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【少子化問題】日本の人口が減り続けている件について

こんにちは、けんちゃんです😄


皆さんは日本の現状について
どこまで知っていますか?

日本は少子高齢化社会となり
経済は不況で円安が止まらない

マイナスな情報ばかり目に留まります。

そんな中でも
人口減少は非常にマズい問題です。

2021年10月1日時点で日本の人口は
前年比64万人減少しています。

総務省は毎年人口データを発表していますが
なんと、11年連続で減少傾向にあるのです。

なぜ人口減少が起きているのか
正しく理解する人が増えて
次の世代に繋げなければ
日本は国力を失ってしまいます。


ということで今回は
「日本の人口減少」
について解説します。



✅日本の現状

人口減少は見過ごされるべき問題ではありません。

人口減少=国力低下

これを意味しているからです。

人口が減ると
まず国内でモノが売れなくなります。

さらに、税収も減るので
インフラにお金を使えなくなります。

働き手も減るのでGDPも減るでしょう。

つまり、
人口減少はもの凄くヤバいってことなのです。


人口動態を見ることで
その国の未来を予測することもできます。

なぜなら
急に人は増えたり減ったりしないからです。

人口動態による未来予測の話は
コチラでもしているので
良ければ読んでみてください。


生産年齢と呼ばれる15歳~64歳の割合は
59.9%となっており6割を切っています。

これは過去最低の記録であり
日本全体が老いているということです。


✅人口減少の原因とは

人口減少の原因は大きく分けて2種類あります。

『自然減』『社会減』です。

自然減とは
生まれる人と死ぬ人の比率において
死ぬ人の方が多い状態を言います。

社会減とは
出国する人と入国する人の比率において
出国する人の方が多い状態を言います。

社会減は約2万8000人なのに対して
自然減は60万9000人となっており
圧倒的に自然減が影響をもたらしています。


1️⃣出生数の減少

出生数減少の原因としては

"結婚のハードルが高くなった"

ということが挙げられます。

昔はベビーブームなどで
大量に子供が生まれる時期がありました。

戦後を境に大量出生の時期が
30年おきに訪れていたのです。

しかし、2000年代において
来るはずのベビーブームが訪れませんでした。

これは社会の文化や風潮の変化が関係しています。

昔はお見合い結婚が普通でした。
さらに、周囲の圧によって

結婚=当たり前

という教えがありました。

しかし、それらはガラッと変わりました。

お見合い結婚ではなく
恋愛結婚が主流となり
結婚しない人すらも出てきたのです。

自由恋愛になると
経済力などが評価基準となるため
結婚に対するハードルが上がります。

「この人と結婚して子供育てられる?」
「老後も苦労せずに暮らしていける?」

など、将来を見据えて考えると
結婚という大きな一歩を踏み出すのを
躊躇ってしまう人が増えるのです。

つまり、
経済力や豊かさを持つ人は結婚できますが
そうでない人は結婚できなくなったのです。


今現在も日本の賃金は上がっていません。

賃金が上がらないので
企業は長時間労働を強いるようになります。

働き手が長時間労働となると
子育てはかなり厳しい状況になるでしょう。

夫婦で子供を育てるのではなく
母親一人で子育てをしなければならないからです。

そうなると子供を2人も産むのは
現実的ではないと判断してしまいます。

1夫婦につき2人産めば人口は現状維持されますが
それができなくなっているのが現実なのです。

たとえ1人出産できたとしても
1人育てる大変さを知ってしまうと
"もう1人産む"
という選択はできないでしょう。


2️⃣死亡数の増加

死亡数の増加も人口減少に起因しています。

日本はかつて長寿大国でした。
長寿の結果、高齢者が増えていったのです。

しかし、長寿であっても不死ではありません。
これからは長寿の人達が大量に亡くなっていきます。


日本がなぜ長寿大国だったかというと
バブル崩壊以前は世界第二位の経済大国だったからです。

このとく、爆発的に裕福となった日本は
医療が飛躍的に進化を遂げました。
結果、豊かな医療を受けられるようになったのです。

その一例が国民皆保険制度です。

日本は医療費が3割負担となるので
ちょっとした風邪でも病院にいきます。
病院に行き放題なのです。

医療制度が充実した結果
国民が死なずに長寿になっていました。

ところが、その世代がいよいよ限界を迎えます。

長寿大国時代を生きた日本人が
凄い勢いで亡くなっていくのです。


この問題は構造上、止めることはできません。

2100年には日本の人口が
5000~6000万人に減少すると予測されています。

つまり、

"日本は人口が減るかもしれない"

ではありません。

"日本は人口が半減するのが確定している"

これが正しい認識なのです。


3️⃣打てる対策

「何か今からできることはないのか!」

こう思いますよね?

これを解決するためには
少子化対策にスポットを当てる必要があります。

日本の少子化に対する
国家予算の割合は2.34%です。

つまり、日本の政府は

「少子化対策しないとヤバいです!」

と言っておきながら
お金はそんなに出していないってことになります。

少子化対策を身銭を切ってでも
推進する政治家は非常に少ないのです。

なぜなら日本は高齢化社会であるため
ご老人からの票を獲得しなければならないからです。

高齢者を優遇した方が票が入るため
福祉などに注力せざるを得なくなっています。

これは高齢者が多い日本の弊害と言えるでしょう。

日本のシステムの変化の遅さも
この影響である可能性が高いです。

キャッシュレス
ネット投票
シェアリングエコノミー

世界中のテクノロジーが
爆発的に進化を遂げている中で
日本だけが取り残されている構図になっています。

果たして本当にこのままで良いのでしょうか?

日本の未来を変えるためには
若者が今の現状を理解して
政治に積極的に参加する姿勢を示すこと

そうすれば政治家は
若者の意見を取り入れるような政策を
打たざるを得なくなります。

できることは現状を理解して
自分事として捉えることなのです。


⌚1分で読み終わる記事要約

✅日本の現状
人口減少=国力低下

国内で物が売れなくなり
税収は下がりインフラ整備ができなくなる

日本の働き手は6割を切っている。
日本全体が老いているってこと。

✅人口減少の原因とは
1️⃣出生数の減少
自由恋愛が主流となり
結婚へのハードルが高まったため。

結婚相手との将来を考えた時
経済力がなければ結婚に踏み出せない。

日本はバブル崩壊以降不況が続いており
長時間労働を強いられる環境も相まって
1夫婦2人の出産がかなり厳しくなった。

2️⃣死亡数の増加
日本はかつて長寿大国だった。
なぜなら医療が飛躍的に進化して
豊かな医療を受けられるようになったため。

その長生きしていた世代が
大量に無くなっていくため
死亡数は増加してしまう。

3️⃣打てる対策
現状は高齢者を優遇する政治家が多い。

若者が政治に対して積極的になり
自分事として捉える事でしか
現状を変える手立ては存在しない。

読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨


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📖参考文献

今回参考にさせていただいたのはコチラです
興味ある方はぜひご覧ください✨


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