タイ国再びロックダウンの情報
ミャンマーとの国境に近いエリアで政府の隔離指示を無視した密出入国者によるCovid持ち込み及び伝播のクラスターが発生し、昨日は500人を超える新規感染者が出ました。
そのほとんどは無症状者です。
日本では未だに無症状者の検査は不要とかいう意味不明の声があるみたいですが、アジアの感染コントロールに成功した国は全て発覚したら即ローラー検査、増えたらロックダウン、減ったところでローラー検査、を繰り返すのが統一した足並みです。
タイや中国の新規感染者数を、そんなわけないだろう嘘だろう!ってずいぶん感情的な人もいますが、感染者が出たら、このようにタイも中国も徹底的に検査して、発信してます。
隠しようのないウイルスなのは中国は特に早々に気付いて舵を切り直しています。
東アジアで唯一足並みの揃ってない日本の状況はご覧の通りです。
3週間前のニュースではたった1人の密帰国者の女性だったのが
海鮮市場の買い物客を介してあっという間に500人です。
タイではこうやって1人から徹底的に無症状感染者も検査をするので、(エリアで区切って全員検査をするアクティブケースファインディングという手法が取られています)
検査を絞りに絞りまくって一日500人の東京とは大きく状況は異なりますが、
バンコクにもすでにコロナは入り込んでいるのは間違い無く、年明けには再びロックダウンの情報もあります。もう二度とロックダウンは嫌だったけれど、それもあるかもしれないと少し広めの家に引っ越してたので、心の準備は初回のロックダウンよりはできています。
率直にいうと私は怖いです。
最近再び日本の医療の最前線の友人や親族も連絡も途絶えがちだし(忙しいと連絡がままならない医療従事者あるある)
また、死ななくても後遺症でまともに働けず介護状態になってしまったら、
子供達だって未知の後遺症に一生苦しめられるようなことになったら。
若者は軽症で死んでなくても
コロナとの関連性は証明しづらいからと政府が全く触れなくても、「友人の友人」から「友人、知人」に話が移行して後遺症の生々しい話が耳に入ってきます。
数の問題ではなく、個々の家庭に起きうるあらゆるインパクトを考えると(例えば中等度の発症で2ヶ月も仕事に就けないような感染症はほかになく、あきらかに風邪ではありません)まずはもらわないようにマスク、手洗い、移動の制限の最大限の手段をとった上で自分は発症せず後遺症にもならないラッキーなDNAであれと祈るしかないなと思います。
トラベルバブルもこの調子だとタイが中等度ハイリスク国入りしてしまいそうなので(日本はあと一歩でハイリスク地域入りしそうです)もう国境が従来通りに開く日はもしかしたらないのかなあとすら思います。
その上でどう生き延びていくのか、各国のリーダーの真価が問われる2021年になりそうですね。
ある意味人同士の戦争よりずっとシビアなウイルス戦ですが、人類の歴史は感染症の戦いとの歴史でもあり、初心に返って防疫について個々の意識を高めていくしかないと思います。
あぁ、ロックダウン嫌だな。
こういう差別的な気持ちを持ってはいけないとは思いつつ、ミャンマー人のナニーメイドさんもしばらく来ていただくのを控えようかしらと思い始めています。
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