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#エッセイ
フルーツサンドはすこやかな現実逃避(中目黒・ダイワ)
傘を持つ手が冷えて、スニーカーがぐっしょりと染みてしまう、うんざりするような雨の日だから。
私たち夫婦は、あるものを買いに目黒川をいそいそと行く。
いつもは行列のダイワが、雨の日は空いているのだ。
ダイワは3畳かそこらの小さな店だけど、フルーツがとにかくでかい。雨の日、お店に入るまえから、ここのフルーツサンドはキラキラと輝いているのが目に入る。
赤ん坊の拳なんかよりも大きいみかんや、広辞苑み
傘を持つ手が冷えて、スニーカーがぐっしょりと染みてしまう、うんざりするような雨の日だから。
私たち夫婦は、あるものを買いに目黒川をいそいそと行く。
いつもは行列のダイワが、雨の日は空いているのだ。
ダイワは3畳かそこらの小さな店だけど、フルーツがとにかくでかい。雨の日、お店に入るまえから、ここのフルーツサンドはキラキラと輝いているのが目に入る。
赤ん坊の拳なんかよりも大きいみかんや、広辞苑み