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正解にあふれた現代日本での戦い方

こんにちわ!noteの大好きな機能で、タイトル画像が参加クリエイターさんの写真を使用させてもらえるというのがあり、それが楽しすぎて記事を書くことに中々着手できない亀岡友幸です。

トップ画像の印象は個人のセンスを印象付けるものなので非常に重要視してますが、この選択肢が自分のライブラリだけで無いことがありがたいし、楽しいのです。

#@arinkosanさんありがとうございます

このnoteではいつもキングコング西野亮廣さんの発信から得た学びを自分の環境に当てはめたものを発信させていただいています

今日はvoicyまたはyoutubeのチャンネルで2019年11月24日に配信されていた「PDCAを回している会社はヤバイ!」からの学びを言語化してみたいと思います。

#参照URLをコピペできることの気楽さ

#参照賛賞

まずはPDCAの説明です。

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長年多くの企業が経営手法として取り入れてきた、商品やサービスのサイクルの呼称です。

計画(Plan)から始まり、実行(Do)し、その実行に対して評価(Check)を行い、そこで検出された課題の改善(Action)を行う。

その改善(Action)の計画(Plan)を立てるという循環がグルグル回して、その商品やサービスを「正解」に導くことを指す仕組みのことを指します。

このサイクルは半世紀以上に渡り支持されていましたが、時代にフィットしていないという論調がここ数年多く聞かれるようになっていました。

その弱点の切り口として語られるのは、スピード感のなさです。

このサイクルが重宝された時代というのは、日本が「モノ造り」と言われる第二次産業で成長をしていた頃が中核を担う時代です。その後日本の産業は第三次産業へウェイトがシフトしていきますが、この第三次産業に通信インフラが加わり(人によっては第四次産業を唱えているので、将来的にそう分類される可能性あり)、提供内容がヒトの手から自動化していくことで、時代の流れが大幅に加速しました。

インターネットの普及と通信の高速化と共に世の中の情報がオープンソース化したことで、じっくりと計画を練ることよりも、世の中に出ていない企画に最初に飛び込むファーストペンギンになることが勝つために必要だという論理です。

#ぐうの音も出ない

仰る通りのこの風潮に、西野さんは違う角度での見解を2つ示しています。

①前述の通り世の中の情報がオープンソース化したことで、サービスや製品は「機能」で差別化ができない時代になったため、そのサービスや商品を買ってくれる「顧客」ではなく、そのサービスや商品の提供者を応援してくれる「ファン」を作ることが重要な時代になった。

そんな時代に、「正解」を出すためのサイクルであるPDCAを運用してしまうと、競合との差別化ポイントを生み出すことができない(競合もPDCAを回しまくって生産しているので、結果同じような商品やサービスが生まれてしまう)。

②このサイクルが計画(Plan)から始まっていることで、「正解」のデザインが綺麗に描かれるため、応援するための余白がデザインされていない。つまり、ファンを作ることが重要な時代に、「応援」というファンが一番取りたい行動をさせてくれない仕組みになってしまっている。

#何の音も出ない

この正解が出まくっている世の中での戦い方は、「挑戦」する姿を見せることだと言っていました。

今回はこれを自分の環境に当てはめてみます。

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僕の働く会社のメイン事業は、「結婚式場への演奏家派遣」です。

このサービスをブラッシュアップしていくために用いる手札は、まず身内を本当の身内にする動きを加速させます。今まで僕たちの新規開拓営業の情報は社員間、もっと言えば営業や立ち上げに関与するかもしれないなあというメンバーのみ共有されていました。

今まで新規獲得の戦いは隠密な情報戦の側面も大きかったのですが、このオープンソースの時代ではその部分をバッサリ切り捨てて、数人で持っていた情報を全社員、そして登録してもらっている演奏家にも共有し、駆け引きのない信頼関係構築を目指します。

「式場に行って演奏してもらう」という業務以前にその現場が仕事に繋がるまでの背景を知ってもらうことで、今まで以上に熱い結婚式の現場を生演奏で創り出したいと思っています。

新規営業を追うドキュメント、メイキングを全社員、そして演奏家の仲間に見てもらうことで、応援してもらい、多くの想いを乗せて勝たせてもらう流れを作ります。

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結婚式業界の復活にはまだまだ時間がかかると思っています。もしかしたら、売上規模の話で言えばコロナ以前の水準にはもう戻らないのかもしれません。

昨日書いたようなレッスンのプラットフォーム事業といったようなブライダル以外の動きもしていきますが、ブライダル業界がこのまま弱っていく姿を放っておくことはしたくないと思ってます。音楽家としての自分はジャズ業界で育ててもらいましたが、ビジネスマンとしての僕はブライダル業界が育ててくれたので。

今は大事な会社の財産の掘り起こしをしっかり行って、本当の戦いが始まる時に全力で戦える状態を作れるようにしておきたいと思います。

今日もありがとうございました。




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