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【アド"定期ゲ"ベントカレンダー2024】ケミカルXをぶち込んで自分らしさを演出しよう。

はじめに、この記事について。


初めましての人は初めまして。トモッチという名義で定期ゲーやらAPゲーやらを遊んでいる者です。

今回の記事では最近の自PCを例にアイデアの組み合わせでネタを出すやり方を言語化していきたいと思っています。

拾ったネタにケミカルXをわしづかみ。

まず、僕がアイデアを出す際に大切にしている言葉があります。受け売りですが。
「オリジナルのアイデアは組み合わせから生まれる。」
です。

最初のアイデアは拾い物や好きな既存ネタでも、組み合わせ次第でオリジナリティは出せるわけです。
お砂糖スパイス素敵なものいーっぱいだけだとかわいい女の子ですが、そこにケミカルXを入れる事でパワーパフガールズという未だかつていなかった女の子ができるわけです。

なので僕のキャラ製作は
・ハンドアウトや舞台設定を見てやりたいネタを考える

・そのやりたいネタに別のネタを組み合わせる

・組み合わせによってできたキャラクターの設定を補強してそれっぽい理由付けをする。

というような流れで作る事が多いです。
それでは、実際にそのようにして作られた僕のキャラを見てみましょう。

優角芽々(シマナガサレ)



「優角芽々(やさかどめめ)」です。「シマナガサレ」で動かしました。
画像はピクルーのYSDメーカーを使わせていただきました。可愛いですね。

このキャラクターの最初のコンセプトは「色ボケ幼女サキュバス」です。
ギャグ表現かってくらい見境無いサキュバス。

で、そこでちょっと懸念材料がありまして、あんまりえっちなキャラってちょっと交流の場で動かすにはよろしくないじゃないですか。それに僕えっちなロールできませんし。
なのでお上品な要素を加えて行こうと思ったわけです。
そう思って僕が追加したのが、「一人称わっちの着物お姉さん」「誇り高い大物」です。

その結果どうなったかと言うと、このキャラは「頭の中はピンク色だけど遊郭のトップとしての誇りを持っているが故に理性で自分を縛り付けて良識ある大人として頑張ろうとする一人称わっちの着物幼女お姉さんサキュバス」として仕上がりました。
真面目な大人ムーブもしつつ適度に色ボケになれたので動かしてて楽しかったです。

碁浄砂酉(暗夜迷宮)


公式配布されている素材で作ったキャラクターシートです

「碁浄砂酉(ごじょうさとり)」です。「暗夜迷宮」にて動かしました。
ちなみに名前の由来は五条悟というキャラクターから1文字変えただけです。
これも僕がよくやる手法なのですが、既存の何かから名前のアイデアを借りるけど、キャラ性に特に関連性を持たせない事でパクリにはしてしまわないというやり方です。

さて、話をキャラ設定の方に戻します。
このキャラクターは「二人称が少年のミステリアスな大人のお姉さん」が最初のコンセプトです。僕はこの手のお姉さんキャラが大好きで、いつかやりたいと思っていました。そして、暗夜迷宮の世界観はちょうどいいと思ったのです。

で、そこに加えた要素があります。
「真顔でおもしれ―行動をする人」です。
そして僕の知るそれに該当しそうな既存キャラクターと言えば「桐生一馬(龍が如く)」と「クラウド・ストライフ(FF7)」です。
暗夜迷宮は現代ベースの世界観だし、桐生一馬に寄せてみようか、となりました。

暗夜迷宮のキャラクターは退魔師として戦うキャラクターである必要がありました。
せっかく桐生一馬の要素を加えるんだから、その辺の物振り回してストリートファイトさせたいと思いました。
なので、「手に持ったものを簡易呪具に変え、それを使って怪異に対抗する」という戦闘スタイルにする事にしました。
この要素は「fate」シリーズの「ランスロット(バーサーカー)」から拾ったアイデアでもあります。

こうしてできたのがこの「二人称が少年なのもありミステリアスなお姉さんに見えるが、ミニ四駆とかで遊んだりする多趣味な人物。戦闘では手に持ったものを簡易呪具に変える能力を活かしてストリートファイトする。」というキャラクターです。

そして、このキャラクターコンセプトから戦う理由や性格なども浮かんで来ました。「娯楽にあふれた素晴らしき現代社会を愛しており、それを守るために戦いに身を投じている。変化が苦手な現状維持派。」
この設定がきれいにハマったのもあり、僕にとって動かしやすく楽しいキャラクターとなりました。

終わりに

いかがだったでしょうか。
僕はよその子の設定やキャラコンセプトを聞くのが好きでこの記事を書くに至りましたが、読んだ人にも楽しんでもらえたなら嬉しいです。

「全く新しいアイデアなんてほんの一握り。だいたいは既存のアイデアの新しい組み合わせ方から新しいアイデアが生まれている。」これもある人から教わった好きな言葉です。
ネタ出しに行き詰った時など、この言葉が僕以外の人も助けてくれるのならば幸いです。

それでは、次の方の記事も楽しみにさせていただきますね。
ではでは。

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