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ukka春ツアーの思い出 仙台編

ukkaの春ツアー『ukka Major Debut Spring Tour』
宮城・仙台Darwin公演に行ってきました。
本来行く予定ではなかった公演なのですが、なんやかんやで行く事になり…
せっかく行ったからには前回の横浜公演に引き続き、思い出を書き残していきたいと思います。

自分は記憶力がだいぶ残念なので、MCの詳細な内容など記憶が曖昧なものはほとんど書いてありません。また書いてある内容の中にも記憶違いをしている箇所があると思うのでご容赦下さい。

また、今回もライブの内容・セットリストなどは全てネタバレ全開です。以下ご注意下さい。

横浜公演の予後とdot yell fes

全国6ヶ所を回る今回のツアー、当初参加する予定だったのは神奈川・愛知・東京の3ヶ所だったのですが、初日の神奈川・横浜ベイホール公演が期待を遥かに上回る素晴らしいライブだったので、翌週の宮城・仙台Darwin公演にも行きたくなってしまいました。

前回横浜ベイホールの思い出はこちら↓
※この文は基本的にこちらの前回の思い出を踏まえての話になっています。

とは言え、週末にはすでに別のイベントへ行く予定も入っているし(超ときめき♡宣伝部の上映会イベントです)、オタク活動以外の現実世界の生活との兼ね合いも色々とあるしで…まぁ無理に予定を変更してまで仙台へ行く必要も無いか…と思っていました。

しかし、横浜公演翌日のSHOWROOM配信で次回の仙台公演から「観客の声出しOK」になるというアナウンスが。

大変だ…これまでもフェスや対バンライブで声出しOKだった事は何度かあったものの、ワンマンライブでの声出しはこれが初解禁。前回の横浜公演から歌唱パートが再構築されている事もあり、今までのフェス等での声出しOKとは意味が全然違います。
こういうものは何事も最初が肝心で「ツアーは初日と千秋楽に行かないと在宅」という話はあまりにも有名な話ですが、横浜公演に続き、ワンマンライブでの声出し初解禁の仙台公演も実質的なツアー初日になってしまった訳です(?)
これは絶対にその場に居たい。オタクの声援で喜ぶメンバーの顔が見たい。結城りなちゃんの名前を呼びたい。。。
という訳で、無理に予定を変更をしてまで仙台へ行く必要は充分にありました。どうしよう…
ウカウカしている間に(ukkaだけに)2、3枚ほどリセールに出ていたチケットはあっという間に消え、通常販売中のチケットも整理番号がドンドン進んで行きます。どうしよう…

どうしよう…どうしよう…と優柔不断を発揮し、仙台行きを決めかねている中、KT Zepp Yokohamaでdot yell fesが開催されます。これは予めチケットを取っておいたものなので予定通りに参加します。

この日のイベントも声出しOK。ukkaの一曲目は『リンドバーグ』でした。ukkaファン以外にも知名度の高いグループの代表曲でありながら、ツアー初日の横浜公演ではなんとセトリに入っていなかったこの曲。
Aメロ・Bメロ共ににメンバーの名を呼ぶ定番のコールが入る箇所があり、今日はパート担当メンバーが変わっている可能性があるので反射神経が求められます。
もしも今までコールの入るパートを持っていなかった推しメンの結城りなちゃんにパートが与えられているのならば、それはそれはクソデカボイスで叫ばなければ…と前のめりになります。
もし変わっているとしたらきっとあのパートだろうなという目星はついていて、2番のAメロ後半「退屈な明日を拒んで 夜空に 僕らは飲み込まれてく」元水春さんのパートで茜空ちゃんが歌っているパート、もし変わるならここだろ!と思っていました。
しかし予想は外れ、りなちゃんは1番のAメロ後半、「囚われた 心を 解き放つ ステージのオブリビオン」のパートを歌いました。
こっちは桜井美里さんが歌い、村星りじゅちゃんが受け継いでいたパートです。
横浜でのパート変更パターンから、基本的にりなちゃんが受け継ぐのは水春さんのパート、葵るりちゃんが桜井美里さんのパートなものだと思い込んでいたので、めちゃくちゃびっくりして驚きが優先してしまい満足にコールもできませんでした。
(※ちなみに後から考えると横浜公演の時点から元桜井美里さんパートをりなちゃんが歌う箇所は他にも普通にいくつもあったのですが)

