【祖父母を連れて旅行】五島列島〜唐津に行ってきた
11月が誕生日のおじいちゃん(84歳)とおばあちゃん(83歳)と誕生日旅行を行こうということになり、母姉と祖父母と私の5人で五島列島〜唐津の2泊3日旅行に行ってきた。
備忘録も兼ねてレポートを残しておこうと思う。
1日目 羽田→長崎→五島へ
朝イチから、長崎空港での乗り換えが必要でチケットの時間を変えてもらったからか発券にめちゃくちゃ時間がかかってしまった。
出発時間ギリギリの搭乗で、しかもおじいちゃんは脚を痛めていてスタスタ歩けないから、仕方ないから横幅小さめの車椅子に乗せて猛スピードでおじいちゃんを運んで何とか駆け込みで飛行機に搭乗。
(おじいちゃんは見た目が完全に⚪︎クザなので、車椅子で猛ダッシュする画がシュールすぎて空港内の視聴率は高めでしたw)
福江島観光
ランチは福江島で1番有名と聞いた心誠というお店に立ち寄り。びっくり弁当という中身が想像できないおすすめメニューを注文したら、でっかいお椀型の器に山盛り海鮮や煮物や天ぷらなどが入った定食が出てきた。
値段は何と、この山盛り大満足のボリュームで2,000円!(東京で食べたら3倍くらいしそう。)
地場の海鮮がめちゃくちゃ美味しくて、家族でもこれは何の魚だとかこの煮物が美味しいとか各々が感想をベラベラと口に出しながら夢中でいただいた。
甘めの味付けや五島のあごだしの効いたお汁も全部美味しかった!
展望台
レンタカーで五島列島に浮かぶ可愛い島々が眺められる展望台へ。雨が降ったり止んだり変なお天気だったけど、奇跡的に展望台に着いた瞬間晴れて綺麗な写真が撮れた!海も島も空ものどかで綺麗すぎた。
カトリック教会&墓碑群
五島はキリシタンの歴史が根深く、16世紀に宣教師が上陸してから、江戸時代の禁教令下においても信仰を守ってきた歴史がある地域。今でも人口の1~2割がカトリック教徒と言われているそうで、教会もたくさんあった。
マリア観音と言われる、仏教とキリスト教が混ざったような仏像なども残っていて、日本文化とキリスト教が交わった不思議な雰囲気だった。
東シナ海に面した丘の上に立つ墓碑群。墓石の上に十字架やマリア像が置かれているお墓も所々にあり、日本の中でもなかなか見ることのない光景に感じた。
五島コンカナ王国に宿泊
五島で唯一温泉のあった宿のロッジに宿泊。
夕飯は地魚のお刺身や牛すき焼き、ビーフシチュー、豚ステーキなど満足すぎるコースを堪能。やっぱり家族で美味しいご飯を食べられている瞬間は幸せを感じる時。
2日目 五島→唐津へ
福江島で一泊して唐津に移動。唐津城が眺められるお宿に宿泊。
唐津は豊臣秀吉や加藤清正などの戦国武将のゆかりがあって、城下町の名残と玄界灘の海の力強さも感じられる魅力がたくさんの街。
今回は、以前1人ワーケーションで来た際には食べれなかった、念願の呼子のイカの活き造りを堪能することができた。
ついさっきまで生きてたからこそ味わえる新鮮さで、歯応えもコリコリしていて甘くて美味しかった。(少し時間が経つだけでお刺身が透明から白っぽい色に変わっていった)
現地に来ないと食べられない味を体感することができて、元魚屋のおじいちゃんおばあちゃんも大満足!(旅行に連れ出して来てよかった!)
七ツ釜を遊覧
こちらもワーケーションの際は天候不良で乗れなかった遊覧船に乗れてリベンジすることができた。玄界灘の荒波を遊覧船(とは言えないスピード)で激しくすっ飛ばして走り、自然の洞窟を見ることができた。水晶のような柱状の岩が密集した岩壁で、思わず凝視してしまう不思議な地形だった。
唐津→糸島ドライブ
唐津湾と博多湾に面している糸島。ライトブルーの綺麗な海と白い砂浜と強めの風が特徴の海岸線をドライブした。綺麗な景色の道のりは、車で移動する時間もエンタメ。普段見慣れている太平洋とはまた違った雰囲気を味わうことができて、おじいちゃんおばあちゃんもウトウトしながら外を眺めていた笑
旅の感想
28歳にもなって家族3代で飛行機に乗って旅行に行くなんて、みんなの健康とか仕事の予定とか住んでいるエリアとか、色々な条件が揃わないとできないこと。
宿泊も移動もフルアテンドして、おじいちゃん(84歳)とおばあちゃん(83歳)を自分たちではなかなかいけないような島とか街に足を伸ばして喜んでもらえたので、一緒に計画した姉と私はナイスジョブだったと思う。(自分で言っちゃう)
家族には、自分を産んで育ててくれてありがとうって思っているし、私はおじいちゃんおばあちゃんを夫婦としても経営者としても祖父母としても尊敬している。生きているうちにできる限り恩返しができたらと思う。
自分にとっても2人と過ごす時間は、人生で大切にすべきことや幸せとは何かってことを再認識できる時間だと思っている。この先どんな壁にぶち当たっても、家族に教えてもらった人生の指針があれば怖くない。そう思えていることは私の大きな財産だと思う。
自分が将来結婚するのか子供ができるのかすら分からないし、どんな未来にならなかったとしても受け入れたいとは思っている。ただ、あえて理想を掲げるなら、死ぬ時に自分も子供や孫にそうやって思ってもらえるような人生を送れたら本望だなって、そんなことを思った旅行だった。
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