もしも福島ユナイテッドのユニフォームが土湯こけしの模様だったら
ともさんのアイデアの始まりと発展をご覧ください。
みなさんこんにちは。
ユニフォーム研究家のともさんです。
今日はユニフォームデザインをおもしろおかしく、リアルに妄想するもしもこんなユニフォームがあったらシリーズ。
福島県には土湯こけしという三大こけし発祥地のひとつがあります。
愛らしい表情がとても和ませてくれます。
伝統工芸がユニフォーム柄となるのは現代サッカーユニフォームデザインの常套手段。
これは妄想しない手はありません。
毎回のことですがこの”ユニフォーム x 土湯こけし”のアイデアを思いついた時はオレは天才と思いましたが笑、そもそもどのユニフォームデザインにもそのような柄になる理由があって、その理由に整合性があれば多くの人を納得させることができる、と個人的には思ってます。
見た目の柄を超越するストーリーが大切なんですよね。
先日tweetしたものがこちら。
たくさんの反応ありがとうございます。
ここに載せたのは4枚ですが、実はいろんな経緯がありましたので時系列の沿ってご紹介します。
アイデアの変遷を見る
こけしということで木目まで再現しなるべく本物に近い色合いにしたのですが、緑や赤との視認性が悪く、全体的にメリハリがなくなってしまいました。
ということでベースカラーを明るいクリーム色にし、木目はとりあえず無くしました。
最初に比べて少しスッキリした印象でしょうか。
メリハリをつけるため横縞模様を中央に絞ってみました。
サッカーユニフォームっぽくなってきました。
でもスポンサーロゴが見づらいですね。
2番目のデザインからスポンサー部分をブランクしてみやすくしてみました。
3番目のデザインをスポンサー部分ブランクへ。
こちらの方がスッキリしますね。
柄を少し違うものへ変更しました。
実際の土湯こけしにもいろんな柄がありますから(それこそ一点もの)これは好みかもしれません。
柄の表現を襷掛けにしてみました。
襷掛けもサッカーユニフォームではよく使われるデザインです。
こけしの柄と襷掛けで(上昇志向とかエンブレムを繋ぐファンを表すとか)二つの意味を取り入れることができます。
2番目にデザインしたものはプレマッチトップ(試合前の練習着)や普段のトレーニング用シャツでどうでしょうか?
実際につくるならこんなコンテンツストーリーで
このデザインを実際に採用するならクラブ代表(社長?キャプテン?)とサポーター代表でこけし工房で大きなこけしに実際に模様づけをしましょう。
実際に模様づけしたものからデザインを起こしてユニフォームにする。
そのこけしは1年間スタジアム入り口で飾られる。
クラブとファンと地元工芸が手を組んだユニフォームになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
地域の伝統工芸をサッカーユニフォームにしてみました。
全国各地にいろんな伝統工芸があると思います。
思わず応援してしまうような地元密着のデザインを今後も勝手に考えて生きたたいと思います。
こちらもよろしくお願いいたします。