これは悔しい…結城りなちゃん推しの自分が会場内の誰よりもデカいクソデカボイスで名前を叫べなくてどうすんのさ…
しかしライブは続くので気を取り直して楽しみます。

安定してukkaの客以外も巻き込めるAM0805、それ9(こちらはリンドバーグと違い2度目という事で冷静にパート変更にも対応できた)、メジャーデビュー冠曲のアフタヌーン、進化し続ける最新曲コズミック・フロートと、フェス仕様として安定感抜群のセトリでした。

この日はオールスタンディングのフロアが前方VIPエリアと後方通常エリアに分かれており、VIPエリアがVIPを謳うにはいくらなんでも広すぎるくらい広く取られていて、通常チケットのオタクは始めから人権無しという条件。
ド平日の17時台という社会不適合者しか会場へ来れない時間帯の出番という事で、やはりよく訓練されたオタク達は皆前方VIPエリアへ行ってしまっていたのか、自分がいた通常エリアは前方に比べてどうにも反応が薄かったように感じ、諸々含めなんとも不完全燃焼な結果となってしまいました。

そしてukkaの出番後、特典会へ参加した後にフロアへ戻るとTEAM SHACHIのライブが始まり、このライブで大変な衝撃を受けます。

TEAM SHACHI

TEAM SHACHIの出番直前、フロアはまるでワンマンライブなのかと錯覚するほど大勢のタフ民(TEAM SHACHIファンの総称)の発する異様な熱気に包まれていました。タフ民には社会不適合者がこんなに沢山いるのか…いや、多くのタフ民が無理を押して駆け付けているのもそれもそのはず、TEAM SHACHIはこの日が正真正銘の声出し初解禁のライブなのでした。
メンバーがステージに現れるとアチラコチラから歓声が上がる。皆この時をどれほど待ち望んでいたのか…
自分はタフ民を名乗る程ではないけれどSHACHIの現場にはワンマン含め何度も行っているし、実はチームしゃちほこ時代にはメイン現場だった時期まであったりするのですが、声出し禁止の期間があまりに長すぎたせいかTEAM SHACHIというグループ(とタフ民)の実力・ライブの熱さをすっかり甘く見ていた所があり、この瞬間まで完全に油断していました。

しかし一曲目『START』のイントロが鳴ると、まるで地鳴りのような大歓声!
一瞬で爆発した会場の熱に煽られて、自分の口からもさっきは全然そんな声出てなかったじゃん!と自分で自分に突っ込みたくなる程のクソデカボイスが飛び出し、腕を突き上げて熱狂しました。熱い。とにかく熱い!

熱い曲調に熱い歌が乗り、客席もほとんど最初から最後までずっと声を出し続ける『START』。熱い曲揃いのSHACHI楽曲の中でも特に激熱なこの曲、歌詞を含め声出し解禁一発目にこれほどピッタリな曲があるだろうか…

その後も『東海コンプライアス』や『舞頂破』など声出し規制後発の曲にも当たり前のようにコールが入り、勢いは更に加速。『抱きしめてアンセム』ではもう訳が分からんくらい会場全部が半狂乱に踊り狂い、ラストにはこれまた激熱の『雨天決行』で大熱狂のステージは幕を閉じました。

