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目先の勝利だけ追わずにきた結果

教えすぎなくてもうまくなる

2022年4月18日僕は確信をしました。
教えて過ぎずとも、タイミングをきちんと見計らって、成長に合わせて指導していれば、公式戦に出ていなくても上手くなるのだと。

全国大会を目指さなくても問題ないんだと。

僕の経営するスポーツクラブは

▶︎公式戦は基本的にでない
▶︎練習は多くても週2回(同一種目)
▶︎練習は90分〜120分が最大
▶︎科学的根拠をもとに指導をする

そういうルールがあります。

6年前。クラブを立ち上げその時から【バルシューレ】というドイツ発祥のプログラムを中心に育成を進めています。

Ball Schule(バルシューレ)は英語に訳すとBall school(ボールの学校)という意味です。
バルシューレはドイツ・ハイデルベルク大学スポーツ科学研究所のロート教授によって
1998年に開設された子どものボールゲーム指導プログラムです。
Ball Schuleのモットーは,“自由にプレーさせる” “習う前にやってみる”ことを重視し,
子どもが楽しみながら様々なボール,様々なゲーム空間で多様な運動やゲーム経験を積むことです.
バルシューレの特徴
・科学に基礎づけられたプログラム
・専門的な指導者養成
・変化のあるゲーム素材
・多様なゲーム形式
子どものためのボールゲーム指導プログラムから始まったバルシューレは,
現在では,すべての子どもための健康運動プログラム,
タレント発掘プログラム,レクリエーションプログラムへと発展しています.

参照:バルシューレジャパンHP


教え過ぎないとは?

教え過ぎないとはどう言うことか。

僕ら地域スポーツクラブSLDIでは子どもたちの成長に合わせてコーチングを行います。

極端に言えば、幼少期はほぼ戦術的な指導はしません。

テクニックやスキルもほとんどコツを教えません。
※レベルに合わせたタイミングで基礎の指導はします

公式戦に向けた練習もしません。
それでもいま6年かけて中学生になった彼らに希望を感じました。

6年かけて結果は見えてきた


今年クラブは6年目です。

この6年間たくさんのことを(戦術とか)教えたくてしょうがないときもありました。

でも子どもたちの可能性とバルシューレの可能性を信じて、理論に則ってやってきました。

そしたら、驚きです。

彼らはおそらく、小学生で教え込まれていた子たちよりも柔軟に対応ができる身体感覚、柔軟に判断できる思考性を備えていると思います。

見たらわかります。

これからが本番です。

基礎は出来上がりました。

ここから戦術的スキルを指導しても十分間に合う。

そう感じた2022年4月18日でした。

僕にとって子どもたちは宝です。

また書きます。

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