ふかしいも|ハハハホステルの思い出
北海道浦幌町にあるハハハホステル。
オーナーの小松さんは私と同い年とは思えないほど大人びている。
小松さんに、宿の近くで朝食を食べられる場所はあるか尋ねたところ、どうやらモーニングの営業をしているお店は近くにないらしい。
朝食難民の私に気を遣ってくれたのか、小松さんが朝食にふかしいもを出してくれた。
じゃがいもを蒸しただけのシンプルな朝食だったけど、じゃがいもそのものの味が感じられて、私にとってはごちそうのように感じられた。
品種が違うじゃがいも2種類を出してくれて、味や食感を食べ比べることができた。たしかに違いはあるものの、舌があまり繊細じゃない私には、その正体はわからなかった。
じゃがいもに添えられたマヨネーズがとても美味しくて、ただのマヨネーズでないことに気づく。見た目だと、胡椒が入ってるのはわかった。他はよくわからない。
小松さんに、「マヨネーズの他に何が入っているんですか?」と尋ねると、胡椒とオリーブオイル、そして浦幌町産のにんにくパウダーが入っているとのこと。
にんにくパウダーのことが気になって欲しくなってしまった私に、「浦幌の道の駅に売ってるよ」と小松さんが教えてくれた。
小松さんが浦幌を車で案内してくれるとのことで、さっそく道の駅へ向かう。きなこソフトクリームが美味しいとのことで、さっそく食べてみる。
かなり溶けやすいソフトクリームで、受け取ってすぐに垂れ始めた。溶けるスピードに負けないようにソフトクリームを食べる。きなこソフトクリームに夢中になった私は、にんにくパウダーを買い忘れてしまった。
その後は小松さんの案内で展望台とパラグライダースポットへ。展望台は老朽化で立入禁止となっていたけど、こっそり強行突破。登りきると浦幌町の市街地が一望できた。
次に訪れたパラグライダースポットは、昆布刈石(こぶかりいし)展望台の近く。高台から太平洋を見渡した。白いポールのようなものは、壊れたトイレだった。
その後お昼ごはんを食べてハハハホステルに戻った私は、にんにくパウダーを買い忘れたことに気づく。あとで釧路に向かうときに道の駅に寄ろう。
ハハハホステルの敷地内にハンモックが設置されていて、午後はハンモックで本を読んだり昼寝したりした。
ハハハホステルに泊まっていた"か志こちゃん"が釧路駅まで車で送ってくれることになったので、一緒に道の駅へ。
今度こそにんにくパウダーをゲット。原材料はにんにくのみ。いたってシンプル。
にんにくパウダーを買ったついでに、行者にんにくエキス入りのドリンクにもチャレンジ。ふわっとにんにくの香りはあったけど美味しかった。
か志こちゃんとおしゃべりしていたら、あっという間に釧路へ到着。運転ありがとう。
ハハハホステル、みんな温かくておうちみたいだったな〜〜^^
また来ます!!