凄いものを見てしまった…会場全部巻き込んで熱狂に叩き込むTEAM SHACHIとタフ民の凄さを改めて思い知り、自分自身も熱狂の中へ飛び込み、全力で叫んで、腕を上げて、跳んで、踊って。
本当に最高に楽しいライブだった…見れて良かった…と感激すると同時に、やや悔しい気持ちも。

ukkaだってもっと熱いライブできるし!という謎の負け惜しみの気持ちと、自分自身も明らかにukkaのライブの時よりSHACHIの時の方が盛り上がってたじゃん!もっとやれたんじゃん!という気持ちが膨れ上がり、これはもう仙台公演、行くしかないです。

声出し解禁のワンマンライブで今度こそ最高のリンドバークをぶちかましたい。ツアー初日のセトリにはリンドバーグは無かったけど、そんな事関係ないです。やるんです。解き放つステージのオブリビオンです。必ずやると信じて春ツアー仙台行きを決断しました。

予定を整え、幸い別のイベント(超ときめき♡宣伝部の上映会イベントです)も代わりに行ってくれるオタクが見つかり空席を作らずに済んだので、思い残すところなく仙台へ向かえます。上映会後にはお見送り会が予定されていたので、とき宣の推しメン吉川ひよりちゃんにやっと念願の対面で会える待ちに待ったチャンスだったけど、思い残すところなく向かえます。(血涙)

仙台へ


そんなこんなで久しぶりの仙台。遠征で仙台に来るのは私立恵比寿中学のライブ以来。(エビ中のライブだったって事だけは覚えてるけどいつのどんなライブだったかは全然覚えていないし、なんなら会場すらどこだったかも忘れている。そういう所も思い出noteを書き始めた理由のひとつです)

今回は急遽決めたにも関わらず、ありがたい事に元々仙台に行く予定だったオタクに新幹線の手配から何から全てお任せして用意して頂きました。しかも少しお安く。感謝。


新幹線で仙台へ到着、まずは当たり前のように牛タンを食べようという事で、仙台在住歴もある同行オタクおすすめのお店へ。

泣いた

残念な事に休業日でしたが、会場近くにも店舗があるようだという事でそちらへ行ってみる事に。
しかしそちらは営業中だったものの、とんでもない大行列…さすがにこの行列に並ぶのは厳しいという事でプランBへ変更です。


こちらのお店は並びも無くスムーズに入店できました、サッと食べてパッと出るタイプの回転が早い定食屋という感じのお店でした。リーズナブルな価格でボリュームたっぷり。とても美味しい牛タン定食を頂きました!

りなちゃん牛タンだよりなちゃん


ちなみにお店へ向かう道すがら、会場近くを通った時に先行物販に並ぶ多数のオタクを観測していたのですが、前回の横浜公演では終演後でも充分に物販が買えていた事もあり、今日もまぁ先行には並ばなくても大丈夫でしょ〜と軽く考えてました。これが後に痛いしっぺ返しに。

食事を終えた後はせっかくなのでと付近をブラブラと呑気に散策などしてのんびりと会場へ。当然事前物販は終了していました。
会場の仙台Darwin、アーケード商店街の中にいきなりあってビックリするとは聞いていたけど、本当にアーケード商店街の中にいきなりあってビックリしました。目の前まで来てここだよ〜と言われても最初は本当にどこなのかわからなかった…

本日の会場、バーミヤンです

今日の整理番号は直前に購入したものなので当然ながら後方確実な180番台。同行のオタクはもっと前の番号なのでここで一旦お別れ、ひとり最果ての列に並びます。呼び出しをされる頃にはもう周りに入場していないオタクが数名しか残っていなかったくらいの番号でした。
しかし今日は番号なんてどうでもいい、この場にいる事がなによりも肝心なんだ!と(自分に言い聞かせて)入場します。

仙台Darwinはスタンディング時のキャパが約300との事なので、理論的には後方には100人分ほどの空きスペースがあるはず!と試算していたのですが、もちろんそんな訳はなく、皆ほどほどにパーソナルスペースを確保しており最後方までほどよく人が入っていました。

