令和の時代に社歌を叫ぶ
こんにちわ!「強さ」と「しなやかさ」を併せ持ち、その両方のパロメーターを上げていくことが理想だなーって考えていたら、頭に浮かんだキャラクターがシティハンターの冴羽獠だった完全昭和の遺物、亀岡です。
さて、今日は先日アップされたニシノコンサル【コロナ渦のNYでミュージカル「Poupelle of Chimney Town」を成功させたい】からの学びを書きたいと思います。
元劇団四季の小野さんがブロードウェイミュージカルに挑戦するものがたりなのですが、西野さんのオンラインサロンメンバーだった小野さんが「えんとつ町のプペル」をミュージカルの題材にしたいとコメント欄に投稿したことが西野さんの目に止まり、ふたりは酒を酌み交わし、実現への道が開けていきます。
日本人のプロデュースするブロードウェイミュージカルというただでさえハードルの高い挑戦に、このコロナが降りかかります。
NYはアメリカの中でも被害が大きく、当然ブロードウェイのような密集空間は閉鎖されますし、何より死者の多さに市民感情が揺さぶられ、外出することのリスクという重い重い十字架を背負った人たちと向き合います。これは、製作側スタッフ、演者も含めです。
今回の動画、ここのリアリティがエグくて、本当に見てるこちらの感情が込み上げます。
小野さんが西野さんとの会話の中で吐露する、「映画の主人公って辛いんですね」は他の人が言っても響かない言葉だと思える重みがありました。
その中で、西野さんがこの挑戦を勝たせるために、考えた提案はコロナ渦だからできることという、最高の発想でした。
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自分も、コロナ渦だからできることを考えてました。
まず最初に取り組んだのは、うちの会社に協力してくれている演奏家さんたちが持続化給付金を取得できるようサポートをすること。省庁からの発表の更新がある度、その解説動画を収録し、仲間のメンバーへ向けて動画配信を行いました。
その後、仕事を供給できていない中でも、全国の演奏家の皆さんとの絆を感じられるものを残したいと思い、リモートセッション動画の制作を行いました。これは自分たちの想いもあるし、協力してくれた仲間のためにも、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思ってます。
そして今、取り組んでいるのは、会社のテーマソングを創ってます。
今年うちに入社してくれたものの、中々活躍のステージどころか、出社すらままならないメンバーと一緒に、会社の「印」を創ることが、新人たちの未来につながり、最終的には会社を成長させてくれるエンジンになると確信してます。
ビフォーコロナのうちの会社の状況だったら、こんな発想にならずに、ひたすら新規開拓営業をしていたと思います。
拡大こそ正義。そう信じていたし、その時代を否定するつもりもありません。
でも、今自分たちが展開していたブライダル、サービス業が「在り方」と問われている現在、そこに対してB to Bを仕掛けている自分たちが簡単に営業アプローチを行うことは難しくなりました。
その時社長ではない自分が辿り着いた答えは、「仲間との絆の強化」でした。
うちの社長が作った営業チームは、業界最強です。
その最強チームがまた走り出せるシチュエーションになった時、営業以外のメンバーも同じ想いで走り、全国の演奏家の仲間も同じ想いで走ってくれる。
そんなチームを作るための動きって、今のコロナ渦じゃないと向き合えなかったと思ってます。
自分の感性ってかっこいい男が冴羽獠だし、社歌ってもしかしたら昭和以前かもしれないというくらい前時代丸出しの企画者と企画内容ですが、「時代」という時空を超えた価値を創る自信があります。
西野さんの挑戦に比べれば本当に小さいものだし、ブロードウェイミュージカルとも比べものになりませんが、自分たちが誇りを持てる作品創りに挑戦してる自分たちを誇りに思ってます。
もしこの記事を読んで応援してくれる気持ちになったり、自分も頑張ろうと思う人がいたら嬉しいです。
今日もありがとうございました。