かぐや改め、かいご姫 2
何とか家に戻った老夫婦のパトリックとステファニー。
早速夫婦会議が始まりました。
パトリックが最初に口を開きます。
「ばあさんや、いや、愛しのステファニー。あの謎の奴ら、どういう技術でわしらの家や行動を把握したのか知らんけど、まだわしらが無事ということは危害を加えるつもりは無いようだ。」
「うん、そうみたいですね。私が一番気になったのは、自動コウノドリ型云々ってとこ。何かしらね。王女がどうこう。。。」
「そこだよ、ステファニー。わしも気になった。子供がいないわしらに子供をあてがわせて養わせるつもりなのかい?便利な児童養護施設として利用するつもりかな。2人分の食料を確保するだけでも精一杯なのに」