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夜を照らす光

風邪を引いて、強制的に仕事を休まなければならなくなった。

喉が痛くないのは不幸中の幸いだが、とにかく咳が止まらない。夜身体があったまると、咳が出る→寝れない のループだ。

1年半前の回転性めまいの後遺症で、耳閉感も治らず、来週は脂肪腫切除の手術も控えていて、どんだけ具合が悪いんだ、、

と、ネガティブを吐き出す、、。

最愛の猫を失った悲しみも癒えぬまま、日々刻々と時間は経過する。時間の経過が傷を癒してくれるのか。まだ生々しくて、心は抉られたまま、ぽっかりと穴が空いている。

もう夕方にもなる頃に、風邪菌が蔓延してそうな毛布を洗濯機にかけ、生ゴミを捨てる。
どんなにしんどくても、つらいことがあっても、生活は回さないといけない。

明日になれば月曜日で、仕事が始まる。

ふいに、もがけばもがくほど、沼にハマるような、しんどい日々を過ごしているような気持ちになる。

なんのために10年間、がむしゃらに働いてきたのだろう。これから先も、がむしゃらに働く意味なんてあるのだろうか。

夜を照らす光

一緒に食事をとって、今日何があったのかの話をお互いに報告して、風邪を引いて寝込んでいる隣で、ゲームをやっている相方がいる。

それだけで、充分私は幸せなんだ。

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