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フラワー&バナナ

まずこの記事の主旨は、
「もし僕の趣味に賛同していただけたらお気持ちだけでも支援ください」
という事です。
勿論読んでいただけるだけでも感謝です。
たかだか少しだけ良い事をするという事にしょうもない葛藤をした一人のオッサンの戯言だと思い、お付き合いください。

ミャンマーに来て初めて子供から花を買ったのはいつだっただろう?
随分昔の事だったからもう詳しくは覚えていない。
だけど、凄く葛藤があったのを覚えている。
「果たしてこれが正しい事なのか?良い事なのか?」

今考えると本当にただただ小賢しくてしょうもない事だと思う。
当時の自分に声をかけれるとしたら、
「ウダウダ言わず機会があったら全部買っとけ」
と伝えよう。

何故この子達がこんな境遇に置かれているのか?
根本的に解決するためにはどうしたら良いのか?
勿論そういった事を考える事も必要だと思う。
ただ、自分はイーロンマスクでも、マークザッカーバーグでもビルゲイツでもない。
大きな話はもう少し偉くなってからで良いだろう。
今は目の前のこの子達に何が出来るかに想いを馳せようと思う。

キッカケはミャンマーがコロナロックダウンに入った2020年4月。
それまでも機会があれば花を買って上げた事はあったが、この時はしっかり意識をして
「近所の花売りの子たちから花を買おう」
と思って外に出かけた。
自分的には結構勇気というか思い切りが必要だった。

きっと今は前よりあの子たちが大変だから、とか。
別に良い人だと思われたいからとかではなくて、とか。
どういう風にこのことを人に伝えたら良いか?
とかグルグル考えていた気がする。

ただ花を買うだけというのも芸がない。
せっかく日本人がやるんだからもうひと工夫出来ないものか?
という事でその時はヤクルトを買ってそれぞれの花売りの子にあげた。
どんな風に思われたか?
なんて自分的には変に重く考えていたが、あの子たちからすれば何てことない日常であったことだろう。

それから随分日が経った。
ミャンマーはクーデター後更に経済は厳しくなっていると思う。
あの時より花売りの子たちは生活が大変だと思う。
そもそも花売りの子たちの数があからさまに増えている。

この子達の為に何かしてあげたいという自分の気持ちに素直になって、逆にその為にどんな形にすれば自分なりに納得できるのかというのを考えてみた。
どうやったら出来るか?
というのではなく
出来る為にどうするべきか?
という思考の変換である。

その辺りはまた機会があれば書こうと思うが、とにもかくにも自分は動き出した。
あらかじめお断りしておきたい。
これはあくまで僕の趣味である。
なので細かい事は言いっこ無しでお願いしたい。

支援活動というような大げさなものではなく、ただただ自己満足の為の活動なのである。
であるが、それが少しでもミャンマー社会の為になれば良いなと思う。
ついでに子供たちの笑顔がもらえたりするのである。
最高の趣味じゃないかと思う。

色々と細かい事は省くと。
ざっくり100円で1人の子から花を買いバナナを上げれる計算になる。
因みに現在は花は500チャットで売られているのだが、僕は1000チャットで買うようにしている。
理由はその方が喜んでくれると思うから。
花よりあの子たちの笑顔の方が価値が高いのでせっかくだからより良い笑顔が観れる方が良いなと思っている。

バナナは出来るだけあげれるようにしたいとは思うが、持っていない時もあるので、その時は花を買ってあげるだけになる。
因みにバナナは出来るだけいつもの馴染みの店で買うようにしている。
昔住んでた家の下にある路上の果物屋さんだ。
ここの店主のじいちゃんは僕の家に催涙弾が撃ち込まれたのも知ってて、たまにそれをネタに俺をイジってくる陽気なじいちゃんだ。
見た目はちょっと怖いが、ノリの良いじいちゃんだ。

せっかくなのでここでバナナを買い、それを配りながら花を買う。
余ったバナナは自分で食う。
こんな形で地域経済に貢献も出来る趣味なのです。
これからどんな風になっていくかわかりませんが、数少ない趣味の一つとして長く続くと良いなと思っています。

もし、良かったらご支援いただき、不定期でアップされるであろうフラワー&バナナ投稿をチェックしていただければと思います。
その他過去に書いた有料記事でいただいたお金も当面はこの活動に使っていきたいと思います。
それでは今回はこんなところで。



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新町 智哉
サポートいただいたものはミャンマーでの様々な活動に役立てたいと思います。 それとヤンゴンで花売りの子たちの花を買って🌼バナナを上げたりするお金に使います🍌