どうせ後方だから慌てる事もないやと、とりあえずトイレを済ませにロビーへ。物販は販売中でしたがまぁ終演後に買えばいいかと素通りし(これがラストチャンスでした)、トイレを済ませフロアへ戻った所で物販スタッフから「特典券まもなく終了でーす」の声。
え!?特典券もう無くなんの!?と慌てて買いに行こうとするも間をおかずに「特典券只今終了しましたー」の声。警告から終了までが早すぎる!泣

という事で見込みが甘かったせいで遠征なのに特典券を買い逃すというやらかしをしてしまいました…泣
いつまでもあると思うな特典券…次からちゃんと事前物販に並びます泣


開演


仙台公演のナレーション・MC担当メンバーは芹澤もあちゃん。
冒頭、例の詩がもあちゃんらしいサバサバというかチャキチャキとしたやや早口の読み方で朗読される。

そしてOvertureでメンバーが登場。ステージが高い!最後方でも全然見やすく、表情までしっかりと確認できます。邪魔な柱など障害物も無いしとてもよい箱です。
今日の結城りなちゃんは髪を後でやや高めに左右2つで結んだ髪型。これはかわいい…特典券を買い逃した自分を呪います。

一曲目は横浜と同じく『アフタヌーン・グラフィティ』からスタート。いかにもメンバーコールなどが入るようなタイプの曲ではないので、皆どこで声を出すのかな…と思っていたらイントロのoh,oh oh,oh部分やBメロのwhoa whoa部分で声が上がりました。一瞬そこ!?と思ったけど自分も流れに乗って歌います。一体感!楽しい!

続く『ファンファーレ』ではメンバーコールが入り、盛り上がりも倍増という感じ。そして『空想トラベル』と横浜と同じセトリでライブは進みます。これといったコールがあろうとなかろうと、曲間やイントロに合わせてヒューヒュー言ったりワーワー言ったり単純に「自由に声を出せるライブ」というのはやはりとても良いものです。楽しい!

自己紹介でメンバーが名乗るとオタクがその名を叫ぶ流れ、そんなごく当たり前だった日常もやっと帰って来たんだなぁと嬉しくなります。

『killer Lips』では葵るりちゃんが自分が主役と自信満々にとても楽しそうに歌う姿が良いです。落ちサビでスッと光ってサッと消えるオタクの白大閃光も今日はよく見えました。自分は光物はやらないタイプだけど一瞬の輝きに命を掛けてるオタクっていいですよね。

そしてここでセトリが変化、『MORE×3』!
横浜では『214』だった所なのでここは変わるかな?と予想してたけど思った通りでした。
この曲はukkaが現在の6人になったその日のライブで発表・初披露された記念すべき曲ながら、実は当時の自分には全く刺さらず、正直好きな曲ではなく、仲間内では「モーモーモーとか牛かよ」みたいな事まで言ってネタ曲扱いにしていたくらいなのですが、チョロいオタクなので今では手のひら返しで大好きな曲。
このツアーで聴きたいな〜と思っていた曲でもあったし、声出し解禁で様々なコールが飛び交い、まるで曲が水を得た魚のように真価を発揮して楽しさも倍増!
声出しの無い時代に生まれた曲が実はものすごく声出しの曲だったという痛快さに、自分も元気よく「モー!モー!モー!」と声を上げ、牛なのは自分だった事を知ったのでした。楽しい!

続く『ねぇローファー。』『帰れない!』では結城りなちゃんの表現の多彩さが際立ちます。
ローファーで見せる胸が締め付けられる程の切ない表情、歌声、振り付けの所作。指先の動きまで全て駆使してローファーの繊細な世界観を更に深め、そうかと思えば帰れない!では逆にもの凄くパワフルでまるで客席を挑発するかのようなハードで攻撃的なダンス。結城りなちゃんの表現力、その進化が止まる事を知らず…という感じです。
りなちゃんのパフォーマンスは勿論どの曲でも全部良いのだけど、この日は特にこの2曲の印象が強く残っています。ここがセトリ固定のままならツアーファイナルではもうとんでもない事になっちゃってそうな予感です。楽しみ!

