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急成長する組織において、マネージャーとして意識していること

はじめまして、キャディの小池と申します。2021年2月に入社したしたので、早5ヶ月が過ぎようとしています(楽しすぎて、あっという間に時が経つのでビビる・・・)

私の自己紹介は、Wantedlyさんのインタビュー記事でめちゃくちゃいい感じにまとめてもらってるので、詳細はそちらに譲りますが、今振り返るとここ最近のキャリアって全部短期間に急成長した組織にいたなーと気付きました。

自分が経営していた運送会社:約2年間で8名→30名
SBロジスティクス:約1年間で10名→100名弱
キャディ:在籍した約5ヶ月で1XX名程度→2XX名程度

どの場合も、毎月の様に新しいメンバーが入ってくる環境でしたし、直近2社にいたっては、月に10名以上の人が入ってくることもざらです。また、どの環境でも元々の人数が少ないため、数ヶ月経つとかなりの割合の人が新しいメンバーなんてことにもなります。
急成長スタートアップで働いてる方々はみなさん感じてると思いますが、こういう状況は圧倒的にカオスです(笑)

こういう環境を何度も経験することがどこまで珍しいことか分かりませんが、はじめてそういった環境に身をおいたばかりの人などの参考になるかもと思い、そういった環境において自分がマネージャーとして意識してることを、よく起きがちな事象と共にまとめてみたいなと思います。

1. 自分が伝えた言葉が最初から意図通りに伝わることはほとんどない

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”ほとんど”というのは少し大袈裟ですが(笑)、真面目にそれくらいの気持ちで意識をしたほうが良いと思っています。

それはなぜか?
理由は、組織が急成長している場合、大抵は異なるバックグラウンドの人が集まるからです。

ビジネスを経験してきた環境が違うと、面白いくらいに言葉の定義や使い方が違いますし、思考のプロセスもまったく違います。
当然個人差もありますが、経験してきた環境での影響はめちゃくちゃ大きいように感じています。
(逆に同じ会社出身同士がスムーズにコミュニケーションを取ってるのをみると、企業文化や仕事の癖が生み出す”阿吽"的なもののすごさを痛感します)

タスク
納期
目標
アウトプット
etc...

上記のような普段仕事をしていたら当たり前に使うような単語レベルでさえ、過去所属していた会社それぞれにに要求する意味合いが違い、ぱっと聞いたときにイメージする内容に差異があるように思います。
そんな状態で、込み入った仕事の話をすれば、そりゃすれ違いが起きるってもんです。

なので、私はいろいろなバックグラウンドの人がいるところでは、特に自分が伝えたいことが正確に伝わっているかを相当いろいろな角度で検証するよう意識をしています。

2. カオスにもいろいろある

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スタートアップの環境はカオスだからね!とよく言われます。
職場環境がカオスな状態というのは、時としてその場で働いている人を苦しめます(一方で私のように大好物な人もいますが笑)。
この「カオス」という単語くせ者でして、組織や事業のフェーズによっていろいろな顔を持っています。

例えば、数名~十数名の頃。売る物も、仕事をする環境もルールもなにもかもない状態から作り上げていくのはとても大変です。その中で軌道修正しながら、ときにはまったく逆方向にいくことも厭わず、成長していく。それはまさに”カオス”な環境だと思います。

一方で、数十名~100名を超えてくるとどうでしょうか。
(事業によって個別に差はあるでしょうが)ある程度お客さんもつき、システムや様々な仕組みもできてきたり、組織が組織として形をなしていく頃だと思います。
しかし、この頃でも、当然大企業のような安定感はなく、日々新しい課題が起きまくり、それを必死に解決しながら、成長に向けて走り続けます。このあたりになると、すごい勢いで人が入ってきたりして、1年勤続していたら大ベテラン、みたいな状態かもしれません(笑)
それも立派に”カオス”です。

この2つの組織状態、いずれも”カオス”な状態ではあると思うのですが、その環境に飛び込む人にとっては、根本的な質の違いがあるように感じています。

前者は、0からなにかを作るからこその難しさや、日々何が起こるかわからない不確実性こそが”カオス”の源泉だと思うのですが、後者は組織が大きくなり事業も複雑になっていくことで、全体のつながりが見えづらくなりながらも、事業が変化していくことで感じる、「何が起こってるかよくわからないけど目の前の仕事はガンガン前に進めないといけない感」が”カオス”の源泉なのでは、感じます。

この2つはまったく異なる性質があるため、成果を出せずに苦しんでいたりしているメンバーと接する際、そのメンバーが何で困っているのかは、決めつけずに慎重に判断する必要があります。

カオスな状況も様々なので、組織の状態やメンバーそれぞれが置かれた状況や今までの経緯を正しく把握した上でコミュニケーションすることを強く意識しています。

初期メンバーで社歴が相対的に長い人めちゃくちゃ仕事力が高い人の場合、後者の課題を正しく理解するのが難しい傾向があるように感じますので、注意したほうがいいかもしれません。(そういう人はコンテキストを理解している、ないしは理解力が早いためそもそも困らない)。

3.結局は「楽しい」が一番大事

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これは、ぼくがチームをリードするときに必ず意識することですし、ぼくの仕事人生において最大のテーマでもあります(笑)

急成長している環境の門を叩く理由は人それぞれ。ミッションに強烈に共感する人もいれば、自分の成長のために飛び込んで来る人もいると思います。要は、みんなそこにいる理由や動機が違うわけです。それぞれがそれぞれの想いで人生かけてJoinしてきてくれます。

それをどうやってひとつにして、成果を最大化するか?
私はなんだかんだ、「楽しい」が一番大事だと思っています。
チームメンバーみんなが楽しい状況を作るのは、言うは易く行うは難しですが、みんなが楽しく働けることができればそのチームは必ず成果もついてくると思っています。

ちなみにいうと、「楽しいこと」と「楽なこと」はまったく違っていて、急成長する環境で楽しく過ごすためには、「厳しさ」も一定必要ですが、これは両立すると信じてます。
全国レベルの部活は、とても厳しいけど、そこの楽しさや充実感はあるはずです。

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如何にチームメンバーが日々充実して楽しく仕事できる環境をデザインできるか?がマネージャーの腕の見せ所であり、それこそが成果を最大化する最高の方法だ、ということを意識して日々仕事をしています。

と、まーいろいろ書いてきましたが・・・

私がこれらを体現できてるかどうかは別です(笑)
冒頭に「意識してること」と書いたので、嘘はついていません・・・

ここまで読んでくださった方はもうおわかりだと思いますが、キャディは今めっちゃ急成長でして、圧倒的にカオスです。そして、全方位的に募集中です!
めっちゃ楽しいので、興味ある方は是非門を叩いてみてください!!


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