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不思議な“勝ち“はあるが、不思議な“負け“はない!!!

旧年はお世話になりました。
本年も何卒、よろしくお願い致します。

さて、今回は年末年始に開催され、出場させて頂いた第100回全国高校ラグビー大会での学びについて共有させて頂きます。

コロナ禍により、開催自体が危ぶまれましたが、協会関係者、大会関係者の皆様のコロナ感染に対する目に見える対策、目に見えない対策、徹底のおかげで、一人の感染者も出ることなく、全日程を無事に終えました。

年末投稿分でもお伝えした通り、今大会は100回を数えるメモリアル大会。
出場校12チーム増枠の63チームが集結!!

シード校(優勝候補)も1回戦から登場!!
高校生達の熱き戦いが繰り広げられました。

御所実(奈良県代表)
関西学院(兵庫県代表)
熊本西(熊本県代表)


それぞれのチームが全力を尽くした結果は様々でしたが、特にベスト8で敗退した御所実の結果について、振り返りしたいと思います。

1回戦 報徳学園(兵庫県代表)
2回戦 國學院栃木(栃木県代表)
3回戦 東海大相模(関東ブロック代表)
準々決勝 桐蔭学園(神奈川県代表)

強豪校相手になんとか準々決勝まで駒を進め、相手は前回決勝戦で敗れた王者、桐蔭学園!!

同じチームに2年連続で負けない!!
リベンジ!!

を合言葉にチャレンジしましたが、
結果は、完敗!

御所実 vs. 桐蔭学園
7-50

御所実の選手も満身創痍、
精一杯頑張りましたが、これが結果。

ノムさんこと“野村克也監督“が
言い残されたこの言葉。

不思議な“勝ち“はあるが、
        不思議な“負け“はない!

完敗とも言えるこの試合はもちろん、
“不思議な負け” なんかではありません。

敗因を分析し、選手を含め、我々スタッフもそれらを受け入れ、再認識、再考し、対策を講じて、成長していかなくてはいけません。

一方で、もう一つ感じたのは、この試合においては、“不思議な勝ち” も起こり得ないと感じました。恐らく、100回チャレンジしてもたまたま勝つ、まぐれで勝つことはない!と確信しました。

桐蔭学園はその後、準決勝、決勝と爆発的な力を
見せつけ、見事な2連覇を果たしました。
本当におめでとうございます!!

この優勝した桐蔭学園との差は何か?
敗因の根源はなにか?
それをどのようにレベルアップしていかないといけないか?

・コーチが意識を変えないといけないこと
・コーチが導くべきこと
・選手が意識を変えないといけないこと
・選手が自ら取り組まないといけないこと

これらを明確にし、“コーチ”“選手”との間で認識の違いが生じないようにコミュニケーション(ミーティング)を重ね、同じイメージ(SAME PAGE)を持って取り組むことが求められます。

既に新チームが始動しています!

ただ負けた!悔しい!で終わらせるのではなく、この敗因を新チームに持ち込み、受け入れ、成長に繋げて行きたい思います。

上手くいかない時に続ける努力を底力と言う!
(街中で見つけた素敵な言葉!)

今年も選手に成長させてもらいます!
応援よろしくお願いします。

二ノ丸友幸(プロフィールはここをクリック)

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