MCを挟み、次の曲は撮影可能です!という案内。そういえばこのツアー、地方公演では撮影可能曲が一曲づつ用意されると案内されていました。
仙台公演の撮可曲はなんと『AM0805の交差点』からセトリチェンジの『ニューフィクション』!大きなどよめきと共にカメラやスマホを構えるオタクの皆さん。自分も一応応スマホカメラで撮影してみたものの、さすがの最後方という事で全然ダメでした。
メジャーデビュー前最期の曲となったニューフィクション、現在のukkaがどんなパフォーマンスをするグループなのか一番伝わりやすいのがこの曲なのかも知れません。
メンバープロデュース公演という事で、メンバーにとっても今世の中に広く見て欲しい自分達の曲はこの曲だ、という想いもあったのではないでしょうか?
その思いを受けたオタクによって撮影された数々の素晴らしい動画はYouTubeなどにアップされているので、ぜひ多くの人に届いて欲しいです。

続く『コリオリ』『ガールズナイト』は固定のまま。
自分はライブ中、基本的には結城りなちゃんのみを目で追ってるのですが、ガールズナイトに関してはフィーチャー曲という事もあり、さすがに茜空ちゃんに目が行きがちになります。落ちサビラストの「Girls' night」ロングトーンにラスサビが被ってくる展開は何度見てもゾクゾクしてします。この日もカッコよかったな…

コズミック・フロート

そしてここで声出し解禁の本領発揮となる時が。それは新曲『コズミック・フロート』でやってきました。
自分はコズミック・フロートを聴いた瞬間からこれはもう跳ぶしかない曲だ!とライブ初披露の時からガンガン跳んでいたのですが、サビ(というかEDMでいうドロップというか)部分でも思ってたより跳んだりする人は少なく、以外と反応が薄いな…と感じていました。前回の横浜公演でもそれなりに盛り上がってはいるものの、そこまでの大盛り上がりという感じではなくサラッと終わってしまったなという印象でした。
ところがこの日は突然大爆発。声出し可能になった事により「swing! swing! swing! yey」が大合唱され、歌無し部分でもオイオイオイオイと声が上がり、フロアは縦揺れのブチ上がり状態に。メンバーの煽りも加速しジャンプする人も増え、ステージもフロアも最高潮の盛り上がりを見せます。
この曲が声出しとここまで相性が良いとは全く想像していなかったのですが、「swing! swing! swing! yey」のリズムはいわゆる「3、2、1、GO」とか「1、2、3、ダー」「いっせーのーせ」なんかと同じリズムなので、このリズムで息を合わせてジャンプすればそりゃ気持ち良くない訳が無いんですよね。
声が出せる事により問答無用のブチ上げ曲になったコズミック・フルート、後のMCで空ちゃんも「コズミック・フロートは今日みたいな盛り上がり方をイメージしていた」的な事を言っていて、これは間違いなく今ツアーの主役曲になったなと感じました。楽しい!

ここでMCを挟み、会場は興奮冷めやらぬという雰囲気のまま『キラキラ』『それは月曜日の9時のように』『Viva La Vida』へ。ここも横浜と変化なし。安定の振りコピ楽しいパートです。

キラキラでは初っ端のイントロからシンガロンするオタク達。自分も引っ張られて最初から歌っていたけど、やっぱりキラキラは最初からじゃなくて最後のアウトロだけを歌う方が締まりが良いかな?とは思いました。

それ9の「お台場の方まで行っちゃおうよ~」ではりなちゃんがとんでもない顔で空ちゃんに顔を近づけて迫り、しまいには投げキッスまで飛ばすも、空ちゃんからはあっさりお断りされる、という微笑ましいシーンも。
とにかく雰囲気が良い今のukka、メンバーもとてもリラックスしてライブを楽しんでいる事がこういった曲中のやりとりからも伝わってきます。
パート変更後早くも3回目のそれ9という事で、もはや変化したパートもこれが当たり前でなんなら最初からそうだったんじゃないのか?と思える程スッと入ってきました。

Viva La Vidaでは前回のnoteでサビ部分の振りに関して書いた事に対して、フォロワーさんからあやめちゃんの発案で全部クラップで統一する事になったのだと教えて貰っていたので、早速自分も全部クラップにして楽しみます。なるほど統一感!楽しい!

