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基礎練を分解する。
こんにちは。
以前の記事で基礎練習の話をして半端で終わっていたままだったので、今日はその続きの話をしたいと思います。
1つ目の記事はこちら↓
最近基礎練習に取り組む中で、改めて自分が持っている教則本のおさらいを進めているところです、という内容の記事でした。
今日お話しする取り組みの二つ目はと言いますと、それぞれの練習を分解、分類することです。
これがいざ文章で説明しようと思うと難しいのですが…。
まず、多くの教則本では鍛えられるスキルごとに章が分けてあったり、散らばっていてもちゃんとタイトル付けされていることが多いです。
時には丁寧にその練習の意義や効率的な練習の取り入れ方なんかが補足されていることも。
ですからそれを見れば(というか練習してれば)「なるほどこれは指を動かす練習だな」ですとか、その練習の目的が見えてきます。
ですがそこからもう一歩。
あえてそれを文字として残すということをしてみています。
「この練習はここを鍛えられる」「この項目に分類しているがこのような副次的効果も得られる」といったことを自分の言葉で書き記すこと。
このnoteもそうですが、頭の中にあるものを文字にするということ自体、私にとっては想像より難しいものでした。
基礎練習の分類といっても、そんなものどの練習においてもいろんなことに気を配りながら音を出さないといけないことには変わりなく、でも明確にその練習の目的というものはあって…。
別にそれを出版するわけでもないので気楽にメモ書きすればいいのですが、やり始めると詰め込みたくなっちゃうのが案外自分のよくないところでもありまして…こんなところで自分自身への気付きもありました。
ですがやっぱり文字にするといいこともありました。
まず目的を明確にすること自体はある程度頭の中でできているのですが、改めて文字に起こしたり、教則本の番号を基礎練の目的別に振り分けてみたりすると、「自分が練習する上で何を大切にしているか」があらわになります。
いつもルーティン的に取り入れている練習にはこんな特徴が多く見られるだとか、よく使っている教則本は特にこのスキル教科に特化しているとか。
今までにもレッスンに活用できるかなと思ってざっと練習を分類してみたりしてきたんですが、日々楽器を続けていれば当然自分の考えもアップデートされているので、定期的に基礎練習に向き合い直す時間は取らないといけないなと思いました。
引き続き取り組みつつ、また面白い発見があればnoteに共有しにきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。