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IgA腎症に向き合う。#tsunaの闘病のきろく1


tsunaさんの、闘病きろく1
まずは敵を知ろう。


2023.3月。
腎生検の結果

「IgA腎症」という難病

だと告げられました。

元々その疑いが高いと言われていたこと、友人のお姉さんが同じ病気で治療して改善、似た時期に出産までして、子育てしながら元気に働いていることから、よくある「なんで私が…!?」というように、絶望するようなことは全くありませんでした。

さて、「IgA腎症」とはなにか。
(難病センターの国立のどこかのHPより、どこかの耳鼻科の案内の方がわかりやすい件)

IgA腎症は体の免疫の異常によっておきる腎臓の病気です。
IgAという免疫の物質は、気道や腸などの粘膜でウイルスなどから身を守る働きをします。
この外敵から身を守るIgAが何らかのメカニズムで自分の腎臓を攻撃してしまう病気がこのIgA腎症です。
IgA腎症の予後はあまり良くなく、診断から20年で約半分の方が透析や移植が必要になると言われていました。
実際、日本で透析になる人の10%-20%がこのIgA腎症が原因で透析になっています。
ただし、近年日本から生まれたIgA腎症の治療によって予後が改善することが期待されています。

https://akabanejinzonaika.com/igan

「IgAが本来ヒトを守る働きをしてるんだけど、なぜか異常にたくさん作られちゃって、腎臓を攻撃!で、放っておくと、慢性腎臓病〜透析になっちゃうよっていう病気。」って言う認識です。笑

発見のされ方としては、
①健康診断等で、尿タンパクや尿潜血を指摘されて見つかる。
②風邪をひく等、体調を崩した後に血尿が出て見つかる。


①の場合も「尿検査か〜めんどいしな、来年でまぁいっか」。②の場合でも1・2回くらいじゃ「膀胱炎ですかね。お薬出しておきますねー」って感じで(どちらも私の経験談♡)  
この病気は、あまり目立った症状がなく、重症化してから見つかることが多い病気だそうです。
私の場合は、妊娠して頻繁に尿検査するようになったおかげで、出産を挟んだものの、早くに大学病院にかかり、比較的スムーズに病名確定までたどり着くことができました。

治療としては、
①保存療法…食事制限・生活習慣病の管理(お酒やタバコなど)
②薬物療法…薬によるもの、または手術によるもの。

私の場合は、妊娠中から高血圧(妊娠高血圧症候群) にもなり、食事制限で「1日で塩分制限6g」が言い渡されました。が、まぁ守れず…難しいんだよ!6gって!!…その話はまた別の記事に。笑
薬物療法は、検査後の重病度などによって変わるそうです。

尿検査を甘く見るなかれ。
血尿も続けて出るようなら、大きな病院行きましょう。

そして、
なってしまったモンは仕方ない。
一生の付き合いになりますが、悪くならないように頑張ります。

そういう病気だと思っています。


つづく。

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