[物理基礎実験]浮力の測定
[実験目的]
浮力を測定する.実験を通して, 長さやバネばかりの読み取り誤差を理解する.
[実験内容]
ビーカー, バネばかり, 直方体の錘, ものさし, ノギスを使用する.
(1) 実験1
錘の寸法を測定して体積から浮力fを計算する. この錘をバネばかりに吊るし, ビーカーの 水につけることで錘に働く浮力Fを測定する.
なお静止流体中に完全に沈んでいる物体に働く浮力fは, 流体の密度をρ,物体の体積をVとするとf=ρgV となる.
今回の実験の場合,実験に用いる水の水温が30.5°Cのため, 流体の密度は0.99565g/cm3とする.
(2) 実験2 錘を変えて,実験1を行う.
(1) 大小異なるアルミとステンレスの試料において浮力を測定し,錘の寸法より考えられる浮力との誤差を考察する.
(2) 測定結果の誤差を精査する.
(3) 浮力を用いた工業製品について言及する.
A4用紙3枚ほどの内容です.
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