完全「湯シャン」への道!
今日は、この記事の続編です♪
チェーンナーさんの企画「よみがえる遺産」の参加をきっかけに、この記事を読んでもらえる機会がまた増えました。チェーンナーさん、そしてバトンをつないでくれたmakanaさん、ありがとう♪
この記事を書いているときは、2〜3日に1回はシャンプーをしていましたが、実はここ3ヶ月ほど、完全湯シャンになりました。
湯シャンに興味のある方に参考になればいいなと思って、私が完全に湯シャンになるまでの過程とコツを書いてみようと思います。
1度断念しています。
湯シャンに興味をもったのは、5〜6年前くらいでした。
当時はホットヨガのインストラクターをしていたので、あの湿気ムンムンのスタジオの中で頭が臭ってしまったらどうしようと不安だったけれど、挑戦してみることにしたんです。
おそるおそる、休日に1日だけ湯シャンをしてみると、全然平気!むしろ、いつもパサッとしている髪がなんだかうるおっているし(油?)ニオイも特になし。
調子にのって、2日目も湯シャンにしてみると、意外と平気。
3日目になると、なんだか髪がベトッとしはじめた!
4日目になると、ベトッとしたフケが!!!
「きゃ〜!」と思って、速攻シャンプーをして、あっけなく断念(笑)
そのときは断念してしまったけれど「毎日シャンプーをすることが普通」だと思っていたところから「1日〜2日くらいならシャンプーしなくても平気なんだ」ということはわかった。
それでも、やっぱり外に出るときにシャンプーをしているとなんとなく安心する。
だから結局毎日シャンプーをする日々に戻り、仕事で疲れた日や1日家にいた日などに、「今日は湯シャンでいいか」という感じで、たま〜に湯シャンをするようになりました。
出産前後は湯シャンのチャンス!
毎日外で働いているワーキングウーマンにとって、湯シャンのハードルが高いことは身を持って感じました。
気になってしまうんですよね。
シャンプーしていない日の頭のニオイが。
それにやっぱり、彼氏がいたりして密着する機会があるときなんかは特に、シャンプーの香りをさせておきたいものです(笑)
湯シャンに挑戦しはじめるのは、仕事をしばらくお休みするときだったり、家にいることが多くなる出産前後が狙い目だなって思います。
私が完全湯シャンになったのも、きっと息子とべったりの3年間があったから。
公園とかスーパーとかしか行かないし
仲のいい友達とか家族とかしか会わないし
旦那さんとは「髪の毛臭かったら言ってね!」と言えるくらいの仲になっている。
髪の毛のニオイをそれほど気にしなくてもいい環境に身を置くようになったのと、息子と2人でお風呂に入るときにシャンプーをするのが大変&めんどくさいのとで、自然と2〜3日に1回だけシャンプーをする日々が、3年くらい続きました。
「完全に湯シャンになりたい!」とは思っていなかったので、「そろそろベタッとしてきたかな?」と感じたらシャンプーをする、という感じでした。
いきなり完全湯シャンにするんじゃなくて、この「ゆる〜く湯シャン」の時期を経ることがコツなんじゃないかなって思っています。
「毎日シャンプーをする仕様の頭皮」は、毎日シャンプーで頭皮の油分がなくなってしまうので、油がたくさんでるように変化しています。
2〜3日に1回シャンプーをする時期を経ることで、「2〜3日に1回シャンプーをする仕様の頭皮」になっていきます。
徐々に徐々に、頭皮から出る油分を減らしていくことで、「気づいたらシャンプーしなくてもベタベタしなくなっていた」という感じが1番やりやすいかなって思っています。
きっかけは「100均のクシ」!
私の場合は、完全湯シャンになるきっかけになったのは「100均のクシ」でした。
お風呂で使えるタイプです。
湯シャンの日に、髪の毛を洗っていると髪の毛が手に絡みつく感覚があまり好きじゃなくて、「クシでときながら洗ったらどうかな?」と何となくやってみたんです。
頭皮が気持ちよかったのと、髪の毛が絡まらなくなったのとで、好感触!
濡れた髪の毛をクシでとかすと髪の毛が痛むって言われていたりするので、ちょっと気になったけれど。
私の髪の毛は超固くて太いし、黒髪のマッシュショートヘアです。髪の毛が長い・短いでまたちがうかもしれませんが、クシを使うとより髪の毛がしっとりしているような気がしました。(頭皮の油が髪の毛全体に行き届くのかな?)
