新卒で大企業を辞めて失ったモノはたった一つ【辞めた人みんなが、多分同意】
こんにちは。ともやです。
今日は、
「新卒で第一志望に入ったけど、辞めたいと思ってる。大企業を辞めることで失うものがなんなのか知りたいな。辞めるかどうか決める判断もしたい。」
こういった方向けの記事です。
私は、新卒10ヶ月で従業員数15,000人の大企業を辞めました。
現在は、ITベンチャーの海外事業室長になってます。
新卒でせっかく入った大企業を辞める決断は悩みますよね。
私が実際に辞めて失ったモノを書きました。
新卒で大企業を辞めて失ったモノはたった一つ
結論は、「魅力的な福利厚生」です。
詳しく説明します。
大企業の魅力は福利厚生
新卒で社会人になったばかりだと、基本給やボーナスに目がいってしまうと思います。私もそうでした。
ただ、実際に大企業を辞めて気づいたことは、福利厚生が充実していることです。
例えば。私の新卒会社は次の通り。
・家賃補助(家賃の75%補助)
・食堂あり(300円台で定食が食べれる)
・駅から送迎のシャトルバスあり(無料)
・入籍したら毎月3万円の補助あり
このような補助は、一般的なベンチャー企業にはありませんね。家賃補助があったとしても、月15,000円が上限だったりするはずです。福利厚生が充実しているのは大企業ならではの魅力です。
福利厚生によって生活費が下げられる
福利厚生が充実していることの魅力は、生活費が下げられることです。
例えば、私の場合は次の通りです。
・家賃 : 月3万円(1LDK,築3年,駅から徒歩5分)
・食費 : 月1万5千円(昼,夜食堂を活用し、1日合計600円)
このように福利厚生のお陰で、お金の不安は全くありませんでした。そして、新卒10ヶ月で退職するまでに、100万円の貯金もできましたね。新卒で100万円貯金した方法はこちら。
要するに、生活費を下げられるため、人生は安定します。
お金の不安がないだけで、心に余裕が生まれますね。
しかし、安定を捨てた話
私は、新卒10ヶ月で大企業を辞めました。今ではITベンチャー企業に勤めております。
今新卒時代を振り返って思うことは、新卒の自分は、本当に雑魚でした。
現状もまだまだ雑魚ですが、、新卒時代に比べてレベルアップしました。
今は、海外事業室長です。
そして、大企業時代のように、福利厚生に頼ることもできないので、自分の力で会社を成長させて給与を上げていく思考に変わりました。
新卒時代は、会社の補助が充実していたため「このまま流れに身を任せて、毎日過ごしていれば、一生食べていけるな」という状況でした。なので、自ら勉強してレベルアップしようという意欲も全くなかった訳です。
いまは、大企業の給与や福利厚生が魅力的に感じるものの、早い段階でベンチャー企業に転職できて良かったと思ってます。これだけの理由です。
自分の頭で、考えよう
最近は、SNSやYouTubeでなんでも知りたい情報が手に入ります。
一方で、自分にとって正しい情報が何なのか見極めるのが難しくなってますね。
最近の世の中で、「大企業も潰れる時代だから、若いうちから挑戦し、個人で力をつけよう」といった意見が多いです。
そして、この「若いうちから挑戦し、個人で力をつけよう」とかも、結局は「立場や状況による」と思ってます。
現在の私は、大企業を辞めて、ITベンチャー企業で働いていますが、それは「私の実現したい働き方への近道が転職だったから」というのもあります。
学生時代からの友人が、私よりも先に、大企業を辞めてベンチャー企業に転職したりしていたので。
そういった友人から実体験として話を聞いたこともあり、今があります。
なので、大企業に勤めるにせよ、辞めるにせよ、自分の頭で考えた方が良いと思います。
私の結論 : 新卒で大企業を辞めて失うモノは、充実の福利厚生くらい
「やりたいことが他にあるのに、大企業だから辞めたいけど悩んでいる」という人は、辞める決断をしてもいいと思ってます。
というのも、新卒のあなたが失うモノは、ほとんどないから。
これが、数年後「家族もいて&家のローンも払ってる」という状況だとどうでしょうか?辞めたくても、自分1人の判断で辞められないですね。
要するに、背負うモノが少ないうちに挑戦しないと手遅れになるということです。
自分の頭で考えて、いま一番ワクワクする決断をしましょう。
私のように、大企業を辞めたことを振り返って「あの時の決断で人生が好転したな」と思える人生にすれば良いだけです。
大企業とITベンチャーの比較に関しては、こちらの記事で詳しく書いてます。
最後に、大企業を辞めることを悩んでいた際に読んでいた本を紹介して終わりにします。
この3冊のおかげで、未来を考えて、失敗を恐れず、「試すこと」を楽しめるようになれました。人生を変えた本です。
それでは、この辺で終わりにします。
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