先のない私がメッセージっていうのもなぁ

「そんな・・。先のない私がメッセージっていうのもなぁ」これは、先日亡くなられた女優の樹木希林さんが、残してくれたメッセージの冒頭。

何げないメッセージの始まりだってけど、僕にはものすごく心に響いて、胸が熱くなり、何だかボロボロ涙が出てきてしまったので。書き留めておこうと思います。

今日も、格闘家で山本KIDさんが癌で亡くなられました。41歳。あまりにも早すぎる。猛烈なトレーニングで得た強靭な精神力、筋肉の鎧を持ってしても病には勝てない。

いつか、死はいずれ訪れる。僕は37歳、もし4年後だだったとしたら何ができるだろうか？

たまに、夜、ベットで考え込んでしまう事もあります。

『幸せはいつまでも続くものではない』

『何か自分で行き詰まった時に、そこの行き詰まった場所だけ見ないで』

『ちょっと後ろ側から見てみるというそのゆとりさえあれば』

『物事を面白く受け取って愉快に生きて』

まさに、人生を楽しく、そして困難な時期を乗り越えるには、重要なポイントだと思います。人生は本当にいい時期ばかりではありません、僕も「神様はなぜ、自分だけこんな不幸にするんだろう？何で？ねぇ何で？こんな人生やめてやりたい」

と思った時期があります。そして、そういう時期ほど目立ち、長く感じるのです。

幸せは、いつまでも続くものではない、逆に不幸もいつまでも続かない。人生の谷底だと感じたら、あとは上がるだけ。でも、上がる意思は持ってください。持ち続けてください。

ちょっと後ろ側から見てみるとは、自分を客観視してみると言う事だと思う。他人にとっては大した事はないかもしれません。

『そんな事、こうやって解決できるよ！』
『俺もなんかもっとヒドイぜ！』
『そんな事で悩んでたの？』

て事もあります。

行き詰まったら、目の前の壁を壊す事しか集中できなくなります。でも壊せない壁もあるし、人に理解されない事もあります。僕もありました。まだあると言っても過言ではない。

ちょっと離れて見てみる。放置してみる（時が解決する）ってのもありでしたよ。

自分だけで考え込まない、人と意見を交わしてみる。誰かに聞いてみる。これ、重要。

後から見たら、いいエピソード、話のネタになりますよ。それぐらいの面白さを持てば、大丈夫。そろそろ、僕も、僕自身の本性を出して行こうかな、カッコつけすぎだからな。

最後に、時間があれば、樹木希林さんの『あん』という映画をぜひ見てください。そこでもメッセージが「やり残した事はありませんか？」だったし。ンググ。いろいろダブって泣ける。泣けるわぁ。↓

http://an-movie.com/

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