ココロを掴む最高の話し方とは
こんにちは、平井ともやです！
連日コミュニケーションについて記事を書いています。
今までは聞く側にフォーカスしたお話が多かったです。
今日は違います。話す側のお話です。
話し手の能力を身につけることは得しかありません。仕事、恋愛どっちにも必要な能力だからです。
今回参考にした動画はコチラになります。
最近ずっと見ております。
「中田敦彦のYouTube大学」です。
今回も非常にわかりやすくまとめられていました。是非YouTubeの動画もご覧ください。
1.はじめに
まず話す側として大事なことがあります。
それは聞き手に共感することです。
話す人は誰かに何かを教える人ではありません。
優秀なスピーカーは聞き手の気持ちに寄り添って話すことができます。
教官型→共感型へマインドをチェンジしなければなりません。
何を言うかではなく、聞いた人をどんな気持ちにさせられるかが重要なのです。
正直、人間は誰が何を言ったかなんて数日経ったら覚えていません。
でも、その場でどんな気持ちになったかは覚えています。
話し方の良し悪しは、聞き手の感情にフォーカス出来るかどうかで決まります。
最高の話し方のゴールは
相手にいい気持ちになってもらうことです。
2.相手のココロを掴む話し方
まずは話を聞いてもらわないと始まりません。
話を聞いてもらうために相手のココロを掴むのです。
今回は感情を掴むためのポイントを3つご紹介します。
2-1.聞き手にフォーカス
聞き手がどう思っているか
ここを話者がどれだけ理解出来ているかがポイントです。
導入部分で共感を生むことを意識しましょう。
「お聞きの皆さん、こんなことを考えていませんか？」
と、まずは投げかけて共感してもらうと良いです。
使う言葉も変えましょう。
「私」ではなく「私たち」に変換するのです。
これによって聞き手と同じ立場であることを示すことができます。
さらに、話しながら「わかる」「大丈夫」と言った言葉を挟みましょう。これによって会話全体で聞き手に共感している状態が生まれます。
2-2.情報よりも物語で話す
話す時に情報だけを羅列するのはナンセンスです。伝える時は情報よりも物語で伝えましょう。
人間は物語が大好物です。
「物語なんて簡単に作れない！」
と思う方も多いと思います。私も思いました。
物語の作り方は非常に簡単です。
「before + after & 気づき」
これで物語は簡単に作れます。
たとえば
・before
→とても貧しかった
・after
→プライベートジェットで移動してる
・気づき
→仮想通貨の凄さに気づいた
これを文章になるように繋げたら物語の完成です。
これは商品やサービスにも流用できます。
ぜひトライしてみてください。
ちなみに物語を伝える時は30秒程度にしましょう。30分以上語られたら地獄です。
2-3.相手のリアクションを確認
聞き手のリアクションは逐一確認しましょう。
「あ行」や「は行」で反応していたら良い感じです。
ただし、聞き手の相槌が終わる前に喋り出すのはやめましょう。しっかりと相手のリアクションを確認してから話を続けるのです。
また、話している時はしっかりと相手の目を見ましょう。アイコンタクトが大事です。
カンペや遠くを見るのではありません。
7割以上は聞き手の顔を見るようにしてください。
3.相手に伝わる論理的な話し方
続いて論理的な話し方についてです。
上司に報告する際などに使うことが出来ます。
この話し方が出来れば周囲との差は歴然です。
コチラも3つのポイントをお伝えします。
3-1.結論で挟む
論理的に話すときは結論で挟むようにしましょう。
2パターンご紹介します。
①結論→理由→事例→結論
これは以前、ご紹介したPREP法ですね。
まず結論を話します。
次にその結論を裏付ける理由を説明します。
そして理由に関連する事例を挙げます。
最後にもう一度結論を伝えます。
②結論→問題→解決→結論
こちらも結論から話します。
次に現在起きている問題について話します。
そして解決するための方法を説明します。
