One Day One Try vol,1
Today’s Maxim
〜考えて、悩んで、バッターボックスに立たない会社には投資しない〜
皆さんこんにちは。
演奏家を派遣する会社で、モノではなくプロセスを売れるようになることを目指している亀岡と申します。
このnoteでは自分が公私において学びを得た言葉を取り上げて、その言葉から影響を受けて自分が取り組んだエピソードを書いていきます。
今日は愛知県へ出張でした。向かってる途中の新幹線でYoutubeのメンバーシップ、「スナック西野」に実業家のけんすうさんがゲストで来られた回を見ていました。
名言、金言に溢れためちゃくちゃ面白い対談だったので、何回かコスる予定です。
けんすうさん自身が新しいサービス開発をいくつも行っており、ベンチャーキャピタルから投資を受ける中、自分もエンジェル投資を新しいサービスを開発している会社に行うこともあるというエピソードの時に飛び出したのが今日のタイトルです。
〜考えて、悩んで、バッターボックスに立たない会社には投資しない〜
ベンチャーキャピタルの価値観て、250のサービスをリリースして、その中で1つ当てて利益を出すという考え方なので、挑戦頻度が低い、挑戦スピードが遅い、挑戦の障壁や成功した時のリターンが小さい会社には投資しないというのが常識なんだそうです。
それを聞いた時に、今日の商談へのスイッチがしっかり入りました。
今日の商談は、自分達の提案していた商品導入のクロージングという目的と共に、今後クライアントに対して競合になるサービスを始めることを伝えた上で自分の会社の商品を気持ちよく導入してもらうというミッションも内包している、中々難易度の高いお品。
正直どちらかだけなら似たような経験はあったし、今日いっぺんにやらずに段階を追って日程を分けてトークするという手法も選択できた。
でも、一度にやる挑戦て今までしたことなかったな。
というか、こんなお題に直面したこともなかった。
じゃあこんな機会2度とないかもしれないし、バッターボックスに立っとけ。
そんな気持ちで商談に臨みました
相手は社長さんが出てきて、商品部分では滑らかに商談が進みます。ここで終わっときゃいつもの合格点は取れるし、胃もこれ以上痛くなることはなかったはず。
「じゃあ引き続きよろしく」と社長が席を立とうとした時に、
「社長すいません、今日はどうしてももう一つお話ししたいことがあります」と声をかけ、この商談クロージング間近の相手の競合サービスに自分達が参入することを、経緯と目的を自分なりに精一杯丁寧に説明しました。
怒られて会社のメンバーが頑張ってくれたうちの商品導入も無くなるんじゃないか。
これまで積み上げてきたものが全てなくなってしまうのではないか。
そんな恐怖は杞憂に終わりました。
やっぱり、社長って器の大きさが違います。
僕の拙い話を聞いてくれた社長は、「そうか、じゃあこの地域を一緒に盛り上げような」
そんな言葉を返してくれました。
今日バッターボックスに立つことを諦めていたら、このnoteを1年ぶりに書くことも無かったでしょう。
今日スナック西野を聞いていなかったら、バッターボックスに立つという概念すら気づかずに生きていたのでしょう。
自分を行動させてくれた、今日出会えた言葉に改めて感謝です。