ダイオライト記念予想
・初角まで354mと長いので枠の有利・不利はそれほどない。
・コーナーを6回回るため、道中のロスを最小限にしたい。
・先行馬の中でも持続戦に強いタイプを狙いたい。
展開予想だが、ハナを主張しそうなのがメイショウカズサ番手にノーヴァレンダ、エルデュクラージュ、ダノンファラオ、さらに1列後ろにヴェルテックスが続きそう。ペースはそこまで早くはならないが、向こう正面からペースアップするため、先手を取れて持続力がある馬が有利になる。
◎ノーヴァレンダ
中央のOPでは1勝もできなかったが、ほとんどがポジションを取れなかったことが要因。番手で競馬ができた仁川Sでは差し決着を0.4差で先行馬最先着と能力を示していた。近走はかなり楽に先手を取れており(地方は中央ほどテンの早い馬がいないことも要因の一つではある)、前走は先行馬には厳しい流れを上がり2位で2着のエルデュクラージュに0.5差つけた内容は圧巻であった。エルデュクラージュを物差しにしても、通用する力はある。
〇メイショウカズサ
戦績を見れば分かる通り、湿った馬場では安定感がある。道中インでロスのない競馬ができるのはプラス。
△ダノンファラオ
ここ2走は結果がでてないが、先行出来なかったことや差し決着になったことを踏まえると度外視して良さそう。ノーヴァレンダの後ろのポジションを取ることができれば勝ち負け。
△エルデュクラージュ
番手で道中ロスのない競馬ができれば大崩れはなさそうであるが、昨年は上手く乗ったにもかかわらず、ダノンファラオに差されてしまったので頭の妙味はなさそう。
×ミューチャリー
人気馬の中で評価を下げた要因として自身より外枠に先行馬が揃ったことでやや後方からになりそうな点がマイナス要素。
×ヴェルテックス
前走は脚を余してしまったので持続力勝負になる船橋に変わるのはプラス。名古屋グランプリでケイアイパープルを負かしているので、長距離適性の担保もあるが、ポジションはやや後ろからになりそうなので持続力のある先行馬を捉えきれない可能性がある。