて、先2特性めいかいのとびらから打点を上げていく
の二つです。
後攻プランは、
A:ゲンミミのGXワザで先攻後攻をひっくり返して、前述のプランへ。
B:黒馬を並べて、早い段階から特性めいかいのとびらで押し切る
の二つです。
先攻の場合、相手のデッキの見極めが重要です。
基本は、マホイップと黒馬を1体ずつ並べますが、相手のスタートによって変える必要があります。
この判断にスタートポケモン調査(前編参照)が活きてきます。
代表的な4つのケースをあげます。
・ケース1:メッソン
黒馬主体で攻めるマッチアップと判断します。(連撃ウーラオス、リーフィアVmax、白馬、インテレオンVmax、連撃テンタクルなど)
雪原が有利でないマッチもあり、使うタイミングが難しいです。
・ケース2:デデンネGX、クロバットV
難しい判断ですが、VmaxやTAGTEAM主体のデッキが多いと判断して、マホイップを優先して並べます。先2で前マホイップVMAX&ベンチ展開が重要なので、冒険家の発見と入れ替え札5枚が活きると考えてます。
・ケース3:ブラッキーV
基本的に不利なマッチが多いと判断します。(ムゲンダイナ、ゲンガー、ビクティニ、MM系)
マホイップ主体で攻めて、ベンチに黒馬を並べる&進化させるタイミングを若干遅らせます。エネルギーリサイクルがサイド落ちしてる場合は、早めの救出を心がけます。
一方、雪道が刺さりやすいマッチなので、積極的に使います。
・ケース4:チラーミィ
非Vの可能性が高く、黒馬が活きるマッチと判断します。
中盤以降は、黒馬を並べてドローと打点の両方を上げていきます。
相手がVmaxの場合は、マホイップVmaxでの高打点を積極的に狙いつつ、エネルギーリサイクルでのリソース補充で継続的に高打点を狙います。
また、雪道での特性ロックも継続的に出すか?一瞬だけ使うか?を見極めも重要です。
プレイングでは、サイドを取るプランを1~2ターン目で時間をかけて考えて、3ターン目以降に素早くプレイしていくことを心掛けました。
4.デッキ相性
・ムゲンダイナV:不利
対策とした形でオーロラエネ&ガラルサンダー採用型もありますが、
「そんな都合よく引けへんやろ!」
って、のが僕の右手。
その代わり、かざりつけ2週プランを実現する「エネルギーリサイクル」採用して対応としました。
それでも不利ですが、これ以上基本コンセプトを崩すと、このデッキの強みが消えるので妥協。
・連撃ウーラオス:有利
「ジラーチGXで弱点消す?知らんがな。」
雪道採用で相手にワンチャンすら与えない。
ちなみに、マホイップの弱点ダメージ計算は、120×枚数と計算してました。
・黒馬バドレックス(ミラー)
この構築を選んだ最大の理由は、ミラーに勝つため。
雪道・マーシャドーのコンボで、有利に進めます。
・一撃ゲンガー:不利
飾りつけからマーシャドーへエネを付けて、Vを3体以下でエネプールするプランを通します。
・一撃ウーラオス:有利
ウーラオスが出てこず、ブラッキー主体で迫られますが、特性いちげきのほうこうの20ダメが有利に働きます。
・リーフィアVmax
草結びの打点がガラル鉱山込みで、「黒馬:4×60=240」「マホイップ:5x60=300」と破格なので、黒馬主体となります。
雪道を出して、相手にスタジアム駆け引きを迫りつつ、5エネ160ダイガイスト2回プランがベター。
・3神ザシアン
クロバットとマホイップのHPが低くコレ2体で終わること、マホイップの弱点が鋼、と少し難しい相手。
雪道コンボをきっちり決めたい相手です。
・ニンフィアVmax
ガラルファイヤーの対策がキーポイント。先2雪道かざりつけを通したい。
5.対戦レポ
◆初戦:黒馬TAGTEAM
先攻初手、マホV、マーシャドー、水晶2、エネ2、博士。ドローでエネ。
水晶から黒馬2体並べて、エネ張ってエンド。
相手の後1、黒馬、オロヨノ、ゲンミミからホラーハウスGX。
相手の後2、黒馬進化させてオロヨノに加速してくるが、技打たれずエンド。
先3,博士の研究→エネ3,ボス、マーシャドー、入れ替え2。
6枚のVmax、ゲンミミに触る6枚、何も引けない!
返しにマリィ・ナイトウォッチャーで押し切られてゲームセット。
◆2戦目:悪パーフェクション
先攻初手、マーシャドー、水晶、エネ2,ボス、入れ替え2。ドローでエネ。
水晶から黒馬1体並べてエンド。
相手の返し、ナツメハチクからGファイヤー、ニューラ2でエンド。
先2、ボスでニューラ呼んで時間稼ぎ。
相手の後3、ボスで黒馬きぜつ、先4素引き黒馬をベンチへ。
相手の後4、ボスで黒馬きぜつ、そのまま何も引かず種切れゲームセット。
◆3戦目:スイクンV、チルタリス
相手先攻、スイクンV前、ヤレユータン後ろ、レベルBでチルット、キャプチャーでスイクンVでエンド。
後攻、スイクンにビビッてベンチに黒馬2体展開。
これが悪手でダメージ負った黒馬を進化する展開に。正解3枚だったな。
そのあとはマント付きスイクンに手こずる。倒したと思った返しに、素引きで揃えたマチス・メロン・メロンを見事に決められて、押し切られて負け。
結果は0勝3敗で強制ドロップ。
1戦目の博士で欲しいカード引けないターンから嫌な予感がしたけど、とにかく噛み合わない日だった。そこまで弱いデッキじゃない。
不幸自慢の趣味はないけど、雪道1回目も引いてない、クロバット2回サイド落ち、etc.
とにかく引けない日が経験上知ってるけど、今日じゃなくても、、、。
練習に付き合ってくれた家族やアドバイスくれた知人に申し訳ないです。
6.最後に
この1年間、「プレーヤーとジャッジの両立」を目指してポケカに取り組んできました。幸運にもシティリーグで好成績を残して優先枠を獲得して、PJCSにも参加することも出来たことは、良い成果でした。
心残りは、PJCSの延期で仕事の調整が難しくなり、7月の準備がうまく行かなかったなという感じです。
とはいえ、みな同じ条件ですよね。
PJCSが終わったので、一旦ジャッジに戻ります。
プレーヤーは、どうしようかな?悩み中です。
長い期間、おつかれさまでした。
・引用元
https://www.pokemon-card.com/
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