10年ぶりに高校時代のアルトサックスを開けて、吹いてみた話
こんにちは、ともぞうです。
実は中学〜高校、大学ぐらいまで、8年ぐらい吹奏楽に携わっていました。メインで吹いていたのは、木管楽器のクラリネット。
小学校の頃から、ピアノを2~3年習っていて、中学に進学して、文系のクラブ活動を探していた(運動苦手w)ときにたどり着いたのが、吹奏楽部でした。
とりあえず吹いてみて、綺麗に音が出たのが、木管楽器のクラリネット・サックス・フルートあたりでした。金管楽器のトランペットやトロンボーンは、口の形が合わなかったのか、全く音が出ず・・。
偶然、父も昔クラリネットを吹いていたとかで、下取りに出してくれて、新しいクラリネットを買ってもらったのでした。(お金のかかるクラブ活動だったのは、本当にごめんやで)
いわゆる吹奏楽のクラリネットを6年間やったのですが、個人的には、金ピカのサックスがずっとカッコイイナァと思っていたので、大学進学後は、サックスでjazzとか吹いちゃおう!と息巻いたのもつかの間、天性のコミュ障を発揮して、ジャズサークルには入部試験もあるとかで、ヒィッとなり、入れなかったのでした・・。
ジャズサークルに入る気満々で、当時、大学に進学した後はもう楽器はやらないと言っていた同級生にアルトサックスを借りたのでしたが、結局入れずじまい。実家の納戸に置かれて日の目を見ないまま、10年以上が経過したのでした。
今年の5月に体調を崩したことをきっかけに、家にこもって過ごす時間が増えました。家でレコードプレーヤーでお気に入りの曲を聴いて過ごしたりしていました。
Glover Washington Jrの「Just the Two of us」「Winelight」。たしか、私が初めて買ったレコードです。聴いて頂けると分かるように、サックスのメロディが、なんとも、エモい。
この曲を流しながら、夜の海ほたるをドライブしたり、バイクで走りたい・・そんな妄想が膨らみます。
話が盛大に逸れました。
ふと、実家の納戸に置き去りのアルトサックスくんの事を思い出し、父にLINEで、そういえば、あのときのあれ、まだある?と聞きました。
父「クラリネットはカビてるよ」
サックスと違って、本体も木製のクラリネットは、手汗びっしょりの私のメイン楽器だったこともあり、しっかりとカビていました。(すまん)
同級生から借りたアルトサックスのほうは、手入れが行き届いていたのか、まだきれいなままでした。
クラリネットは得意分野でしたが、私がずっと吹いてみたいと思ったまま置き去りにしたのはアルトサックス。ここで吹かねば、いつ吹くんやと思い、実家から運び出し、御茶ノ水の楽器店に持ち込んだのでした・・。
楽器の修理代、結構かさむんやろな・・とドキドキしながら、まずは見積もりをお願いすることに。同級生のアルトサックスは、ベルの部分に大きな凹みがあり、それらも含めて修理をすると10万は超えてくるとのことで、全体調整と最低限のタンポ交換(楽器のボタンをパカパカするところのやつね。知らない人はググってみてね)を依頼したのでした。
結論、以下のような期間と費用で、10年ぶりに吹けるようにメンテナンスをしてもらったのでした・・。
修理品:アルトサックス(10年ぶりの再開)
修理期間:約1ヶ月
修理代:43,000円弱
付属品も劣化していたので、買い足して、さらに6千円弱。
リード(バンドレンの3)
コルクグリス
スワブ(Sサイズ&Lサイズ)
マウスピース用パッチ
クリーニング用ペーパー
バンドレンって、めちゃくちゃ久々に聞いたよ。試し吹きするときに、修理してくれたお姉さんが「バンドレンのリードで良ければありますけど」って言ってくれて、個人的には半世紀ぶりぐらいに思い起こされた記憶だったよ。
試し吹きでもらったリードは「2 1/2」で、購入したのは「3」。クラリネットを吹いていたとき、最初は「2」か「2 1/2」で、徐々に「3」や「3 1/2」「4」を使うようになったのでした。(木の厚みの話ね、厚くなればなるほど、音に深みが増すけど、肺活量がいるってやつ)
その後、カラオケ店に移動し、吹いてみると、当たり前ですが、まぁ、しっかりと音が出る。でも、低い「ド」と「レ」の音は、私の息が足りないのか、安定しない。クラリネットやってたから、アルトサックスも、なんとかなるっしょ!と思っていたけれど、結構勝手が違うんやなぁと思ったのでした。(クラリネットは息を吹き込んでおけば、あとは指の操作でなんとでもなる)
家に持って帰ってくるまでも、ハードケースに入ったアルトサックスは、運動不足の私には重すぎて(5.6kgあった)、道すがら何度も「おっも、、重すぎんしょ・・」と言いながら、運んで帰ってきたのでした。
午前中にピラティスと、マッサージ行ったけど、激重アルトサックスケースを担いで、パァである・・。
それにしても、こんな重いケースを持って運んでいたとは、10代最強だな。。私はクラリネットだったので、三分の一ぐらいの大きさ・重さで済んでたけれど、他の楽器の子は大変だったんだなぁと今更実感。
そういえば、もう、お財布すっからかんで、肝心のチューナー(音合わせするやつ)を買いませんでした。実家を探せばまだあるかもですが、動くかもあやしい。。
最近は、譜面もダウンロードとかで、1枚数百円から買えるんですね。youtubeでいろんなサックスプレイヤーさんの動画を見てたら、萩原隆さんの「めちゃモテ」シリーズっていうのが、結構ジワジワきました。
これがダントツで、カッコイイですね。
あと、中島みゆき「糸」もエモい。
たしかに、モテそうwww
楽器は一人でやるもよし、みんなでやるもよし。
実は会社にも吹奏楽や音楽サークルが複数あるのを確認しましたが、なんせ、人見知り・コミュ障なので、まずは時々カラオケ店で一人で自主練に励んでみようと思います。
それにしても、ハードケースは重すぎる。かわいいケースが欲しいな〜。
軽量で1.4~1.6kgらしい!楽器は、お金がかかるよね(汗)
でもこういうの見るのも楽しくて、大人になってからの趣味ってことで、自分のペースで楽しんでいければいいな。
最近、原付バイクにも興味があって、バイクも同じように維持費や部品代がかかるけど、メンテナンス自体が楽しいみたいなところもあるよね。
なんか、女子らしい趣味って感じじゃないけど、それもまたヨシ。
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