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#690【保険】突然働けなくなった時のリスクについて考えておく
人は健康に限らず失って初めて気付く事は多いと思いますが、特に健康である限りその有り難みに気付く事は少ないものです
この記事では、不慮の事故や病気などにより『突然働けなくなった場合の備え』についてサラリーマン目線で纏めておきたいと思います✍️
一般的に、自営業、フリーランスの人に比べて、サラリーマンは色々と恵まれた環境に置かれていると思います。
その最たるが健康保険、公的年金制度では無いでしょうか?
働けなくなった時の補償
サラリーマンが怪我や病気で明日から働けなくなった場合は、時系列でどの様な補償がなされるのでしょうか?
1️⃣有給休暇の消化
まずはじめに、有給休暇を消化するところからスタートします。
仮に20日分の有給休暇が残っている場合、土日を含めると最大で1ヶ月間は会社を休んでも給与の支給を受ける事が出来ます。
参考までに、入院患者の平均入院日数が大体一ヶ月(33.3日)なので、土日も考慮すれば、有給休暇が20日残っている状態であれば、ほぼカバーできる範囲である事が分かります😮💨
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2️⃣傷病手当金の受給
有給休暇を全て消化した上で、さらに働けない期間が発生した場合、最大で一年半、傷病手当金を受け取る事が出来ます。
勤続期間によって若干変わりますが、おおよそ標準報酬月額(ざっくり直近一年の月収の平均)の3分の2程度が健康保険から毎月支給されます。
3️⃣障害年金の受給
それでも尚仕事に復帰が出来ない場合には、その障害レベルに応じて障害年金(サラリーマンの場合は障害基礎年金+障害厚生年金)を受け取る事が出来ます。
受給金額は、家族構成などにより違いがありますが、ざっくり16〜17万程度が支給されます。
尚、支給を受けるには以下二つの条件を満たしている必要があります。
・初診日の証明が出来る事
・年金未納では無い事
この障害年金を実際に受給している人がどれだけいるのかを調べてみると、日本の生産年齢人口7500万人に対して209万人、比率にして約2.8%ほどだそうです。
普段健康な生活を送っている限り、なかなか不慮の事態について考える機会は少ないと思いますが、公的な備えでここまで補償されるという事は理解しておいても良いのでは無いかと思います🤔
次回は、公的補償とは別に、自らが備えておくべき内容について纏めてみたいと思います✍️