そしてここで「りなるりのご当地LOVE調査隊」のコーナーへ。
投稿された開催地のおススメ品をりなるりが紹介するコーナー、今日選ばれた方がおススメするのは「せり鍋」。せり鍋を食べた事のないりなるりの2人が脱力感たっぷりに紹介。りなちゃんなぜか「よせ鍋」と言ってしまったりして、さっきまでライブでバキバキのキレッキレだった人と同一人物とはとても思えません。
せり鍋の話が終わった所で他メンバーが出てきたので今回の紹介は一件だけで終わりかな?と思いきや、着替えを終えた他のメンバーがりなるりと交代して普通にあと2件紹介していました。
このコーナーでもそうでしたが、MC全般的にメンバーと観客が会話のやりとりでコミュニケーションを取る場面が多く見られ、あらためて声が出せなかった時にはこんな当たり前の事ですらできてなかったんだなぁと思ったり。

そしてライブはラストスパート、横浜では『タリルリラ』『まわるまわるまわる』『WINGS』だった所がなんと3曲全部変わるという凄い展開。

まずは変わったのは…ここで来ました『リンドバーグ』!!
これを見に来た!!
会場もまたまた急速に沸騰して一発目のあやめちゃんへのコールからいきなり大・大・大音量!さすがのホーム、さすが念願のワンマン初声出し、気合が違います。
そして待ちかねた「囚われた心を時放つステージのオブリビオン」パート、上の方で書いたdot yell fesでの後悔を吹き飛ばすクソデカボイスでりなちゃんの名前を叫びました。

その後も今日はもうリンドバーグに全振りのつもりで来たので、メンバーコールも全員分全力で叫んでいきます。会場中みんな本当にクソデカボイスを出しているので、もうそれはそれは凄まじいコールの厚さで…特にコールのブ厚い最後のりじゅちゃんへのコールでは、もはや曲も歌も聴こえなくなり、ただただ大音量のりじゅちゃんコールだけが響いているというレベルの大声援でした。

感無量です…これがやりたかった…この大声援の一部、リンドバーグの一部になりたくて仙台へ来たので、もう何も思い残す事はありません―――

エビ・バディ・ワナ・ビー


―――ありました。
リンドバーグに続いて鳴ったイントロはなんと『エビ・バディ・ワナ・ビー』!!
ここにきて更にとんでもない曲が来てしまいました。
コズミック・フロートからグングン上昇し続けていた会場のテンションも遂に限界突破!という感じで、「盛り上がっている」というより「頭がおかしくなっている」と言った方が適切な沸き方をしている人も多数。
でもそれでいいんです。エビ・バディ・ワナ・ビーはそれがいいんです!声も出せるようになった事で「お嫁さんになりたいの」に対する「\オレノー/」コールなども復活し、破壊力も頭の悪さもマシマシになったワナビー、もうとにかくめちゃくくちゃに楽しい!
バカになって大騒ぎが醍醐味のワナビー、自分にとってワナビーと言えばラスサビ、ラスサビと言えばフルマサイです。
自分はラスサビフルマサイは推しメンへの愛情表現だと思っているので、「やりのこしてない?こうかいしてない?」と煽られるこの曲のラスサビで跳ばない訳がありません。

Lets' go!
そうだまだまだ
Lets' go!
だってまだまだ

やりのこしてない?
こうかいしてない?
(ならいますぐ)
走りだせバディ!
はじめんぞ~
We go!!!

