お酒の席の話
コロナがやって来て、人との距離感が取りづらくなった。
マスクで表情が見え辛かったり、アクリル板越しにする会話は、どこか距離が離れている気がする。お釣りをトレイ経由で貰ったり、マスクの位置を直されると、疑われている気がしたりしてしまう(勿論僕の考えすぎなのは分かっている)。
そんな中よく考えるのが、「飲み会って楽しかったな」ってことである。
普段そんなに喋る人ではない僕が、お酒の力を借りて割とよく喋る様になる。
お酒のせいで(おかげかもしれない)、思った事をそのまま話す。
相手もお酒のせいで(これもおかげかもしれない)、思った事を言ってくれている気がする。
本音で話すから、相手の気持ちをちゃんと知る事が出来る。
こんな話してもどっか行かないってことは、「本当に友達なんだな」って確認できた気がして、とっても安心する。
そんな、ハグしながら会話している様な気持ちになれるお酒の席が好きだった。
そんな席が無くなって、「意外と息抜きなってたんだな」とか「安心できる場所だったんだな」っと、強く感じる。なんの目的もなく集まって、なんとなくしていた会話の大切さが認識出来た。
因みに僕はこのコロナ禍で、話のネタは沢山溜め込んである。
聞いて欲しい、くだらないが自分だけでは消化仕切れなかった話が沢山ある
(早く供養させたい)。
人の話も聞きたい。聞いて無責任な事言いたい。
素面で言ったら怒られる様な事言いたい(後日ちゃんと反省するし、謝ったりもする)。
もうしばらく我慢は続きそうだけど、「早くみんなと話したい」とか柄にもなく思ったりする。
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何か美味しいものでも食べます。