革命の勝利とは何か?【第144回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記】
みなさんこんにちは。
ミャンマー語は話せません、新町です。
今回も張り切って放送後記書いていきたいと思います。
その前にお知らせです。
今月から始まりました新番組
「Border Angels」
再生数475回。
みなさんに好評をいただいております(ありがとうございます)
もっともっと沢山の方に観ていただきたいと思っています。
是非シェア拡散、直接のご紹介などご協力お願いします!
それでは本題です。
先ずは放送のアーカイブ
Clubhouse
番組で取り上げたニュース3選&放送後記独自コメント
・中国・ミャンマー民主化を支援 ASEAN和平案支持 外相(ロイター)
これ自体は表面だけを観れば喜ばしい事だとは思います。
が、昔から中国はミャンマーがどちらに転んでも良いようにしたたかに立ち振る舞っているところなので諸手を上げて喜ぶのも信頼しきるのも危険だと個人的には思っています。
一つ一つの中国の動向を注視していかないといけないと考えています。
・少数民族武装組織、シャン州北部の主要都市をほぼ制圧 (RFA)
戦勝報告が続き勢いがついている時こそ慎重に情勢をみなければいけないと思いますし、それを受けての発信は世界中から観られていると思ってやらないといけないと思います。
老婆心ながらそういうのを特に若い人には注意してもらいたいと思いますし、年配の方でもあまりに偏った意見を発信しているところは注意してみていかないといけないと思います。
思わぬところで足をすくわれることがあるので気を付けましょう。
・市民防衛隊、バゴー管区のミャンマー空軍基地を攻撃 (DVB)
クーデター後にもっとも戦力差があるのがやはり空軍の存在でした。
対抗する武器が特にPDF側には皆無だったこともあり最後は空爆で押し込まれてしまうとどうしようもないという事態が続いていたのですが、このように直接攻撃がで成果を上がる事が可能となったとなれば俄然反軍勢力は勢いづくのかなと思います。
ですが、更に反撃される事も充分可能性があります。
特にこの反撃の時は見せしめという意味合いが大きいとは思いますが、相手は無差別に攻撃をしてくる国軍なので一般の人たちの被害が心配されます。
テーマトーク
「ミャンマーのニュースを見る上で〜革命は勝利しうるのか〜」
放送の中でも言ったのですが、私は革命が成った後の事を今から考えていかないといけないと考えています。
2021年の軍事クーデターのせいでミャンマーは本来国民が享受すべき民主化に際しての利益を大きく損なっています。
このマイナスを取り返す為にも革命後は素早いリスタートが大事ですし、これでもかという位のV字回復をみせていかないとせっかくの繁栄を取りこぼしてしまう可能性すらあるのではないかと危惧しています。
ミャンマーにも優秀な人材が沢山いることは疑いようがありません。
しかし、国民一人一人が、そしてそれを応援する私たちのような存在がしっかりとその事を意識する事によってミャンマーの本当の繁栄を一日も早く呼びこむことが出来ると信じています。
私にできる事は本当に小さい事です。
もっともっと力を付けていかないといけないと日々もがいていますが、いつかやってやろうと目論んでいますので、是非ご協力お願いします。
ご期待ください。
それでは、また来週。
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