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「メゾン・エ・オブジェ・パリ2023年1月展」初出展&視察レポート

こんにちは、広報のクミンです。
ちょっと前のお話になってしまいますが、1月19日〜23日に、フランスのパリで開かれた世界最大規模のインテリアとデザインの見本市「Maison&Objet(メゾン・エ・オブジェ)」に出展しました。
海外展示会への出展は今回が初めて。私も同行し、カタコトの英語で接客をしました。ということで今回は、私たちの出展の様子と、メゾン・エ・オブジェや同時開催していたパリ・デコ・オフについて綴りたいと思います。

「Maison&Objet(メゾン・エ・オブジェ)」とは

メゾン・エ・オブジェは、世界最大規模のインテリアとデザインの見本市で、フランス・パリの、ノール ・ヴィルパント見本市会場で1年に2回、1月と9月に行われています。コロナ禍で来場者が減少傾向にあったようですが、それでも今年の1月展は来場者数67,429名と、その規模の大きさが伺えます。
トレンドの発信地パリということもあり、世界中からバイヤーやデザイナー、編集者らがたくさん集まります。

友安製作所は新商品「BRUSHUP」をお披露目

今回初出展だった私たちが展示したのは、クリエイティブユニット・TENTと共同で開発中の新商品「BRUSHUP」シリーズ。用途や使用シーン、しまう場所にまで合わせてデザインした全7種類のホウキとチリトリのセットです。今回展示したものはプロトタイプで、発売は今年の春以降の予「BRUSHUP」シリーズの詳細については、発売の際に詳しくお伝えしたいと思います。

友安製作所の展示ブース

私たちの展示ブースは、HOME ACCESSORYのエリアに出展。プロダクトのシンプルな造形が映えるよう、白を基調にしたミニマルで清潔感のある空間を作りました。3m×3mという大きくはないサイズでしたが、多くの方にお越しいただき、賑やかなブースになりました。

ブース内には商品の展示だけでなく、商品を実際に製造している当社の工場の写真なども展示し、自社でのものづくりを大切にしているということも伝えました。

展示ブースの様子

来場者からの反応は、「機能性と意匠性の両面で洗練されたすばらしいデザイン」「商品やブースのコンセプトが日本らしくて気に入った」といった高評価をたくさんいただくことができました。装飾に凝った華やかなブースが多い中で、真っ白でシンプルな私たちのブースは、より目を引いたのかもしれません。

展示ブースの様子
展示ブースの様子

WHAT'S NEWに選出

メゾン・エ・オブジェの展示の中で、その年に特に注目のプロダクトが選ばれて展示される「WHAT'S NEW」というコーナーがあります。なんと今回、これにも選ばれ、展示していただくことができました!
WHAT'S NEWには、「SLOW HOSPITALITY」「GROUNDED」「IN THE AIR」という3つの部門があり、私たちのBRUSHUPは「GROUNDED」の展示スペースに選んでいただきました。「GROUNDED」では、素材をより美しく仕上げるための優れたデザイン性を持つプロダクトが集められます。

メインのレッドカーペット添いの最も目立つ位置にある展示スペースで、ほかのブランドの選ばれたプロダクトとコーディネートされたすてきな展示でした。

「WHAT'S NEW」での展示

トレンド最先端の豪華な展示がたくさん

今年のメゾン・エ・オブジェは、2,337ブランドが出展。私たちも接客の合間に会場を回りましたが、1日では到底回りきれないほどの広さと出展者数。生活雑貨や家具、装飾品など様々なジャンルの最先端のトレンドで溢れていました。

中でも、自然や生き物をモチーフにしたものや、アジアやアフリカなどのエキゾチックな雰囲気のある家具や雑貨が多く目につきました。またアートのような雑貨やテーブルウェアも印象的でした。
そして今年のメゾン・エ・オブジェの共通テーマは「Take Care!」ということで、地球の未来や自分自身、そして周りの人々をいたわるということがポイントとなりました。多くのブランドで、環境に優しい素材や、使い心地の良い家具といった形でこのテーマが反映されていたように思います。

街では「Paris Deco Off(パリ・デコ・オフ)」が開催

パリ市街では、壁紙や壁材、ファブリックを展示する「パリ・デコ・オフ」が同時に開催されました。街中の歴史的な建物の中で展示が行われていて、それぞれのブランドの個性が際立った空間が作られていました。
歴史ある建物とトレンドが融合し、空間全体で魅せるここでしか実現できない展示だったように思います。個人的には、メゾン・エ・オブジェの会場よりもパリを全身に感じらたので、見ていてウキウキしました。

また建物の中だけではなく、街にも装飾が施されたり、オブジェが置かれたりと、お祭ムードになっていました。建物の間を移動するときも楽しませてくれます。ただ街の中での展示ということで、一軒一軒見て回るのは正直かなり骨が折れました。デコ・オフを回った1日は、万歩計を見ると4万歩近く歩いていて、パリ滞在期間で最多でした。でも、そんな疲労も忘れるくらい、展示は刺激的で勉強になりました!

以上、メゾン・エ・オブジェの出展&視察レポートでした!
今回出展してみて、世界の方々から好評をいただけたことで私たちの自信に繋がったと同時に、プロダクトの具体的な改善点を見つけるつけることができました。
今回展示したものは、現在さらにブラッシュアップ中で、この春以降に発売する予定なので、どうぞご期待ください!

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