手にどのくらい「油」を感じるかで、今日はシャンプーをするかしないかの判断をしていたのですが、クシを使うようにしてからその判断が鈍るようになってきて(笑)
だんだんシャンプーをする間隔があくようになって、
「あれ?1週間シャンプーしてない!」
「あれ?1ヶ月シャンプーしてない!」
「あれ?3ヶ月シャンプーしてない!」
みたいな感じで、
自然と完全湯シャンを
達成することができました♪
もうシャンプーを使うことはないかなって
思います。
「観察する」ということ
私はホットヨガのインストラクターになる研修中に、人生ではじめて全身に湿疹ができたことがあります。かゆいし、なにより見た目が痛々しかった。
「今日は研修をお休みして、今から病院に行っておいで」という返事を期待して、先生に湿疹のことを伝えに行ったとき
「しばらく観察しようか」
まだまだヨガの考え方を知らなかった私は、そんな予想外の返事にとまどったのを覚えています。
湿疹はどうして出たんだろう。
湿疹は何を伝えているんだろう。
今まで体や心にたまっていた、いらないものが外に出ていく過程なのかもしれない。
それだったら、
その過程を薬の力で止めてはいけない。
先生はそんなようなことを伝えてくれて、結局病院にもいかず薬も塗らず、私の湿疹は2週間くらいすると跡形もなくキレイになくなっていきました。
体は完璧だ。すごい。
本当は何もしなくても完璧に機能していて、滞ったり調節が必要なときには、体がそれをちゃんと教えてくれる。
そして環境に合わせて、体はできるかぎり適応しようとする。機能し続けるために、自らを変化させる。
本当は水だけで十分きれいになるのに
シャンプーを使うことで
必要な頭皮の油まで洗い流してしまう。
体は「大変だ!」とばかりに
せっせと油をたくさん出す機能を追加する。
「シャンプーをしないと頭がベトベトになる」のではなくて、「シャンプーをするようになったから頭がベトベトになるようになった」のだけれど、私は長い間、シャンプーのない毎日なんて想像したこともなかった。
本当はなくても大丈夫なのに、
むしろ、ない方がいいかもしれないのに、
体に良かれと思ってやっていることって、シャンプー以外にもきっとたくさんある。
それは
いつも食べている食べ物だったり
いつも着ている服だったり
いつも聞いている音だったり
いつも見ているものだったり。
それがその人にとって「必要」か「必要じゃない」かは一人一人ちがうから
それを食べたときの自分の体を、
それを着たときの自分の体を、
それを聞いたときの自分の体を、
それを見たときの自分の体を、
観察してみることが大切だなって思う。
病気になったり、湿疹が出たり、臭いと感じたり、まずいと感じたり、鼻水とか咳とかが出たり、そんな「それは必要ないよ〜」「それはいらないよ〜」というわかりやすい体からのサインがあるかもしれないし、
なんか体が緊張したり
なんか心地よくないと感じたり
なんか嫌だと感じたり
体からの小さな小さなサインがあるかもしれない。
その体からのサイン以上に、自分にとって「正しい」ことはないんだと思う。
そんなような「体への信頼」があれば、シャンプーをするという環境に適応するために変化してくれた頭皮を気づかいながら、ゆっくりシャンプーのないもともとの環境にまた戻ることはむずかしいことではないような気がします。
さいごに
今日は、私が完全に湯シャンになるまでの体験談と、湯シャンについて考えていることについて書きました。
髪の毛が長い・短いとか
髪の毛の質とか
その人の生活環境とか
その人の性格とかで
完全湯シャンになるまでの方法や期間や過程は、一人一人ちがうと思います。
だから
頭皮を観察しながら
自分に合ったやり方を探りながら
焦らずゆっくり変化を楽しむことが
完全湯シャンへのコツだと思います。
それ以上に
「どうして私は湯シャンをしたいんだろう」
というその問いの答えに
なにか大切なことが隠れているような
そんな気がします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
↓私は黒髪マッシュショートヘアです。
参考までに。
自撮り、久しぶりにして照れた・・・
息子が幼稚園に行ったあと、このソファに座って、noteを書く時間が大好きです。
家着派手〜(笑)
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