最後にもう一度結論を伝えます。
3-2.結論は13文字以内
結論は13文字以内にまとめましょう。
これはyahooニュースの見出し文字数と同じですら。人は長文見出しを見ません。
つまり、いかに13文字の中に惹きつけるワードを詰め込むかが勝負なのです。
これにはコツがあります。
それは利益と意外性です。
「そんなバカな！？」と思われるような見出しが人を惹きつけます。
メリットを13文字以内に詰め込み
そこに意外性を乗せることで
爆発的に人の目を引くことができるのです。
3-3.具体的な数字と例え話
数字で伝える時は変化を見せましょう。
より効果的に伝えることができます。
これはスーパーやアパレルショップでよく使われています。よく値札の上から割引シールが貼られていますよね？
あれは元の値段と割引価格の両方を見せることで、変化がわかるようにしているのです。
「これだけ安くなってる！」と見ただけでわかりますもんね。
例え話を使うのも良いでしょう。
「例え話の達人は必ず人の心を掴む」
とあう言葉があるくらい力があります。
ありきたりな例えではなく
初めて聞く例えの方が記憶に残ります。
例え話は正確性よりもインパクトを重視しましょう。
ただし、情報は盛り込みすぎ注意です。
情報の三密だけは避けましょう。
文字、写真、図が敷き詰められたプレゼン資料は見る場所に困ります。
1スライド1情報で十分です。
4.プラスαのテクニック
基本がマスター出来たら
更にテクニックを加えてみましょう。
ここでは3つご紹介します。
4-1.声で引きつける
人は見た目が5割と言われていますが
残りの4割を声で判断しています。
声に自信がないと
話が入って来づらいですよね？
「私声小さいんです」
という悩みを抱える人もいるかもしれません。
大丈夫です！
声は大きさよりもメリハリが大事だからです。
話に緩急をつけてあげても良いでしょう。
沈黙を扱えるようになったら上級者です。
一旦沈黙を与えることで
聞き手を惹きつけることができます。
フラッギングを駆使するのも良いでしょう。
話の中で「ここ大事ですよ！」と旗を立ててあげるイメージです。
フラッギングは何回も使って大丈夫です。
聞き手が聞きやすい環境を整えてあげましょう。
4-2.質問で引きつける
ずっと聞いているだけだと
聞き手は飽きてしまいます。
適度に質問を投げかけてあげると良いでしょう。
「〜でしょうか？」「〜ですよね？」
のように、質問口調にするのもありです。
これらを語尾につけることで、
聞き手も話の中に参加させることができます。
4-3.大事なのは自信と情熱
スピーカーとして一番大事なのは自信と情熱です。
自信とはどこに現れるでしょう？
それは姿勢です。
大きく胸を張って話すことで
自信があるように見えます。
これは自分に対してもメリットがあります。
胸を張って話すことで
自信が湧き自己肯定感が高まります。
胸を張りながら熱く語りかけるような話し方をすれば、誰もが圧倒されるスピーカーになれるでしょう。
5.まとめ
今回は最高の話し方について解説しました。
<最高の話し方>
・大事なことは聞き手に共感すること
×教官型 ◯共感型
聞き手が気持ちよくなってもらうことをゴールにする
・聞き手の感情を掴む
①「私」ではなく「私たち」で話す
②情報よりも物語で伝える
③聞き手の目を見ながら反応を聞く
・論理的な話し方
①最初と最後に結論を置く
②結論は13文字以内
③例え話と具体的な数字を入れる
・プラステクニック
①声はメリハリ
②語尾を質問口調にする
③大事なのは自信と情熱
ここまで深く「話し方」について考えたことはありませんでした。
・声が4割を占める
これはすごく勉強になりました。
私も声は大きくないし、通らない方なので諦めていました。
ですが今回のお話で、メリハリや沈黙を意識すれば話し方は上達すると分かり、自信につながりました。
皆さんも誰かに何かを話す時は
自分の声を意識してみてはいかがでしょうか。
読者の皆さん、いつもありがとうございます。
ではまた次回お会いしましょう。