エビ・バディ・ワナ・ビー 歌詞より

最近はラスサビ跳ぶオタクが少なくなったな…と寂しくなる事も多かったのですが、この日は同じようにピョンピョン跳んでいる人が沢山見えて、それはそれは愛に満ちた光景で、本当に最高のエビ・バディ・ワナ・ビーでした。仙台に来て良かった…


ワナビーで汗ダラダラになった所でさぁ次はいよいよWINGSだ…と思ったらなんとここで流れたのが『おねがいよ』のイントロ。前回の横浜公演を見て、今ツアーの目玉曲はWINGSだと勝手に思い込んでいたので、これには驚きました。
会場もかなりどよめいていたように記憶していますが、もちろんおねがいよもWINGSに負けず劣らずの名曲。ワナビーで上がりに上がったテンションも落ち着きを取り戻し、最後はもはやこの曲を聴かないと誰も帰らないんじゃないか?というくらいに定着した『ラブパレード』が物語のエピローグのように響き渡ってライブは終了。

最後の最後には本日MC担当のもあちゃんが一人ステージに残って、「ばいびろーん」。これにオタクも渾身の\ばいびろーん/で返して、仙台公演終了。声出しライブ、マージで最高に楽しい!!


終わりに

終わってみればなんと初日の横浜公演からセットリストは5曲も変更されていました。

ukka Major Debut Spring Tour
セットリスト

01. アフタヌーン・グラフィティ
02. ファンファーレ
03. 空想トラベル
04. Killer Lips
05. 214/MORE!×3
06. ねえ、ローファー。
07. 帰れない!
08. AM0805の交差点/ニューフィクション
09. コリオリ
10. ガールズナイト
11. コズミック・フロート
12. キラキラ
13. それは月曜日の9時のように
14. Viva La Vida
15. タリルリラ/リンドバーグ
16. まわるまわるまわる/エビ・バディ・ワナ・ビー
17. WINGS/おねがいよ

18. ラブパレード

※太字が変動曲。 横浜/仙台

今後このセットリストが今後またどう変わっていくのでしょうか?とりあえず青春小節の曲とコズミック・フロートの位置だけは固定かな?という気がしますが、なにせWINGSやリンドバーグまでが日替わり曲になっているので、今後どうなるかは全く予測できません。
T.O.N.Eのフィーチャー曲からはあやめちゃんのファンファーレと空ちゃんのガールズが入ってるけど、今後りじゅちゃんのShining City LightsともあちゃんのParty goes on.が入れ替わりになる事はあるのか?
今の所タリルリラとワナビーだけのSakuraebis以前のインディーズ曲は他にもセトリ入りするのか?
地方公演での撮可曲もあと3回、これも同じ曲が撮可曲になるとは考えにくいし、果たして…と、これだけセトリが変化するツアーともなると複数回参加する楽しみも増します。

そんなukka春ツアー、今後の予定は
3/19(日) 福岡、3/26(日)愛知、4/1(土)大阪、4/16(日)東京。
なんとまだまだ各会場チケット発売中のようです!


なにはともあれ今日も良いライブだった!さぁ特典会でりなちゃんに今日の感想を…と行きたい所が今日は特典券を買い逃した残念なオタクなので、同じく買い逃した残念な同行オタクと共にそそくさと会場を後にし、見込みよりもだいぶ長くなってしまった帰りの新幹線の時間までヤケ酒を煽りに仙台の街へ向かいます。

今回伺ったお店

ちなみにご当地ラブ調査隊で話題になったせり鍋が食べられるお店も見掛けたのだけど、2人で入るにしてはちょっとお値段のお高いお店だったので断念しました。(特典券には全然惜しまずお金出すのにね)

適当に見つけた居酒屋を何件か梯子しただけだったけど仙台は安くておいしい居酒屋が多いですね。
楽しくお酒をガバガバ飲んで、帰りの新幹線は即就寝でした。

自分は次回の福岡公演は今度こそ在宅なので、次回は愛知!うなぎたべるぞー


おわり

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