無痛分娩の話のはずが、入院を告げられた話 tsunaのきろく#6
tsunaのきろく#6
今回は、妊娠後期(妊娠8ヶ月〜10ヶ月)。
入院を言い渡された日、あと無痛分娩について少し。
10月に入り、妊娠後期に入りました。
お腹もかなり大きくなり、ここにきてようやく日中でも胎動がちゃんと分かるようになりました(逆に言うと、それまで夜寝る時くらいしか、よくわからなかった)。
夫が妊娠・出産に関して無知すぎるのと、出産準備に関心がないので、「私、高血圧だから、突然入院しなさいと言われることもあるんだよ。だから早めに準備しないといけないんだよ」そう、脅すように夫に言っていました。笑
出産準備に関しては、有難いことに実姉・義理姉・友人たちから、たくさん譲ってもらえたので、細々としたものを買い足す程度で良かったです。アカチャンホンポに行き始めたのもこの頃。
10月の中頃、家庭での血圧は120/70台で安定していた期間があり、調子に乗って、観劇やランチ、アフタヌーンティーに行っていました。お陰で2週間で1.3㎏太り、医者に怒られました。増やしてもいいのは2週間で500gだそうです。
ですから、自分を戒めるためにも、会社の同僚にも「血圧が高いから入院にならないように、食事管理気をつけないといけないんです」なんて話していました。
アフタヌーンティールームのアフタヌーンティーセット。モンブラン、さつまいも。秋ですね。大好きです。(そしてこの後怒られたのです)
出産前最後の観劇は、明日海りおさん主演の「マドモアゼルモーツァルト」となりました。
11月に入り。
血圧は相変わらず高いものの、健診では様子見の状態が続いていました。この時の家庭での血圧は130/100前後。尿検査での蛋白はあったりなかったり。
この頃から、なぜか夫は私を外に連れ出し歩かせた方がいいんだとばかりに、私の手を引っ張って歩くようになります。このあと、産院で歩くどころか安静にしないと言われてショックを受けることになります(夫が)。
この日は、産痛緩和外来に夫と行きました。
無痛分娩の話を聞きに行くためです。夫はこの時が初めての産院訪問でした(健診は、コロナの影響で妊婦のみしか受け付けていませんでした)。
無痛分娩に関しては、周りの出産を経験しているひとたち(主に実姉、義理姉、友人)に、無痛分娩を勧められていたこと、無痛の計画分娩ができる病院だったことから、お願いすることにしました。もちろん無痛分娩は麻酔をするので、そのことでのリスクもあるわけですから、それは承知の上です。
この日の病院での血圧、150/110台を記録しています。直前に産院で家の鍵をキーケースごと無くしたと気付いて、冷や汗をかきながら計った血圧です(鍵は無事に見つかりました)。とはいえ、家庭で計る血圧も130/100前後をずっと記録し続けていましたので、どちらにしても問題ありでした。
無痛分娩の話を聞きに行ったのに、
その前に「軽度の妊娠高血圧症」で入院の話となりました。冒頭の夫への脅し(?)が現実となってしまいました。2日後から入院です。仕事で産休に入るその日からの入院となりました。
妊娠高血圧症候群の私は、ただでさえ高い血圧を、分娩の際にさらにあげてしまう可能性があります。
無痛分娩にすることで痛みを和らげ、血圧の上昇を抑えることができるので、血流の悪化を防ぎ、より多くの血液や酸素を赤ちゃんに送ってあげることができます。
無痛分娩の選択はむしろ良かった結果となりました。