玄関ドアの開閉に命をかけたことあります?
2日間のキャンプから帰ってきた。
一度実家に戻って荷物整理をして、夕食を取ってから一人暮らしの家に戻ったのだが、そこで、イヤな出来事が起きた。
暗い部屋の電気や換気扇をつけて、洗濯物を回そうと準備をし始めたとき、ふと目を見やると、部屋の隅にそれなりの大きさの蜘蛛が1匹いるではないか。
いくら数時間前まで虫ばかりのキャンプ場で生活していたとはいえ、自分の家に虫がいるのはやはり気に食わない。
それにしても、このワンルームの狭い部屋のうち一体どこから侵入したというのだろうか。
可能性は2つある。
1つは、その大きさの蜘蛛が通れる経路で侵入した可能性だ。
しかし、この部屋の一番大きな窓は常に外のシャッターとカーテンを閉めているから侵入経路としてはあり得ないし(あれ、ズボラがバレた?)、別の小さな窓は隙間風を入れる程度で網戸があるからその大きさの蜘蛛は侵入できないだろう。
だとすれば、残る可能性は玄関だ。
私が出入りするドア開閉の一瞬の隙をついて侵入した可能性がある。
しかし、自宅に虫を入れないよう、私は玄関ドアの開閉のスピードに命をかけており、その間に蜘蛛が侵入したという可能性は信じたくない気持ちもある。
一方で、もう1つの恐ろしい可能性が残されている。
それは、元々は小さかった蜘蛛が相応の経路で侵入し、それが大きく成長してから姿を現した可能性だ。
もし、網戸の隙間や玄関の開閉の滑り込みで侵入できるサイズだった蜘蛛が入り込んでいた場合は、自宅内である一定期間を過ごしていたことになる。
いずれにしろ、私がキャンプの間2日間ほど家を空けていたということは、少なくともそれ以前には侵入しているわけである。
まぁ、後者の可能性は考えにくいから、現実的には玄関から入り込んだのだろうが、だとしても悔しい思いが残る。
どうすれば玄関ドアの開閉を最も効率的に短時間で済ませることができるのか、考える必要がありそうだ。