『グローイングスラッシュに魅せられて』 もしもこんなユニフォームがあったら いわきFC編
こんにちは。
ユニフォーム研究家のともさんです。
いつも私の身勝手な架空ユニフォームにお付き合いいただきありがとうございます。
今回はTwitterで投稿したいわきFCの一連の架空ユニフォームについてまとめていきたいと思います。
いわきFCは2022シーズンにJリーグ参画。
クラブエンブレムはいわき市の形に一本の襷(タスキ)。
第一印象としてはJリーグでは珍しくシンプルなデザインだなという。
クラブ公式サイトで調べるとそれは「グローイングスラッシュ」という”復興から成長へ、チームと共に上昇していくいわき市の姿をあらわす。”という思いが込めらたものということが分かりました。
私はこのシンプルで、しかし力強い想いの込められたエンブレムが一瞬で気に入りました。
想い、気持ちをシンプルに示すことのできる素晴らしいデザインであると思いました。
いわきFCがJFLを優勝し、いよいよ来年からJリーグに参画するという2021年11月、このエンブレムの意味を認識し、なんとか面白いものが作れないかと考えるようになりました。
想いを動作で示す
私は日々サッカーユニフォームのデザインを考えている中で、ただ単にデザインに落とし込むのではなく、動作や人の動きと連動できるものはないかと常々考えていました。
そしてこのグローイングスラッシュを見た時に閃くものがありました。
よくサッカーではエンブレムに胸を添え、その国、そのクラブへの愛を示すことがあります。
代表チームでは国歌斉唱の際によく見られますね。
このポーズはそのままグローイングスラッシュになるな、と。
クラブへの愛、ホームタウンへの愛を示し、かつそのポーズがクラブアイデンティティを示すものとなる。
これは選手がするだけでなく、サポーターでも同じポーズをして同じ想いを共有できるのではないか。
なかなかよく考えられているでしょ!?(笑)
このポーズを取れるのは長袖が良いと思ったのでアンセムジャケットで作って見ました。
グローイングスラッシュのグッズも
いわゆる"タスキ掛け"の見た目はいろんな場所にも見受けられるな、ということでグッズも考えてみました。
ショルダーバックを持つ人はみんなグローイングスラッシュではないか!?
これは普段着ているシャツにテープを貼ればグローイングスラッシュになるなという発送から。
テープという汎用性高い商品であれば使う人の工夫次第でその場が一瞬でいわきFCっぽくすることができるので便利です。
サーモグラフィック調に
最初に思い付いたアンセムジャケットに連動する形でこのユニフォームを考えました。
アンセムジャケットで手を添えていた熱がそのままユニフォームにも乗り移るというコンセプトです。
そしてその熱はそのままグローイングスラッシュを体現する。
いわきFCの2022シーズンユニフォームは1stが赤、2ndが白だったので、3rdユニフォームのような立ち位置という想定です。
ストーリーを楽しむ
以上が私の勝手に考えたいわきFCの妄想ユニフォームたちです。
なんと言ってもクラブエンブレムのデザインコンセプトが素晴らしい。
私はすっかりグローイングスラッシュに魅せられてしまったのです。
素晴らしいクラブ理念を選手もファンも同じ動作(ポーズ)で示して想いを共有する。
いろんな場所でクラブ理念を体現する。
ジャージを脱いでも引き継がれる想い。
着て終わり、使って終わりではなく、そのウェアやグッズがあることで無意識的にクラブ理念を後押ししている、そんな素敵なストーリーになればいいなと思っています。
クラブ関係者の方、ファンの皆様、お気を悪くさせてしまったら申し訳ないですが、暖かい目でみてもらえるとありがたいです。
架空のユニフォームデザインというより、誰かがちょっと楽しく、ちょっと幸せになるような架空のストーリーをこれからも身勝手に考えていきたいと思います。
#もしもこんなユニフォームがあったら
#サッカーユニフォームの世界