Part.1_創業2期目で海外挑戦し行列をつくったお話_出店に至るまでのエピソード
ラーメン屋で海外展開をしたい。と2023年の11月に言った。
その時、僕はまだ個人事業主で月商300万円のラーメン店を1店舗経営していた。
アルバイトが12名インターン生が1名の組織だった。
ラーメンを作れるのは僕1人だった。そうなってくると毎日昼夜お店を開けるのもやっとのことだ。
そんな状態で海外に行きたいと言うとまずは国内でもっと展開してから会社を大きくして組織を作ってからだね。周りからは言われた。
アドバイスをくださった方の中には実際に海外展開をして成功している人もいたので最初はそうしいないといけないのか、、。と思った。
けど、一つ違和感があった。
初期フェーズで海外に挑戦した人はいるのだろうか?
失敗にはある程度法則があるけど、成功には法則がない。むしろ成功はアートである。
一回やってみないとわからないと思いアドバイスはいただいたものの自分でやってみることにした。
けど、そうはいっても人もいなければお金もない。
自分が現場に出ないと今(日本)のお店は回らない。
なので何をしないといけないか整理した。
当時の僕はこの3つを思いついた。
今のお店が僕がいなくても回る状態を作る。(社員の採用)
今のお店の売上を月商500万円まで引き上げる。
海外挑戦をサポートしてくれる現地の方を見つける。
2023年12月頃から、有り難いことに当時インターン生だった梅木君がラーメンを作れるようになり2人体制が出来上がった。
2024年1月創業メンバーの駿介が転職してきてくれた。
徐々に人が集まり始めた。
僕はとにかく今の店の売上を上げることとこの2人の育成に力を注いだ。
実際に売上は伸びていった。
立てた目標は絶対に達成するんだと自分と約束をし守り切った。
一度も未達になっていない。
1月の終わりにふと思う。一生懸命毎日やってる。売上も上がってる。
メンバーも成長している。不満はなかったしなんなら充実感もあった。
しかし、僕が目指している海外挑戦という山のてっぺんから見たら今どこにいるのだろうか?そう考えると積み上がってはいるものの現状に満足してはいけないと思った。
もっと考え方を変えて違う角度からアプローチしないとこの壮大な目標には届かないと気づいた。
その時に今の延長線上で物事を考えることをやめた。
毎日日記を書いていたことがこの辺りから活き始める。
僕はラーメン作りはできるが得意ではない。
人を育てることも最低限はできるが得意ではない。
何が得意か・・・・それはビジョンを描き人を巻き込むのが得意みたいだ。
壮大な目標があるならそれを皆んながワクワクできるように言語化すればいい。
想いはあった。けどそれを言葉にしていなかった。
まず、どうして起業したのか。どうして海外に挑戦したいのか。しっかりと自分の中で考えがあった。
それをまとめたのがこれだ!ぜひ一度読んでみて欲しい。
文字に起こしていくと自分の考えがすごくまとまってきた。
そして、何をするかばかり考えていたが、誰とするかもそれと同じくらい重要だと気づいた。
その時、僕の頭の中には一緒に働きたい人の顔がたくさん浮かんできた。
そのうちの1人が今回一緒に韓国出店をした夢を語れ青森代表のタツ君だ!
彼とは順天堂大学で出会い一緒に学生団体を運営していた。
一緒に夢を語れで修行した絶対に負けたくないライバルであり親友だ。
彼は夢を語れグループの20店舗近くある中で総本店を抜くと1番売上をあげていた。
正直悔しかった。
けど、海外を目指すとなると一緒にやった方がいいのは間違いない。
会社の戦力になるとか以外に、純粋に東証の鐘を鳴らす時に一緒に鳴らしたいと思った。
変なプライドが邪魔をした。
今まで一緒に切磋琢磨してきたライバル、しかも自分が負けている状態で一緒にやろうと誘うのだ。
色んな気持ちがあった。
けど、僕は以前にITの事業を失敗した時に自分に誓った。
これから先、変なプライドは持っていても意味がないから全て捨てようと。一個だけ持つなら「自分が言ったことに責任を持つ」自分に向けたプライドだけは置いておこうと。
会社のビジョンを磨いた。
株式会社夜明けは今後どうなっていくのか、ビジョン・ミッション・バリューを言語化した。
3月に1人で韓国旅行に行く予定を立てていた。
その時にタツを誘ってみた。そしたら2日前にも関わらずやってきた。
韓国に行くなら誰かに会いたいよねと話していると修行時代に出会った方で韓国でラーメン屋をやっている人がいたと思い出した。すぐに連絡した。
その方は残念ながら今は韓国ではなく台湾にいるとのことだった。
誰かに会いたかったね〜と話していると折り返し連絡が来た。
僕たちが韓国に行く日にたまたま大谷翔平選手の所属するドジャースの開幕戦が韓国でありそれを観に行くから韓国に行くとのことだった。
韓国で一緒にご飯を食べ近況報告をすることができた。
その時に海外展開をしたい夢を語った。
そしたらいいね!やろう!と言ってくれた。
お酒も入っていたので冗談なのかよくわからず次の日事務所へ行き会議をすると本当だった。
打ち合わせを済ませてホテルに帰った。
嬉しいけど、どうするよ。日本の店大丈夫?1時間くらいタツと話し合った。
僕は心配性なので色んなリスクを考えてしまう。
タツはいい意味で楽観的だった。
やるって決めてんから後はどうすればいいかだけ考えよ!
バランスいいなと思った笑
そうだこれを機に今晩タツを口説いて仲間にしよと思った。
とりあえず韓国来たんだし遊びに行こう!と言い
行ってみたかった梨泰院に行った。
Netflixで配信されている梨泰院クラスという韓国の外食企業にフォーカスを当てたドラマがある。
僕たちはそれに影響され自分たちはパクセロイ(主人公)だと言っていた。笑
タツは髪型まで、、、、、、
梨泰院クラスの聖地を巡った。
ご飯を食べている時にタツに一緒に世界を目指さないかと誘った。
そしたら、いいよ!と言ってくれた。
いいよと何の躊躇いもなく言ってくれたので喜びよりも驚きが勝ってしまった。笑
これが僕の人生初の海外旅行となった。
数々の奇跡が重なり合いこのような結果となった。
最後に改めて皆んなにありがとうと言いたい。
僕たちが今回韓国に旅行に行けたこと、そして出店できたこと。
それは日本で支えてくれてる皆んながいたからです。誰か1人欠けてたらこの未来はなかった。本当にありがとう。
チャンスを下さった中尾さん・ゆかさん初め韓国メンバーの皆さん本当にありがとうございます。
これからも皆さんと一緒にワクワクしていけるように新しいことにどんどん挑戦していきます!
そして皆んなのやりたいを形にできるような会社にしていきます!
一緒に楽しんでこ!!!!
2024年7月に国内新店舗が千葉県内にオープン
2024年10月に韓国店オープン
2024年12月に国内4号店が千葉県内にオープン
年内だけでも新規出店が続きます。
それに伴い採用を強化していきます。
海外で働いてみたい方、ラーメンを作りたい方、外食スタートアップで働きたい方、ぜひ一度カジュアルにお話しさせてください。
マネージャー・店長候補・バックオフィス絶賛募集中!
2025年1月に韓国法人を設立を予定しております。
グローバルで働きたい方ぜひお力を貸してください。
弊社前年比560%の成長を実現できました。
来期も200%以上の成長を実現させていきます。
次回は韓国出店をして実際にどうのようにラーメンを作り行列店にしたのかについて書きたいと思う。