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JALどこかにマイル3泊4日秋田旅行1日目

一昨年の秋、JALのサービス“どこかにマイル“で3泊4日の秋田旅行をした。
どこかにマイルは通常の半分以下のマイルで飛行機に乗れるというお得なプラン。
さらにちょうどGOTOトラベルの特典も受けられラッキーだった。
今までに南の島シリーズを含め3回利用している。

角館(かくのだて)

秋田空港近くでレンタカーを借り1時間ほどで到着。
角館は武家屋敷で有名な町である。

通りの両側に立派な武家屋敷が並んでいる。
思いがけず紅葉にも間に合い、見事な景色を楽しめた。
春の桜も人気だそう。

樺細工伝承館を見学。
名前からして白樺の木をイメージしたが、樺とは桜の皮で作る工芸品のことで樺細工のことだった。

角館や樺細工の歴史をじっくり見ることができ興味深かった。
うちにある茶筒と同じものがあり、桜の皮だと判明。
他にもさまざまな樺細工製品が販売されていた。

そばきり長助

天ぷら蕎麦1,150円

ランチには観光案内所で聞いた『そばきり長助』で十割蕎麦を食べる。
さすが人気店のようで、店の外にも並んでいた。

初めての十割蕎麦は、しっかりとした噛み心地で蕎麦の風味を感じられる。
付け合わせのソラマメも美味しい。

田沢湖の伝説

日本一深いという田沢湖。
そのせいか湖面に深みがあるように感じられる。
田沢湖には伝説があり、シンボルのたつこ像がある。

その昔、辰子(たつこ)という娘が永遠の若さと美しさをねがい龍になってこの湖の守り神となった悲しくも美しい伝説だ。
その伝説には続きがあり、大蛇となった八郎太郎との恋物語もまた興味深い。

たつこ像近くの浅瀬では魚に餌をやっている観光客がいた。
魚はウグイというのだそう。
その数の多さに驚いた。

大釜温泉

この日は乳頭温泉郷にある大釜温泉に泊まる。
この辺りはどこの宿も満室で、狙っていた鶴の湯温泉は取れなかった。

古い旅館だが居室はわりときれい。
昔の学校をイメージした内装になっていて、民宿のような印象だ。

ただし温泉は絶品なので日帰り入湯でも入る価値はあるだろう。
大釜温泉の泉質は、酸性含ヒ素ナトリウム塩化物硫酸塩泉。

効能としては、筋肉痛・関節痛・リウマチ・水虫・五十肩・うちみ・冷え性・疲労回復など。
キュッキュッとした温泉なので、ヌルヌルする泉質が苦手な人には好まれそう。
湯上がりも体が冷えにくく、いつまでもポカポカ温かった。

夕食は精進料理のような山里料理。
鮎の一夜干しや美味しい山菜を堪能した。

清らかな水の中でしか育たない水草“じゅんさい“は、ツルツルの喉越しとぷりぷりの食感で美味しかった。
秋田の伝統的な漬物“いぶりがっこ“は、大根を囲炉裏の上につるし燻して米ぬかで漬け込んだもの。たくあんより塩気が増しているような味わいだ。

他にもちろん秋田名物“きりたんぽ“も出てきた。
噛むと米粒を感じさせる味わいで、食べるほどクセになる。
スープの出汁も効いていて美味しい。

男性には量が少し物足りなかったようだ。
きりたんぽやご飯はお代わり自由なのでそちらで調整することもできる。

カメムシ

そんなこんな楽しんだ1日目だが、私にとってはお宿がちょっと微妙だった。
山中にある旅館なのでか、カメムシがわりと多めに出現するのだ。
小さくてゆっくり動くので簡単に捕まえられるが、「寝ているときは?」と気になってしまった。

洗面所・トイレが共有など合宿所のようで懐かしさは感じられるが、虫が苦手な人やプライバシーを優先させたい人には向かないかもしれない。
とはいえ温泉にはとても満足できた。

ではでは、続きはまた。

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