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あなたに歓声は聞こえますか?

『あなたに歓声は聞こえますか?』
大人になればなるほど、歓声を浴びる機会は減ってしまうのかな。
学生時代、部活で試合に出たとき、文化祭や体育祭で活躍したとき、受験に挑戦したときなど、歓声を浴びた人は多いはず。
歓声というより、応援のほうがいいか!
まあいいや、両方使います。(笑)

なんでこのテーマにしたのか?

皆さん、現在放送中の「下剋上球児」は観てますか?
(観てない方は、ぜひ!)
俺はこのドラマの第9話を観て泣いた。
監督の言葉に、キャプテンが仲間にかける熱い言葉に、そして何より1つ1つのプレーに沸く歓声に。
感動した。というよりも懐かしさとうらやましさがあった。
小学生時代にフットサルで全国出場を決めたときの歓声、高校時代の大きな応援や歓声、米子北との試合で良いプレーをしたときに上がるどよめき。
俺はそれが大好きだった。
今でもYouTubeで「境高校サッカー」と検索して、自分の試合の歓声を聞き、力をもらっている。
冗談抜きで総体の準決勝でのPK戦は100回以上は観た。

肩を脱臼して手術したときは、なかなか寝れなかった。
その時は毎日のように観て、励まされた。
もう一度、歓声を浴びながら試合に出たいと思った。
それが、大学サッカーをする理由でもあった。
でもそんなに甘い世界ではなかった。
だから、懐かしさとうらやましさを感じ、泣いた。
もう1回、もう1回、応援される人間になりたいと。。。
そんな思いから、決意をするとともにこれを書くことに決めた。

もう一度、歓声を聞きたい。

もう部活を1度終わりにした俺は、サッカーで歓声を聞くことはおそらくない。
でも、歓声を聞くチャンスならいくらでもある。
何かに一生懸命チャレンジしたとき、特技を披露したとき、誰かを助けたとき、誰かを感動させたとき。
人は歓声を浴びる。
もう一度、歓声を聞きたい。

人生をサッカーの試合とする。

今、俺はスタメンに選ばれた。
そして、試合開始の笛を待つ。
この後の試合展開は全く分からない。
1番の理想は、一生懸命プレーして勝つこと。
その時に浴びる歓声はたまらないだろう。
でも、そんなに簡単に勝てるものではない。
どちらかと言えば、苦しい展開になることが多い。
じゃあもし、前半で0-5になったとき、あなたならどうする?
必死に勝つことを目指してボールを追う?
もう無理だと諦める?
どちらを選ぼうとも時間は進む。
そして試合が終わったとき、どんな人に歓声が上がる?
・必死にボールを追いかけて逆転する。
・諦めずやったけど負けた。
・諦めてしまって負けた。
どれに歓声が上がるかなんてわかり切っている。

何が言いたいのか。
それは、「最後まで諦めずにやり切るやつに歓声が上がる」ということ。

今までの俺は何をやるにも中途半端だった。
大好きなサッカーですら、やりきれなかった。
正直、後悔ばかり。

だから、ここで誓う!

最後まで諦めずにやり切るということを。

そして、歓声や応援がもらえる人間になれたら最高だ!

『嫌なことがあった後には、必ず良いことがある』
12月15日、みなさんが幸せでありますように。

今日の1枚

3年 大山合宿 頂上


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