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「旅をする木」を読んで
旅のエッセイを読みたかった
その時長編小説を読む気分ではなく、短く区切られるエッセイが好みでした。とりわけその中でも旅行に興味があったので、旅にまつわるエッセイを書店で探していたのでした。
精緻な文章に惹かれた
実際に手に取ったのは、旅をする木という星野道夫さんというフォトグラファーさんが書いた文庫本でした。
ページをめくると、アラスカの自然や動物の描写などとても稚拙に描かれていて、一気に引き込まれました。なんとなくジェットストリームというラジオで城達也さんがナレーションしていた音声を思い出しました。
アラスカの大自然と人の営み
厳しい中でも生きている動物やその中での人間の営みなど、すごく情景が浮かんできます。
個人的には白夜というタイトルの話が好きで、トラブルが起きてからのラストの描写が本当に目に浮かびます。
旅行にまた出たくなる
ふとしたきっかけから自分が旅行好きなことに気づいて、アラスカまではいけないにしろ何ヶ月かに一回くらいで国内をメインに旅行しています。でも、一回行った台湾もすごく良かったので、また行ってみたい。そんなことを想起させる一冊でした。
