大建工業(7905) 2023年3月期 本決算 考察
基本情報(2023/5/11現在)
銘柄名:大建工業
業種:その他製品
事業内容:住宅資材の総合大手。廃材使ったエコ素材など内装材、床材展開。M&A、海外展開にも積極的
時価総額:65,181百万円
PER:5.70倍
PBR:0.75倍
配当利回り:4.57%
発表内容
2023年3月期の連結業績
売上高:228,826百万円(前期比+2.4%)
営業利益:9,856百万円(前期比-43.2%)
経常利益:13,008百万円(前期比-30.5%)
当期純利益:10,325百万円(前期比+31.2%)
EPS:396.10円(前期比+93.92円)
ROE:12.9%(前期:10.9%)
配当の状況
2023年通期:110円(前期比+10円)
2024年通期配当予想:120円(前期比+10円)
2024年3月期の連結業績予想
売上高:235,000百万円(前期比+2.7%)
営業利益:8,000百万円(前期比-18.8%)
経常利益:10,900百万円(前期比-16.2%)
当期純利益:6,000百万円(前期比-41.9%)
EPS:230.13円(前期比-165.97円)
財務状況
セグメント別業績
全セグメントで価格転嫁が追いついていないことによって利益が抑えられました。
ビルの内装工事、マンションリノベーションに関しては好調だったみたい。
所感
営業利益は4.3%→3.4%と悪化。原材料、労務費の高騰をもろに受けてしまう決算内容となりました
2022年10月27日に上方修正したにもかかわらず、修正後の業績は未達、営業利益に関しては修正前よりも悪くなりました。
このままの経営だと中期経営計画は到底達成することができないと思います。
唯一良い発表は増配。
これ以上悪化すると、売却も視野に入れるかもしれません…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?