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仕事を辞めるたびに学んだこと~私が仕事を辞めた理由とこれから~



はじめに


今日は、これまでに仕事を辞めた理由について書きたいと思う。

改めて振り返ってみると、人間関係で辞めたことがほとんどで、初日〜3日くらいで辞めることが多かった。

若いころは痩せていて童顔だったため言われることが多く、嫌な思いも随分した。

短期間で辞めているということは、そもそも働く気がないのかと思われがちだが、決してそんなことはない。

印刷会社で働いたことが多いが、例え下っ端の仕事だとしても、卒なくこなすことができるようになったことに、やりがいを感じることができた。

ただ、人よりも繊細で傷つきやすいため、ちょっとしたことでも苦痛を感じてしまったのである。

この記事を書こうと思った理由は、今後の仕事探しに役立てるためと、就労継続支援B型事業所に2ヶ所で3年通っても何のスキルも身についていない自分を戒めるためである。

この記事が、何らかの形で役に立てば幸いである。

これまでに経験した仕事


①印刷
パンフレットやチラシ、書籍などを印刷するオフセット印刷機にこだわり、印刷用紙の準備作業に携わった。オフセット印刷には、一枚ずつ印刷していく枚葉機と呼ばれる機械と、トイレットペーパーみたいに巻かれた紙に印刷していく輪転機と呼ばれるものがある。

②製本
丁合と呼ばれる印刷物を機械にセットする仕事と、機械で本にしたものを、パレットに積んだ。

③倉庫内作業
派遣先で、検品、仕分け、梱包などに従事した。

④ラーメン屋
デパートに入っているラーメン店で、接客に従事した。

辞めた理由


①印刷を辞めた理由
・先輩が、「タバコ吸っていいよ」って言ったため吸っていたら、社長に、「先輩が仕事してるのに、突っ立ってタバコ吸ってるなんてありえないだろ」と言われた。社長自身も、仕事の合間を見てタバコを吸っていたのに、新人はタバコも吸ってはいけないのかと腹が立って辞めた。

・先輩に教わったことをメモするように言われていて、家にメモ用紙を忘れたと言ったら蹴られた。
・20代後半の時に、腹が出てきたことを揶揄されたり、みんなの前で工場長に「これ、ずっと無職だったんだよ」って言われた。
・8時半〜の仕事だったが、電車の乗り合いが悪く8時半に会社に着いたら、「8時半に工場だからね」と言われ、かつ、「俺は昨日11時まで仕事したからいいんだよ」って言われた。
・実際は大差ないのに、「あの子より紙積めないのに高い時給もらっているんだからね」って言われて、やる気をなくした。

②製本を辞めた理由
・派遣先の指導者が、私に全部やらせ、えらそうに腕を組んで突っ立っていたため、半日で帰った。
・「色んなやり方を教わると思うけど、自分が一番やりやすいやり方でいいからね」と言われたため、自分がやりやすいやり方でやっていたら、工場長に、「俺が教えたやり方でやれ」と怒られた。

③倉庫内作業を辞めた理由
・派遣先で年下に「お前」と言われた。
・自分が担当する本をベルトコンベアに乗せる仕事で、入れ忘れた人が悪いのに、代わりに入れ忘れた私が悪いように言われた。
・自分が担当する本をベルトコンベアに乗せる仕事で、周りと同じようにチェックを入れていたら、「見ずらい」とイチャモンをつけられた。

④ラーメン屋を辞めた理由
・店長が、必要以上にプライベートに踏み込んでくることに我慢の限界を感じた。
・店長が、「男と女は違うからね」と言い、男だけに厳しかった。
・週末休みの知人と飲みに行くのが楽しみだったが、毎回「飲みすぎるなよ」と言われるのがストレスだった。

振り返りと学び


①自分に合った仕事に就くべきだった
印刷や製本、倉庫で働くことが多かったが、印刷は体力勝負の仕事で、私には合わなかったと感じている。

新聞を印刷する会社で働いたことがあるが、試用期間で解雇されたことがあり、この時に、違う職種で探すべきだったと後悔している。

②近くの会社を選べばよかった
高校時代、1時間以上かけて通学していたため、良さそうな会社があると、1時間以上かかっても応募していた。

晴れの日だけならまだしも、雨の日もあったりするため、もっと近い会社に絞って仕事を探すべきだったと感じている。

③辞めるという結論を早く出しすぎた
辞めた会社の中には、辞めたことを後悔している会社もあるが、仕事を辞めると次を探すのが大変なため、しばらく様子を見るということも大切だったと思う

会社の悪いところに目をつぶれずにいたような気がするが、100%合う会社はないということに気が付くべきだった。

④短い時間から始めればよかった
仕事を転々としすぎたため、人間関係が変わることが多く、そのたびに「今度のところはどんな人がいるんだろう」と不安があった。

働くことが嫌だったわけではなく、人間関係を構築していくことが苦手だったため、短時間から始めることも視野に入れるべきだったと思う。

⑤生意気だった
試用期間で解雇された会社は、仕事が続いていた矢先の出来事だった。輪転機で使う紙を転がす際にゴム手を使っていたら、「10年早えーよ」と言われたことがある。

移行支援に行っていた時に、「言葉は悪いけど、長く働いている人がやってることを、1年目の人がやっていたら誰でもそう思うと思う」と言われた。

そういう人は、新人の時にかなりたたかれて育てられたことが考えられるが、私には職人の仕事は合わないということに、早く気が付くべきだったと思う。

現在の状況と未来の展望


私は現在、就労継続支援B型事業所でnoteの記事の作成に取り組んでいる。

ネタが思いつかなかったり、B型の低賃金にうんざりして目標がブレてしまうこともあるが、週5日通所している。

コミュニケーションに障がいがあるため、職員をいい意味で利用できず、一人で抱え込んでイライラしていることが多い。

B型は、引きこもりの人が、社会生活の一歩として利用する場所で、私のように週5日フルで通所できる人は、A型や障がい者枠で働くことが望ましいと考えられる。

しかし、コミュニケーションに障がいがあったりするため、長く続けていく自信がなかったり、いずれはフリーランスになるという目標があるため悩んでいる。

今後、引き続きB型事業所でライターのスキルを身に付けることを目標にしていきたいと思う。

最後に


仕事を転々としたものの、働く気がなかったわけではない。

しかし、こうして振り返ってみると、考えが甘かったり、忍耐力がなくすぐに投げ出していたことに気づかされる。

仕事が続き始めたと思ったら、試用期間で解雇されたが、この時すでに私は印刷の仕事を諦めるべきだったと思う。

他に自分のやりたい仕事はなかったが、自分に合った仕事が何かしらあったはずである。
今後、B型事業所を一日でも早く卒業することができるように頑張っていきたいと思う。


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tomoyuki
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